2018年03月06日
フィリーズレビュー、データ分析
日刊スポーツ《公式》競馬サイト「極ウマ・プレミアム」
阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRAフィリーズレビュー、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0311_1/index.html
過去の好走例をチェック
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、「4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた500万下から上のクラスの芝のレース」で3着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.4%と苦戦している。ローカル場(札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉)のレース、ダートのレース、新馬や未勝利のレース、または地方競馬でしか3着以内に入ったことがない馬は評価を下げたい。
該当馬
アマルフィコースト
アルモニカ
アンヴァル
イサチルルンルン
キャッチミーアップ
コーディエライト
シグナライズ
デルニエオール
ナディア
ビリーバー
マドモアゼル
ミトノレインボー
メイショウコゴミ
モルトアレグロ
ラテュロス
ラブカンプー
リバティハイツ
レッドシャーロット
レッドレグナント
前走がGTだった馬と前走好走馬が中心
過去10年の出走馬の前走の条件別成績を調べると、前走が「JRAのGT」だった馬が3着内率37.0%と優秀な成績を収めている。阪神ジュベナイルフィリーズなど、JRAのGTから直行してきた馬は高く評価すべきだろう。
なお、前走が「JRAのGT以外」のレースだった馬のうち、そのレースでの着順が6着以下だった馬は43頭いたものの、2010年1着のサウンドバリアーを除き全て4着以下に敗れている。前走がJRAのGTでなかったにもかかわらず「6着以下」に敗れていた馬は、今回も苦戦する可能性が高いようだ。
前走G1とG1以外で5着以内の馬を選びます。
該当馬
アマルフィコースト2
アリア
アルモニカ2
アンコールプリュ
アンヴァル2
イサチルルンルン2
キープシークレット
ギンコイエレジー
クリノフラッシュ
コーディエライト2
ダンシングチコ
デルニエオール2
トロワゼトワル
ナディア2
マドモアゼル2
メイショウコゴミ2
モルトアレグロ2
ラブカンプー2
リバティハイツ2
レッドレグナント2
前走が「1400メートル未満」のレースだった馬は3着以内なし
過去10年の出走馬の前走の距離別成績を調べると、前走が「1400メートル未満」だった馬は3着以内に入っていない。たとえ実績上位であっても、1400メートル未満のレースを経由してきた馬は苦戦必至と見ておきたい。
ここでは前走1400m以上の馬を選びます。
該当馬
アマルフィコースト3
アリア2
アルモニカ3
アンコールプリュ2
イサチルルンルン3
キャッチミーアップ2
キープシークレット2
ギンコイエレジー2
クリノフラッシュ2
コーディエライト3
シグナライズ2
ダンシングチコ2
デルニエオール3
トロワゼトワル2
ナディア3
ビリーバー2
マドモアゼル3
ミトノレインボー2
メイショウコゴミ3
モルトアレグロ3
ラテュロス2
リバティハイツ3
レッドレグナント3
近年は重賞での実績に加え、前走の条件と着順がポイント
2011年以降過去7年の3着以内馬21頭中11頭は、「4大場の重賞」で5着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率が34.4%に達している。4大場の重賞で好走したことがある馬は高く評価すべきだろう。
なお、「4大場の重賞」で5着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走が「4大場の芝1400メートル以上のレースで5着以内」だった馬の3着内率が30.8%に達しているのに対し、それ以外の馬は優勝例がなく、3着内率は3.3%にとどまっている。2010年以前はこの条件に該当していない馬の好走例も少なくなかったが、近年の傾向を重視するならば、重賞での実績や、前走の条件と着順をひと通り確認しておきたいところだ。
