2014年03月12日
マルチペンを新調しました
私はマルチペンが嫌いです。
正確には、複合筆記具が必要となる労働環境が嫌いだから。
つまり、違う色のペンに持ち替える余裕が無い程、職場が忙しくなって来ている証拠だからです。
仕事のスピードはいかに無駄な動きを減らせるかにかかっている訳で、当然の事ながら、定時上がりをしたいが為にこれらのマルチペンを使いまわして来た訳ですが、この複雑な構造ゆえか故障も多く、比較的寿命が短かくインク切れが早いのが残念なところ。
そう、とても残念な環境で残念な筆記具を使うなんて至極残念な訳です。
しかもシャープペンシルが入っているのに消しゴムを使う為にはいちいち芯を引っ込めなくてはならないなんて効率が悪過ぎですわ。
(この辺、消しゴムが飛び出すクロステックフォーは何気に偉いと思う)
文具好きが楽しめる要素と言うと、リフィルがほぼ統一規格の4Cなので自分好みの物に差し替えられる事や、故障率を意識してなのかパーツの使い廻しが利くのか知りませんが、比較的安価な物が多いので気軽に買い替えられる事ぐらい。
正直、使い倒してなんぼの物に拘る必要は無いのかもと思いつつ、買い替えの度に選択に悩んでしまう。
だがしかし文具が売れるこの時期に、多少の値下げに期待して、そして消費税増税前に一品確保しておこうかと思った次第。
今まで結構な本数を使い潰して来ましたが、取り敢えず生き存えているものから・・・。
左端から
Uni クリフター クマもん(某薬品会社のノベルティーらしい。頂き物)
正直、バタフライクリップ以外はデカ過ぎて使えないレベル。3月12日が誕生日らしいので登場願っただけですが、この手の多色ペンは色の数だけ軸を太らせるだけなので、メーカーの手抜き感がして不愉快です。
OHTO(オート) マルチ2+1
使い易い重さと収納ボタン。しかしクリップが潰れたり馬鹿になると芯が戻らなくなる欠点がある。
パーカー ファセット・トリオペン
ロットリング ニュートン・トリオペンを継承したと言うか、中身は同じで見た目がちょっぴり大人っぽくなった感じ。パーカーのロゴが何気にカッコいいです。
ロットリング 600トリオペン
ロットリングのとても重いマルチペン。芯を仕舞うときは軸尾のローレットリングをひねって戻すちょっと変わった機構が人気。嫁に持たせてはいけないようなタクティカルペンの風格がある。
ロットリング トリオペン
来年度から使用予定。かれこれ6〜7代目くらいのロットリングのマルチペン。4軸のフォーインワンと迷った挙げ句、青系は万年筆で間に合ってるし、立ち仕事だと使わない事に気付き3軸を選択。収納機構がクリップと一体の『ロッカークリップ』が特徴。ポケットに深く刺さる様になったのとブラックならではのマットな塗装が手に馴染みます。
・・・とまあ並べてみた訳ですけど、 自分はブラインドタッチで使えるノックタイプのペンに拘ってるのがよくわかりますわ。
結局また使い慣れているロットリングに落ち着いてしまった訳ですが、ホントこのタイプの筆記具は機能として完成されているのか代わり映えしないし、欠陥も放置状態で困った物ですわ。
因みに欠陥ぽい部分を少し・・・。
クリップにリリースボタンが付いているタイプ。
クリップにテンションがかかっていないとボタンが押し込まれなくなってしまうので、馬鹿になったクリップを無理矢理変形させて使っていました。いい加減この板金クリップは改善して欲しい。
これも参考に。
ロットリングの伝統なのか、パーツの互換性があるノックカバー。ほんのり傾いてます。
機能に支障はないけれど、気になる箇所です。
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