犬と暮らすために

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１０月３１日のハロウィン
日本ではゾンビが街を歩き回る仮装祭りみたいなことになっているけど。。。

自分もハロウィンは大好き。
仮装して堂々と街中を歩ける等この日くらいだ。
自分たちはゾンビというよりお笑い系？かな（笑）
欽ちゃんの仮装大賞的な楽しみ方だ。
自分がハロウィンの仮装を楽しめるようになったのは
パグと暮らすようになってから！
そう！タイニーとの〜まんに出会って
新しい世界が広がった♪

タイニーとの〜まんの衣装を作って
ついでに自分も仮装して
みんなで街へ繰り出し
「犬も仮装してる〜かわいい〜！！」
と言ってもらい写メを撮ってもらい
日本中の人が彼らの写真を持っている！！くらいの
人気者になればいいなーなどと
わくわくしながら散歩するのが
めっちゃ楽しかった☆

今でも、の〜まんとタイニーの仮装が
世界一だと思っている♪

これは、タイニーが“桜塚タイちゃん（やっくん）”での〜まんが“おしりかじりワニ（虫）”！

の〜まんが天国へ行き、タイニーが妹家族の元へ帰った今は
姪っ子＆甥っ子がメインのハロウィンとなっている。
今年も街へレッツゴー！と思っていたが
昨年まで２年連続ゾンビ出現におののいた甥っ子たちが
ハロウィンお出かけを拒否（＞＜）
しかたがないので、ゾンビがいないハロウィン１週間くらい前に
甥っ子＝ピーターパン、姪っ子＝パンプキン姫、タイニー＝。。。？

揃って仮装して写真撮影のお散歩に出掛けた。
もちろん自分たちは、、、はずかしくて仮装なし（泣）

めっちゃ楽しかった〜☆☆☆



ハロウィン当日は、マイロが急に体調を落としはじめ
ハロウィンを楽しむどころではなかったので
甥っ子、姪っ子のお陰で先に楽しむことができた。

お陰と言えば、、、

マイロのお別れ式に
タイニー、妹、姪っ子も来てくれて
姪っ子は涙を流してさよならしてくれた。
その後、涙が止まらない自分に
寄り目にしてアヒル口にした変顔をつくり
「ねえ〜見て〜！！」と言ってきた。
まだ５歳の姪っ子。「死」の意味など理解していないんだろうな、、、
そんなふうにとらえて「へんな顔〜（笑）」って返してあげると

姪：「笑った〜（＾＾）」

ーーーー泣けたーーーーー

ずっと笑顔になれず泣いていた自分を気遣い
笑わせてくれたのだ。
５歳なのになんてできたコなんだ！！
姪っ子のお陰でこの日も救われた。

WE WILL BE HAPPY WITH A SMILE !（笑顔で幸せになる）

笑顔で自分自身も、そして他の人も幸せになる。
姪っ子がしてくれた変顔のお陰で
大切なことに気付かされた。

マイロを失ったことは悲しくて寂しくてしかたないけど
一緒に居た１５年間は楽しくて輝いていた☆
そうだ！涙をふいて笑うべきだ！！
姪っ子よ！ありがとう！！



もうすぐクリスマスがやってくる♪
たくさんの人を幸せにするために
自分自身が幸せになるために
いっぱい笑顔を咲かせたい☆

今年はどんなクリスマスになるだろう？

マイロの体調が落ちてきて
横になって動かない時間が長くなると

なぜかピクルとロコが
マイロの近くで過ごす事が多くなった気がする。



ピクルは目が見えず耳も聞こえない状態。
なのに、いつもマイロの事が見えていて心配してるかのごとく
マイロに寄り添ってくれていた。



マイロが元気なときは
目が見えずぶつかって来るピクルの事を
威嚇して怒ったりしていたが
体力も気力も衰えてきた時期には
穏やかな表情で動かずくっついていた。

『兄妹愛』なのか？

自分が側に居たくてくっついていくと
必ずそっぽをむいて離れて行く（泣）
まあ、元気なときからそうだったけども。。。（TmT）




くっつくと離れて行くけど
気がつくと側に居る。
それが自分とマイロのいい距離感だったのかも。

今も側に居るかい？

１０月２３日はマイロとピクルの誕生日。

その３日後　１０月２６日は父の命日。

毎年　母が父の命日に行きたいと言う
想い出の場所へ。


真栄田岬

天気は残念ながらくもり。


天気が良いとほんとに気持ちのいい場所。
昔とはだいぶ様変わりしたが
母と父の想い出は
色あせる事無く蘇るようで
毎年毎年、同じ話しを何度も聞かされる（笑）

そんな母の様子を見ながら
素敵な両親の元に生まれてきたなぁ〜
と、この幸せに感謝するのだ。

５年前

年老いて、玄関に立ち
病いに今にも倒れそうな父が
すごくいい笑顔で
「大丈夫！なにも心配しないでいいから！！」
と実家から帰る自分の背中に声をかけてくれた時の
あの場面が忘れられない。