4大場の重賞5着以内馬と、それ以外で前走4大場の芝1400m以上5着以内馬を選びます。
該当馬
アマルフィコースト4
アルモニカ4
イサチルルンルン4
クリノフラッシュ3
コーディエライト4
ダンシングチコ3
デルニエオール4
トロワゼトワル3
モルトアレグロ4
ラテュロス3
リバティハイツ4
レッドレグナント4
前走の4コーナーの通過順にも注目
過去7年の優勝馬7頭は、いずれも前走の4コーナーの通過順が7番手以内だった。先行力があまり高くない馬は評価を下げたい。なお、この7頭は「4大場の500万下から上のクラスの芝のレース」において3着以内に入った経験があった点、前走の距離が1400メートル以上だった点も共通している。
該当馬
アリア3
アルモニカ5
アンヴァル3
キープシークレット3
ギンコイエレジー2
クリノフラッシュ4
コーディエライト5
シグナライズ3
ダンシングチコ4
デルニエオール5
トロワゼトワル4
ビリーバー3
マドモアゼル4
メイショウコゴミ4
モルトアレグロ5
ラテュロス4
ラブカンプー3
レッドレグナント5
該当馬が多いので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。上記4つ以上該当した馬を中心にしぼっていきます。
・キャリア4〜6戦の馬
該当馬
イサチルルンルン5
クリノフラッシュ5
コーディエライト6
ダンシングチコ5
トロワゼトワル5
マドモアゼル5
メイショウコゴミ5
モルトアレグロ6
ラテュロス5
・前走2着馬に「0秒1〜0秒3」の差
該当馬
アルモニカ5
イサチルルンルン6
クリノフラッシュ6
デルニエオール6
モルトアレグロ7
レッドレグナント6
・デビュー勝ち
該当馬
アマルフィコースト5
アルモニカ6
デルニエオール7
トロワゼトワル6
メイショウコゴミ6
モルトアレグロ8
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
モルトアレグロ
モルトアレグロは函館ダートでデビューも、2戦目は芝のすずらん賞で2着。芝1400mは2戦2勝と距離も問題ありませんし、関東馬ながら前走京都に遠征しており輸送も経験済み。人気になりそうですが、データからの後押しもあり注目です。
阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー。JRAのデータ分析も見ながら有力馬をピックアップしていきたいと思います。※枠順やオッズなどレース当日に発表されるのデータがある場合、発表前なので割愛します。
参照・JRAフィリーズレビュー、データ分析
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/0311_1/index.html
過去の好走例をチェック
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、「4大場(東京、中山、京都、阪神)で行われた500万下から上のクラスの芝のレース」で3着以内に入った経験のある馬だった。一方、この経験がなかった馬は3着内率5.4%と苦戦している。ローカル場(札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉)のレース、ダートのレース、新馬や未勝利のレース、または地方競馬でしか3着以内に入ったことがない馬は評価を下げたい。
該当馬
アマルフィコースト
アルモニカ
アンヴァル
イサチルルンルン
キャッチミーアップ
コーディエライト
シグナライズ
デルニエオール
ナディア
ビリーバー
マドモアゼル
ミトノレインボー
メイショウコゴミ
モルトアレグロ
ラテュロス
ラブカンプー
リバティハイツ
レッドシャーロット
レッドレグナント
前走がGTだった馬と前走好走馬が中心
過去10年の出走馬の前走の条件別成績を調べると、前走が「JRAのGT」だった馬が3着内率37.0%と優秀な成績を収めている。阪神ジュベナイルフィリーズなど、JRAのGTから直行してきた馬は高く評価すべきだろう。
なお、前走が「JRAのGT以外」のレースだった馬のうち、そのレースでの着順が6着以下だった馬は43頭いたものの、2010年1着のサウンドバリアーを除き全て4着以下に敗れている。前走がJRAのGTでなかったにもかかわらず「6着以下」に敗れていた馬は、今回も苦戦する可能性が高いようだ。
