千葉県警船橋署留置管理課に所属する54歳の男性警部補が、勾留中の女性に抱きつくなどしたとして、特別公務員暴行陵虐の容疑で書類送検されました
千葉県警船橋署留置管理課の警部補は、2023年11月上旬頃に船橋署留置施設内で、勾留中の女性に抱きつくなどして、同年12月13日には護送中の車内で同じ女性の手を握った疑いがもたれています。
船橋署留置管理課の警部補は留置管理施設内でも、女性が居室外のロッカーに着衣をしまう際に、後ろから抱きついたということです。
いずれの犯行も、船橋署の署員が複数人で業務を行っている最中に行われましたが、気付いた署員はいませんでした。
この事件は2024年1月下旬に、勾留中の女性が留置業務の担当官に申告したことで発覚しました。
千葉県警は、この警部補を減給6カ月(100分の10)の懲戒処分としました。
この警部補は2024年2月に、本部警務課に異動になっていましたが、事件発覚で依願退職しました。
千葉県警船橋署留置管理課の警部補コメント
「このような行為を行い、関係者や警察組織に申し訳ない気持ちでいっぱい。職を辞して責任を取る」
千葉県警監察官室の高原清久首席監察官コメント
「被留置者の適切な処遇を行うべき警察官が、このような行為に及んだことは警察業務の信頼を損なうもので誠に遺憾。」
「被害者と県民に深くおわび申し上げる」
犯行当時の上司にも処分が求められます
犯行に気が付かないような人間には、警察官の職は適材ではないのではないでしょう
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