2018年04月03日
桜花賞、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
阪神競馬場で行われる桜花賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA桜花賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0408_1/index.html
キャリアの浅い馬が優勢
過去10年の出走馬の通算出走数別成績を調べると、キャリア「4戦以下」の馬が3着内率30.9%と優秀な成績を収めている。一方、「7戦以上」の馬は優勝例がなく、「5、6戦」の馬も3着内率が14.1%にとどまっている。少ないレース数で出走にこぎ着けた馬を高く評価したいところだ。
キャリア4戦以内馬と阪神JF3着以内の馬を選びます。
該当馬
アーモンドアイ
アマルフィコースト
アンコールプリュ
ツヅミモン
デルニエオール
トーセンブレス
フィニフティ
プリモシーン
マウレア
ラッキーライラック
リバティハイツ
リリーノーブル
レッドサクヤ
レッドレグナント
チューリップ賞組が優勢
過去10年の3着以内馬30頭中17頭は、前走が「チューリップ賞」だった。「チューリップ賞」組は3着内率38.6%と好走率が優秀な水準に達している。今年もまずは前走でチューリップ賞に出走していた馬に注目したいところだ。
なお、前走が「チューリップ賞」以外のレースだった馬のうち、そのレースでの着順が「4着以下」だった馬は3着内率1.8%と苦戦している。また、「2着」組と「3着」組も、3着内率が10%未満にとどまっている。前走が「チューリップ賞」以外のレースで、そのレースで2着以下に敗れていた馬は、上位争いに食い込む可能性が低いと見ておきたい。
前走チューリップ賞組とその他前走勝馬を選びます。
該当馬
アーモンドアイ2
サヤカチャン
シグナライズ
スカーレットカラー
ハーレムライン
プリモシーン2
マウレア2
ラッキーライラック2
リバティハイツ2
リリーノーブル2
レッドサクヤ2
東京、京都、阪神のレースに実績のある馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、「東京、京都、阪神競馬場で行われたオープンクラスのレース」で連対経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率が6.3%にとどまっているうえ、2011年以降の過去7年に限れば〔0・0・0・54〕(3着内率0%)と上位に食い込めていない。中山を除く“4大場”のレースに実績がある馬を重視したいところだ。
なお、過去5年の3着以内馬15頭は、いずれも「東京、京都、阪神競馬場で行われたオープンクラスのレース」において、4コーナーを5番手以降で通過して連対した経験がある馬だった。「東京、京都、阪神競馬場で行われたオープンクラスのレース」で連対経験がある馬であっても、先行策でしか好走したことがない馬は評価を下げるべきかもしれない。
東京、京都、阪神オープン連対馬と、同コースオープンで4コーナーを5番手以降で通過していた馬を選びます。
該当馬
アーモンドアイ3
アンコールプリュ2
コーディエライト
サヤカチャン2
ツヅミモン2
フィニフティ2
マウレア3
モルトアレグロ
ラッキーライラック3
ラブカンプー
リバティハイツ3
リリーノーブル3
レッドサクヤ3
近年は重賞以外のレースで敗れたことのある馬が苦戦
過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、JRAの重賞以外のレースで2着以下に敗れた経験のない馬だった。一方、その経験があった馬は3着内率5.3%と苦戦している。近年の傾向を重視するならば、重賞以外のレースで敗れたことのある馬は評価を下げるべきだろう。
該当馬
アマルフィコースト2
アンコールプリュ3
ツヅミモン3
フィニフティ3
ラッキーライラック4
リリーノーブル4
過去5年の優勝馬は新馬と重賞しか走っていない馬ばかり
過去5年の優勝馬5頭は、いずれもJRAの重賞以外のレースで敗れたことがなく、JRAの重賞以外での通算戦績が1戦1勝(デビュー戦の新馬)、すなわち新馬と重賞以外のレースには出走した経験すらなかった馬だ。デビュー戦を制し、その後は重賞だけに出走していた馬がいたら、ぜひ注目してみたい。
該当馬
ツヅミモン4
トーセンブレス2
フィニフティ4
マウレア4
ラッキーライラック5
リリーノーブル5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ラッキーライラック
リリーノーブル
ラッキーライラックはデータ通りキャリア4戦で新馬勝ち以外はすべて重賞。桜花賞と同条件の阪神JF、チューリップ賞を連勝しており、しかも無敗で完璧な成績。
前走は好位から正攻法の競馬で阪神JF2、3着馬をさらに引き離して快勝。勝負付けが済んだように思われますが、個人的には少頭数ゆえに先行できたので、前走よりは差はつまると予想。
ですが折り合いに苦労したリリーノーブルに比べると折り合っていたので本当に弱点はありません。個人的には馬券妙味がないので対抗以下にしますが、当然上位争いはできます。
リリーノーブルもデータ上はラッキーライラックとともに全て該当。阪神JFで3/4差だったものを前走チューリップ賞では2馬身差離されてしまい、なおかつ道中折り合い面で難しさを見せており一見差がついているように見えますが、本番はペースが流れると思いますので、折り合いは気にしなくても大丈夫かもしれません。
ラッキーライラックの成績が完璧で世間では同馬と前走2着マウレアとは勝負付けが済んだという見方になると思いますが、個人的には騎手のG1実績を考えると、石橋騎手より同馬騎乗の川田騎手の方が経験もあり、馬券妙味も上がると思うので、今回は同馬に注目しています。
