2014年06月15日
ハカランダのペンシルをオーダーしてみました
約一年半前に梅のボールペンを注文した野原工芸さんに、今回はハカランダ(ブラジリアンローズウッド)を使ったシャープペンの制作をお願いしていたのですが、昨日やっと届きました〜。
ワシントン条約で目下輸入制限がかかっている樹種らしいですが、とある理由で入手したとのことで無くなる前に一つ依頼してみようと思ったわけです。くわしくはこちら
もうね、注文する時にメアドを間違えて伝えちゃったりしてご迷惑をおかけしたにもかかわらず、こんな素敵なペンをこさえて頂きました〜。
ホントすんません
普通はプラス864円の桐箱入り有料包装オプションが特上黒柿とハカランダは通常オプションになってました。桐の箪笥ばりに気密性が高く、開けるのにちょっと手間取ったのですが、それだけに期待が膨らみましたよ〜。
側面にはかわいらしいスタンプがおられました。
早速ペン先を確認。リトラクタブル式らしく収納時はペン先を隠せます。
深くノックする事で先端を繰り出す仕様。内部のチャックとは別パーツらしく、落としても芯は折れるが先端は引っ込んでくれる様です。また残芯が短くなると先端の繰り出し量が短くなるので芯の補充時期が分かり易い。
今回はシャープペンシルにしたのでクリップ無しの物にして頂きました。
軽く分解してみましたが、凄くシンプル。リアヘビーに見えて実は重心が真ん中よりもフロント側にあると言う不思議仕様だったりします。
もっと不思議なノックキャップ。抜く度に「シュポッ」と音がします。音がするのは組み上げた状態だけでしたので、軸の精度の高さがうかがえます。ノックキャップの紛失の心配が無くて安心です。
一年半で結構色付いた梅のボールペンと並べてみました。いまだに梅の爽やかな香りがしていますが、ハカランダは甘ったるい強い香りがします。高級弦楽器の指板に使われたりしている木材らしいですが、よく知っている木材と言うよりは象牙などの骨材に感触が近い様な気がします。
画像では分かりにくいですが、鉱物の様な艶の中に薄らと縞が入って中々美しいです。
樹種の色味が黒っぽいので金具は金色にして頂きましたが、精悍な感じがしてとても気に入りました。
野原工芸さんはこちらから
【Stationeryの最新記事】