その後すぐに入院し、家に戻る事はなかった。

「大丈夫！なにも心配いらないよ！」
そう声を掛けるべきは自分の方だったのに。。。


自分もいつの日か
誰かに大丈夫と言って背中を押す事ができる人間に
成長する事ができるだろうか？


いつも頼み事ばかりするダメな娘でしたが。。。
「マイロがそっちに行ったので、よろしくね！」
まだまだ、ダメ娘の頼み事は増える一方みたいだ（笑）

マイロが天国へ旅立ち
我家は　賑やかさも、スペース的にも、
ガラーンとしていて静かすぎる程静かになった。

はー、、、
マイロが吠えるとほかのコが吠えて
マイロが「散歩！散歩♪」とるんるん騒ぐとほかのコも騒ぐ。
みんなはマイロに便乗して感情表現してたのか〜？？
そんなふうに考える程

ごはんを作ってても
散歩に行こ！と誘ってみても
ロコもピクルも
うんともすんとも言わずに
静かすぎてどうにかなりそうだった。

そうして１週間が過ぎ、、、

我家に声が戻ってきた！！

ごはんを作っていると
「わんわん！はやくはやく！！」
散歩バッグを持つと
「イエーイ♪行こう！行こう！！」
ロコが普通に反応！！

目が見えず、耳が聞こえないピクルも
マイロがいなくなってからは
落ち着きがなくなり
ずっとウロウロ、グルグルし続けて
認知症が入ってきたかな？
と思っていたが

１週間たった今は　行動も落ち着き
いつもの　食べたらよく寝る生活パターンに戻っている。
ロコの散歩オーラを感知しては
ピクルも「クーーーンクーーーーン！！」
といつものように散歩前の騒がしさが戻った！！

悲しくて、寂しくて、
心にぽっかり空洞ができてしまったのは
どうやら私だけじゃなかったようだ。



自分とピクルとロコ
一人と犬２匹
家族だからなー！
一緒に支え合いながら生きているんだな〜。。。

改めてそう感じる
マイロがいなくなって１週間目の出来事だった。

１１月１０日（火）マイロ初七日

マイロにお花が届いた！！

人見知りな性格で　まったくフレンドリーではなかったマイロ。
一緒に生活していた妹にまで警戒心を見せる程。。。（汗）

そんな彼にお友達等いるわけもなく
お花が届くなんて　想定外なできごとだった。



贈り主は

マイロが軟骨肉腫になってから通っていた動物病院。
抗がん剤、副作用、入院、退院、通院、、、
短期間にいっぱい通ったな。
先生やスタッフの方には人慣れしないマイロの治療を
よくやってもらったと感謝している。
マイロが一番キツイとき（入院時）に
お世話をしてくれたのも　病院の方々だろう。

そんな　病院スタッフのみなさんからのお花

泣けた。


病院からお花をいただくなんてはじめてだ。


マイロがお世話になりました。
お心遣いありがとうございました。

１１月８日
トロロの命日。



１１月４日　マイロが天国へ旅立ち
ペット葬祭場へ毎日のように足を運ぶ中
トロロの命日がやってきた。

愛犬が亡くなってから１週間、人で言う初七日までは
亡くなったコが心細いかな？などと理由をつけて
埋めきれない心の虚無感をすこしずつ癒していく為に
毎日慰霊碑に手を合わせに行く。
初七日が過ぎると　二七日、三七日、、、四十九日まで
１週間ごとに慰霊碑へ通う。

四十九日が過ぎると　誕生日と命日にやっぱり慰霊碑へ。。。

もう何回くらい　このペット霊苑の慰霊碑に足を運んだだろうか？

工業地帯に存在するペット霊苑。
それなのに静かで癒しの空気感を感じる事ができるのは
自分のようにその場を訪れる飼い主さんの愛で溢れているからか？


トロロ、もう１年経つんだね。
今度　マイロが側にいったよ。久々の再会だね。
そっちの世界に　ハル、の〜まん、ハーウィー、トロロ、マイロ…
５匹も！！こっちには　ピクル、ロコ　そして　タイニーの３匹。
そっちの方が賑やかになったな〜（笑）
でも、トロロはトロロで　マイペースに１人離れてみんなの様子を
眺めているのかな〜？
トロロは１人　蝶々をおっかけ野原を飛び回っているのかな？
それとも　もう生まれ変わった？
ねえ、今しあわせですか？

