茨城県警水戸署の留置場で、傷害の容疑で起訴された後も勾留されていた男性被留置者が急死しました
茨城県警水戸署の留置場で勾留されていた男性は2023年10月28日午後8時頃に、胸部通を訴えたため救急搬送されましたが、医療機関の検査の結果は所見なしとして、搬送からおよそ3時間後の午後11時頃に留置施設に戻されました。
その後も男性の体調が回復しなかったため、再び救急搬送されましたが、搬送先の病院で死亡しました。
茨城県警水戸警察署のコメント
「10月中旬に実施された健康診断では異常は見られなかった」
「健康診断を受けさせていたり、救急車を手配したりしていることから適切な対応だった」
「亡くなった方のご冥福をお祈りします」
手錠をはめられた状態で診察を受けても、医師も人間ですから「詐病だろ」という疑念を持つことがあります
被留置者は、通常とは異なる診察対応になる可能性があるという事です
そして、症状に合わせて病院を選んでいるのではなく、各留置場とズブズブの病院に搬送されることもあります
医療行為が必要で、急性疾患の可能性がある国民を勾留したのは問題です
結果論ですが、国民が医療機関ではなく留置施設で死亡しているのですから、勾留は適切ではなかったという事になります
留置責任者と勾留を決めた裁判所の責任が問われるべきです
救急車を手配したから適切とするのはお門違いです
茨城県警水戸警察署では、「国民が留置場で死んでも救急車を呼ぶだけで許される」とでも考えているのでしょうか
起訴された後も、豚箱(留置場)で勾留を続けるのは人権問題です
本人に留置場に残る希望があれば別ですが、基本的には速やかに拘置所へ移送するべきです
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