2017年08月17日
「病は気から」はホントウに本当だった!
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昔から、病気は気分次第だからしっかりしなさいと言われたものです。特に、ストレスが続くと体に悪い影響をすることは、自分の経験からも判っていました。
但し、医学的な説明は、ストレスが自律神経に影響して、自律神経が正常に働かなくなるために病気につながるというような説明でした。この説明でも、そうなのかと納得はしていましたが、ちょっと曖昧でした。
ところが、「ストレス起因の胃腸病や突然死のメカニズムが解明された」という報告がありました。これは、北大の村上正晃教授のチームが解明したもので、今月15日付けのオンライン科学誌(イーライフ)に発表されたものです。
その研究は、マウスを使って行ったものですが、次のようなものです。
1. @睡眠不足状態にして慢性的なストレスを受けたマウスのグループに、A自分の免疫細胞を攻撃するような悪い免疫細胞を(血管に)投与すると、約1週間で7割程のマウスが突然死してしまいました。
ところが、
2. @のマウス(ストレスを与えたマウス)に、Aを投与(悪い免疫細胞)しないマウスの場合は、突然死は発生しませんでした。
3. ストレスを与えないマウスのグループに、Aを投与したマウスでも突然死は発生しませんでした。
次に、突然死をしたマウスの死因を調べた結果、脳内の特定の血管にわずかな炎症が見られました。さらに調査を進めた結果、脳内血管の炎症は、(A自分の免疫細胞を攻撃するような悪い免疫細胞)によって引き起こされていることが判ったというのです。
これは、Aの悪い免疫細胞によって、脳が攻撃されたことによって、脳内に異常な神経回路が形成されてしまうために胃腸や心臓に不調をもたらすことで、7割のマウスに突然死を発生させたということです。
このことが何を意味しているかというと
ストレスを与えただけのマウスや、Aの悪い免疫細胞だけを投与(ストレスなし)したマウスでは突然死は発生していないため「ストレスがあると病気にかかり易いというメカニズム」が医学的に確認されたのです。
このことから、過剰なストレスは身体を守っている正常な免疫力の低下を引き起こしてしまうということがはっきりと確認されたのです。これで、最近問題になっている過労死なども医学的・科学的に説明されることになると思います。
昔の人は、何事もほどほどが良いと言っていましたが、ストレスを溜め込まないためには必須だったのです。皆さん、暴飲暴食は慎みましょう。(すみません、これは自分への戒めでした!)
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