島根県雲南市の市民環境部で管理職として勤務する男性職員が、運転免許失効中に公用車を1年以上にわたって運転していたとして、2023年5月16日付で減給1か月(10分の1)の懲戒処分となりました
島根県雲南市職員は2022年末に自宅で免許証を確認した際に、1年2か月前(202110月25日)に運転免許証の有効期間が切れていたことに気付きました。
免許失効に気付いた市職員が、警察署に届け出て免許証の再取得の手続きを取りましたが、それまでの間に公用車を計29回にわたり運転しており、通勤や私生活でも自家用車を運転したということです。
島根県雲南市は、所属長を文書訓告の内部処分としました。
島根県雲南市では、運転免許証のチェック体制を既に構築していました。
職員の異動に合わせて、各部署で台帳を作りチェックしていましたが、今後は毎年度初めに全職員の免許証を確認して再発防止を図る方針です。
島根県雲南市のコメント
「地方公務員としての信用を傷付けたとして懲戒処分を決めた」
「免許証の失効に関する処分基準がなく、県内外の自治体の類例を調べるのに手間取り、5か月後の処分になった。」
チェック体制がありながらも、1年以上にわたって運転免許失効が起きてしまう
お役所仕事の典型例でしょう
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