2015年04月02日
困った時のアドラー心理学
アドラーの心理学についてははじめて知ったのですが、これが実に興味深いです。最近はいろんな事件がまたありましたので、それらもヒントに自分なりの解釈して行きます。
自分については勿論、友人、恋人、夫婦、親子などなど、実際にあった出来事を基に、こんな時どうすればいいのか、というヒントや解決法がいっぱいです。
また、興味深いところを幾つか紹介しますね(笑)。
自分の個性を生かすなど、他の人と違う事をするにはいろんな意味で、それなりの心構えが必要みたいですね。
勤め先の上司はいい人なのに、意地悪な同僚がいて困っている、という話では、「親も上司も間違うことがある」と書いてあります。そこを読んで思わず、「どんな偉い人でも人間なんだしそんなの当たり前じゃん」といいました。
著者によりますと、中の悪い1人や2人の同僚のために、他のいい人と関係を断つのは残念な事だとか。つまり、どんな会社でも、ウマの合わない人は、必ず1人はいるって事ですね。
上司が感情的で困っている、という話もあります。
いわゆる支配欲が強い上司でしょうか。
もっとすごいケースでは、部下をスタンガンで気絶させた、という上司もいましたね。
彼が嫉妬深くて私の自由を奪う、というところは自分もかなり興味があります。
母の介護で忙しいというのに、頻繁にメールが来て何をしているのか、きいたりするとか。
それにはこのような答えがあります。相手が他の人と話しただけでも嫉妬する人はいます。意外ですが、嫉妬と愛は何も関係ないんですよ。中には、嫉妬されないと相手が自分に関心を持っていないと思う人がいますが、そんな人でも、常に監視されたり、今何しているかと頻繁にきかれると、さすがに嫌になるとか。そりゃそうですよね。
できるば、いつも目の前にいてほしい、そうすれば他の人に関心を移すことはない。と、考える人は。自信がない人なんですって!そして、いつか恋のライバルが現れるかもしれない、と思っているそうで。
こんな人は将来ストーカーになる可能性が大きいですね。
こんなケースもあります。
クラスの中に一人乱暴な子どもがいて、その子が誰かれかまわずクラスの子供をいじめるというのです。
(中略)子どもが自分では問題の解決に向けて動いていないのに、親が学校へ行きいじめる子どもの家へ行って謝罪を求めるというようなことをすれば、子どもは自分は何もしなくてもまわりが動いてくれるということを学んでしまいます。
いざとなったら親は出て行く準備を一方でしつつ、子どもの代わりに動かずに、どうすればいいかを一緒に考えることをお勧めします。
「ドラえもん」のジャイアンのような感じのであれば、それで済むのでしょうが、多摩川の河川敷で起きた殺人事件のような場合、残念ながらこの方法は通用しないと思われます。あの事件はジャイアンどころではありません。もし、我々大人が何か少しでも気づいてあげられたら、あの事件は防げたかもしれません。
心理学の本ですが、どこか哲学的でもありますね。
そして、ぜひ覚えてほしいのが、63Pに書いてある、本当は誰もが生きているということで他の人の役に立っています、という言葉です。
人づきあいが苦手な方にもおススメです。
そんな事よりも、今の若い人はすぐに会社をやめてしまうのでしょうか。
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