秋晴れの空のもと　静かな慰霊碑の前で手を合わせ
そんなことをいろいろ空想しています。
自分は変わらず　元気です。
ま、知ってると思うけど（笑）

さあ、トロロ！ほんとのところはどうであれ
いつまでも自分の側に見えない家族として存在してる世界を妄想し続けるので
居心地いい霊苑に留まらず、お家に帰ろう♪

マイロもだよ（笑）

２０１５年１１月４日午前０時３０分
マイロ永眠。。。

誕生日を迎えてを安心させるという使命を果たしたかのように
マイロの体力はどんどん衰えていった。

まるで、レナードの朝。
どんどん回復して元気になっていき
今度はその過程を逆に下っていく。。。。

もう切なくて、、、、

動物病院の先生からは
「まだ元気なうちにマイロちゃんの最期をどうするのか決めて欲しい」と…

脳に影響がみられるマイロ。
前頭葉は理性を司るため、もしかすると攻撃的になり
飼い主さえも忘れてしまうことも。
あるいは　苦しんで苦しんで
見ていられないほどの状況になるかも。
飼い主さんが、マイロちゃんの最期を決めるか
苦しんでも最期まで治療を続けていくのか？

マイロの最期…つまり『安楽死』。

ありえない。安楽死も選択肢にはないし
マイロが自分を認識できなくなるなどありえない！

次の診察には自分の気持ちを聞かせてほしいと言われた。
話しを聞きながら、何を言っているのかわからないけど！？
もう、決まってるし！！
安楽死なんてありえない！
１００歩譲ってマイロが自分をわからなくなって攻撃しても
絶対最期まで、神様がマイロを引き受けるまで
自分がしっかり見届ける！！！介護する！！！！！！
その時が来たら　薬も病院の検査も止めて
マイロの命の火が自然に消えるまで
弱音を吐かずお世話する！決まってるし！！
と言いたいのを呑み込んで

「はい。」と答えた。

ちょっと　先生に対する不信感が募った。
しかたない、そういう選択肢を選択した方がほんとうは幸せなコもいるんだろう。
でも、誰が決めるの？その境界線を？
自分か？？？無理だろ。

そして　それから１週間もたたないうちにその時が訪れた。

マイロ、朝食べられなくなり
次は　１日食べられなくなり　吐き　咽せ　呼吸困難。。。
ついには立ち上がりが厳しくなってきてと
逆回転で時計が回り出したのかと思う程だった。

命の灯火が消えかかっている事は
なんとなく感じていた。

とうとうその時が間近にせまってきたんだ。
なら、もう病院は行かなくていいか。
マイロ、それでいいかな？
話さずともマイロは「それがいい。」と言っていると感じた。

１０月３１日からごはんが食べられなくなった。
それでもトイレは自分で行って散歩も行く。

１１月２日までトイレは自分で行って散歩も行った。
ちょっとの距離をゆっくり。お互い３歩だけでもいい、一緒に歩きたい！！
そう思っていた。マイロもきっとそう思っていた！
涙が出る程しあわせな時間。

１１月３日　マイロ昏睡に近い状態だったが　無情にも仕事。。。（泣）
急いで帰宅。マイロ待っててくれた！！
また吐いた液体でベトベトになっていたが、玄関を開けた一瞬だけ
元気になったのか？と思う勢いで上半身をピンと起こして
自分の事を見つめていた。

その後　安心したかのように横たわり起き上がる事ができなくなった。
ありがとうと何度も何度もいいながらマイロの体をきれいに拭いてあげた。

そして１１月４日　午前０時頃　血の混じった液体をもどして
ちょっとの痙攣。瞳孔はひらき顔を上下に小刻みにピク、ピク。
「マイロありがとう」
というと
マイロコクッとうなずき「うん」
「マイロだいすきだよ」
コクッとうなずき「わかってる！」
「また会おうね！」
マイロコクッとうなずき「もちろん！」
そして首を大きく後ろにのけぞって手足をピーンと伸ばしたかと思うと
ふーーーーーーって。。。。。
体が沈み込むように見えた。
なんの声も出さずに静かに。
「え？もう逝ったの？うそでしょ？」

今まで見送ったどのコよりも静かに穏やかに旅立ったマイロ。
最期までマイロはマイロのままだった。

悲しみでいっぱいだけど　大丈夫！後悔はないし
マイロときちんとさよならできた！！
おそらく全部マイロが
自分がずっと願ったとおりの結末を
演出してくれたんだと思う。
苦しいはずなのに　がんばってくれたんだと思う。

ありがとう！ありがとう！！
大好きなマイロ！！
最高の１５年間だった☆

ほんとにまた会おうね。
その時まで　バイバイ♪

あ、目に見えない家族として側にいるかもなので
バイバイじゃないかっ！？
新たな次元に住むマイロ、ハロー♪かな？！（泣笑）