前走G1とG1以外で5着以内の馬を選びます。
該当馬
アマルフィコースト2
アリア
アルモニカ2
アンコールプリュ
アンヴァル2
イサチルルンルン2
キープシークレット
ギンコイエレジー
クリノフラッシュ
コーディエライト2
ダンシングチコ
デルニエオール2
トロワゼトワル
ナディア2
マドモアゼル2
メイショウコゴミ2
モルトアレグロ2
ラブカンプー2
リバティハイツ2
レッドレグナント2
前走が「1400メートル未満」のレースだった馬は3着以内なし
過去10年の出走馬の前走の距離別成績を調べると、前走が「1400メートル未満」だった馬は3着以内に入っていない。たとえ実績上位であっても、1400メートル未満のレースを経由してきた馬は苦戦必至と見ておきたい。
ここでは前走1400m以上の馬を選びます。
該当馬
アマルフィコースト3
アリア2
アルモニカ3
アンコールプリュ2
イサチルルンルン3
キャッチミーアップ2
キープシークレット2
ギンコイエレジー2
クリノフラッシュ2
コーディエライト3
シグナライズ2
ダンシングチコ2
デルニエオール3
トロワゼトワル2
ナディア3
ビリーバー2
マドモアゼル3
ミトノレインボー2
メイショウコゴミ3
モルトアレグロ3
ラテュロス2
リバティハイツ3
レッドレグナント3
近年は重賞での実績に加え、前走の条件と着順がポイント
2011年以降過去7年の3着以内馬21頭中11頭は、「4大場の重賞」で5着以内に入った経験がある馬だった。該当馬は3着内率が34.4%に達している。4大場の重賞で好走したことがある馬は高く評価すべきだろう。
なお、「4大場の重賞」で5着以内に入った経験がなかった馬のうち、前走が「4大場の芝1400メートル以上のレースで5着以内」だった馬の3着内率が30.8%に達しているのに対し、それ以外の馬は優勝例がなく、3着内率は3.3%にとどまっている。2010年以前はこの条件に該当していない馬の好走例も少なくなかったが、近年の傾向を重視するならば、重賞での実績や、前走の条件と着順をひと通り確認しておきたいところだ。
4大場の重賞5着以内馬と、それ以外で前走4大場の芝1400m以上5着以内馬を選びます。
該当馬
アマルフィコースト4
アルモニカ4
イサチルルンルン4
クリノフラッシュ3
コーディエライト4
ダンシングチコ3
デルニエオール4
トロワゼトワル3
モルトアレグロ4
ラテュロス3
リバティハイツ4
レッドレグナント4
前走の4コーナーの通過順にも注目
過去7年の優勝馬7頭は、いずれも前走の4コーナーの通過順が7番手以内だった。先行力があまり高くない馬は評価を下げたい。なお、この7頭は「4大場の500万下から上のクラスの芝のレース」において3着以内に入った経験があった点、前走の距離が1400メートル以上だった点も共通している。
該当馬
アリア3
アルモニカ5
アンヴァル3
キープシークレット3
ギンコイエレジー2
クリノフラッシュ4
コーディエライト5
シグナライズ3
ダンシングチコ4
デルニエオール5
トロワゼトワル4
ビリーバー3
マドモアゼル4
メイショウコゴミ4
モルトアレグロ5
ラテュロス4
ラブカンプー3
レッドレグナント5
該当馬が多いので、昨年のデータを参考にさらにしぼっていきます。上記4つ以上該当した馬を中心にしぼっていきます。
・キャリア4〜6戦の馬
該当馬
イサチルルンルン5
クリノフラッシュ5
コーディエライト6
ダンシングチコ5
トロワゼトワル5
マドモアゼル5
メイショウコゴミ5
モルトアレグロ6
ラテュロス5
・前走2着馬に「0秒1〜0秒3」の差
該当馬
アルモニカ5
イサチルルンルン6
クリノフラッシュ6
デルニエオール6
モルトアレグロ7
レッドレグナント6
・デビュー勝ち
該当馬
アマルフィコースト5
アルモニカ6
デルニエオール7
トロワゼトワル6
メイショウコゴミ6
モルトアレグロ8
以上をふまえてピックアップした有力馬はこちら
モルトアレグロ
モルトアレグロは函館ダートでデビューも、2戦目は芝のすずらん賞で2着。芝1400mは2戦2勝と距離も問題ありませんし、関東馬ながら前走京都に遠征しており輸送も経験済み。人気になりそうですが、データからの後押しもあり注目です。
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