アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年08月05日

セミは大切な夏の友人

 子供の頃から、夏は好きでしたが、最近の暑さにはうんざりします。晴れている日に道路を歩くなどすると、皮膚にささるような痛みさえ感じてしまいます。

こんなに暑くても、セミは毎日いっせいに鳴いてくれます。夕方になるとうるさいと思う時もありますが、我が家の小さな庭にも、多くのセミがやってきて、大合唱をしてくれます。

私は昆虫好きで、セミも大好きです。

梅雨時から鳴き始める小さな「ニイニイゼミ」、セミの鳴き声にしてはちょっと物足りないと感じてしまう「チッチゼミ」、じりじりと暑い日に似合っている「アブラゼミ」、最もセミらしい鳴き声の「ミンミンゼミ」、子供の頃にかごに入れて鳴いているところをじっくり見てみたかった「ツクツクボウシ」、そして夕暮れ時に、カナカナカナと、もの悲しくなるように鳴く「ヒグラシ」等が、私が住んでいる地域のポピュラーなセミ達です。

この中で「ヒグラシ」の鳴き声は、夏休みが残り少なくなって、まだ宿題が山のように残っている光景までも思い出させてくれます。

セミは、小学校の時から大人気で、そこら中にいるセミは頻繁に捕まえました。

当時の先生や大人達からは、セミは土の中に7年間もいて、穴からでてくると1週間の寿命だから、セミを捕まえたら、直ぐに逃がしてやりなさいと言われたものです。

そのため、その当時の子供たちは、捕まえてかごに入れますが、夕方までには逃がしていました。

セミは素手でも捕まえられましたが、竹の棒の先に丸い針金などを取り付けて、そこに蜘蛛の巣を何重にも重ねたものを作って、市販されている捕獲網の代わりに使いました。

蜘蛛の巣は粘つくため、それを木や電柱にとまっているセミに近づけて貼り付けて捕まえるのです。この方法で、5割ぐらいの確率で捕獲できました。

セミは、子供達の良い遊び友達だったと思います。
ところが、先日の夜には少し驚かされました。

夜の9時から10時頃にドアフォンも鳴らさないで、家のドアをノックするような音が数回聞こえました。
ドアを開けると「アブラゼミ」がドアの脇でばたばたしていました。

毎年、夏になるとやってきてくれる「セミ」は、何故か、せつなさを感じさせてくれる大切な夏の友人です。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5309032
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

私は定年退職して自由な時間を過ごしています。妻からは、細かいことを言い過ぎと言われます。このためできるだけ趣味を増やして、これからの人生を夫婦仲良く過ごせるように努力している最中です。
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。