阪神競馬場で行われる桜花賞。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRA桜花賞、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0408_1/index.html
キャリアの浅い馬が優勢
過去10年の出走馬の通算出走数別成績を調べると、キャリア「4戦以下」の馬が3着内率30.9%と優秀な成績を収めている。一方、「7戦以上」の馬は優勝例がなく、「5、6戦」の馬も3着内率が14.1%にとどまっている。少ないレース数で出走にこぎ着けた馬を高く評価したいところだ。
キャリア4戦以内馬と阪神JF3着以内の馬を選びます。
該当馬
アーモンドアイ
アマルフィコースト
アンコールプリュ
ツヅミモン
デルニエオール
トーセンブレス
フィニフティ
プリモシーン
マウレア
ラッキーライラック
リバティハイツ
リリーノーブル
レッドサクヤ
レッドレグナント
チューリップ賞組が優勢
過去10年の3着以内馬30頭中17頭は、前走が「チューリップ賞」だった。「チューリップ賞」組は3着内率38.6%と好走率が優秀な水準に達している。今年もまずは前走でチューリップ賞に出走していた馬に注目したいところだ。
なお、前走が「チューリップ賞」以外のレースだった馬のうち、そのレースでの着順が「4着以下」だった馬は3着内率1.8%と苦戦している。また、「2着」組と「3着」組も、3着内率が10%未満にとどまっている。前走が「チューリップ賞」以外のレースで、そのレースで2着以下に敗れていた馬は、上位争いに食い込む可能性が低いと見ておきたい。
前走チューリップ賞組とその他前走勝馬を選びます。
該当馬
アーモンドアイ2
サヤカチャン
シグナライズ
スカーレットカラー
ハーレムライン
プリモシーン2
マウレア2
ラッキーライラック2
リバティハイツ2
リリーノーブル2
レッドサクヤ2
東京、京都、阪神のレースに実績のある馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、「東京、京都、阪神競馬場で行われたオープンクラスのレース」で連対経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率が6.3%にとどまっているうえ、2011年以降の過去7年に限れば〔0・0・0・54〕(3着内率0%)と上位に食い込めていない。中山を除く“4大場”のレースに実績がある馬を重視したいところだ。
なお、過去5年の3着以内馬15頭は、いずれも「東京、京都、阪神競馬場で行われたオープンクラスのレース」において、4コーナーを5番手以降で通過して連対した経験がある馬だった。「東京、京都、阪神競馬場で行われたオープンクラスのレース」で連対経験がある馬であっても、先行策でしか好走したことがない馬は評価を下げるべきかもしれない。
東京、京都、阪神オープン連対馬と、同コースオープンで4コーナーを5番手以降で通過していた馬を選びます。
該当馬
アーモンドアイ3
アンコールプリュ2
コーディエライト
サヤカチャン2
ツヅミモン2
フィニフティ2
マウレア3
モルトアレグロ
ラッキーライラック3
ラブカンプー
リバティハイツ3
リリーノーブル3
レッドサクヤ3
近年は重賞以外のレースで敗れたことのある馬が苦戦
過去5年の3着以内馬15頭中12頭は、JRAの重賞以外のレースで2着以下に敗れた経験のない馬だった。一方、その経験があった馬は3着内率5.3%と苦戦している。近年の傾向を重視するならば、重賞以外のレースで敗れたことのある馬は評価を下げるべきだろう。
該当馬
アマルフィコースト2
アンコールプリュ3
ツヅミモン3
フィニフティ3
ラッキーライラック4
リリーノーブル4
過去5年の優勝馬は新馬と重賞しか走っていない馬ばかり
過去5年の優勝馬5頭は、いずれもJRAの重賞以外のレースで敗れたことがなく、JRAの重賞以外での通算戦績が1戦1勝(デビュー戦の新馬)、すなわち新馬と重賞以外のレースには出走した経験すらなかった馬だ。デビュー戦を制し、その後は重賞だけに出走していた馬がいたら、ぜひ注目してみたい。
該当馬
ツヅミモン4
トーセンブレス2
フィニフティ4
マウレア4
ラッキーライラック5
リリーノーブル5
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
ラッキーライラック
リリーノーブル
ラッキーライラックはデータ通りキャリア4戦で新馬勝ち以外はすべて重賞。桜花賞と同条件の阪神JF、チューリップ賞を連勝しており、しかも無敗で完璧な成績。
前走は好位から正攻法の競馬で阪神JF2、3着馬をさらに引き離して快勝。勝負付けが済んだように思われますが、個人的には少頭数ゆえに先行できたので、前走よりは差はつまると予想。
ですが折り合いに苦労したリリーノーブルに比べると折り合っていたので本当に弱点はありません。個人的には馬券妙味がないので対抗以下にしますが、当然上位争いはできます。
リリーノーブルもデータ上はラッキーライラックとともに全て該当。阪神JFで3/4差だったものを前走チューリップ賞では2馬身差離されてしまい、なおかつ道中折り合い面で難しさを見せており一見差がついているように見えますが、本番はペースが流れると思いますので、折り合いは気にしなくても大丈夫かもしれません。
ラッキーライラックの成績が完璧で世間では同馬と前走2着マウレアとは勝負付けが済んだという見方になると思いますが、個人的には騎手のG1実績を考えると、石橋騎手より同馬騎乗の川田騎手の方が経験もあり、馬券妙味も上がると思うので、今回は同馬に注目しています。
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