札幌市都市局市街地整備開発指導課で係長として勤務する56歳の技術職員が、残業通勤手当の不正受給や職場パソコンの私的利用等で、2023年12月7日付で免職の懲戒処分となりました
札幌市都市局市街地整備開発指導課の係長は、2018年4月から2023年4月までの間に、時間外勤務を偽って過大に請求する手口で、時間外手当(約653時間分 約213万円)を不正に受給していました。
この他にも、2018年4月から2023年9月までの間に、通勤経路を実際より過大に申告して、通勤手当(約35万円)を不正に受給しました。
札幌市都市局市街地整備開発指導課の係長は他にも、2017年4月頃から勤務中に不適切な出会い系サイトの閲覧をしていたということです。
この係長は、部下を指導することもなく、業務に関する事を学ばないなど勤務態度にも問題があり、度々上司から指導されていました。
係長は2023年4月から別の部署に異動となり、同僚の職員や上司が時間外勤務について不審に思ったことで調べたところ、不正が発覚しました。
札幌市は、不正に気が付かなかった前の所属部署の上司らも、減給1か月の懲戒処分や文書による厳重注意の内部処分としました。
札幌市都市局市街地整備開発指導課の係長コメント
「金銭的な余裕が欲しかった」
札幌市の中村範仁 都市局長コメント
「公務員として法令を順守する立場にありながら、不正に時間外勤務手当を受給するなど重大な非行により、市民の皆さまの信頼を損ねたことに心より深くお詫び申し上げます。」
「今後はこのような事故が起きないよう職員への指導を徹底し、市民の皆さまの信頼回復に努めてまいります。」
札幌市のコメント
「係長に不正受給した金額の返還を求める」
「係長に退職金は支給されません」
「刑事告訴も検討しています」
公務員による公金の中抜き(横領)が、全国的に横行しているようです
このシステムを残して増税しても、より多くの公金が吸われ続けるだけです
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