2020年06月15日
海釣り2020年6月 マゴチ
コロナで自粛していた外出ですが、ソーシャルディスタンスを保ちながら海釣りに行きました。ウィズコロナ、アフターコロナ、大海原でリフレッシュできる海釣りをこんなに嬉しく感じたことはありませんでした。ビフォーァコロナ、当たり前だった日常に慣れ過ぎて、何か大切なことを忘れていた気がします。何気ない日常に感謝です
【マゴチの生態】
砂地サーフのカケアガリで、約40cm〜50cmのオンナノコと約35cmのオトコノコを釣りました。大きいマゴチと小さいマゴチがセットで釣れたので仲良し夫婦かもしれません、ごめんなさい
昔は雄性先熟、35cm〜40cmまでは全てオスで、それより大きくなる時点でメスに性転換すると言われていましたが、近年の研究でオスとメスには成長差がありオスは35cmよりも大きくならないだけで性転換するわけではないということがわかったそうです
【マゴチの季節】
マゴチ釣りの季節は5月〜10月です。外洋向きのサーフエリアが中心で、砂地サーフのカケアガリ、河口エリアなどが狙い目です
マゴチは、ベイトとなる小魚さえ居れば、泥砂地底の内湾の漁港エリアでも釣り上げることができます
マゴチは泳ぎが下手で、ヒラメほどに活発に動かないので、ルアーは海底ギリギリゆっくり引いてくることを心がけます
クセがないマゴチのお刺身、活け締めの新鮮なマゴチのコリコリ食感は絶品で、ほほ肉がモチモチ食感で美味です
【海の『もしも』は118番】
海上でのSOS、事件、事故などの緊急通報用電話番号です
海で釣りをしていて、落水してしまった、落水した人がいた場合は118番へ、海上保安庁へつながります
◆油の排出等を発見した
◆不審船を発見した
◆密航・密輸事犯等の情報を得た
◆海難人身事故に遭遇した、または目撃した
『いつ』『どこで』『なにがあった』などを簡潔に落ち着いて通報してください
【離岸流を知ろう】
毎年夏になると、離岸流による事故が起こり、犠牲者が絶えません
海岸に向かって強風が吹くと、海水は波となって沖から海岸へ打ち寄せられ、岸にたまった水は、沖に戻ろうと離岸流が発生します
白波が立っている間の一部ほとんど波が立っていない箇所、周囲よりも波の砕けかたが小さい、海水の色が濁っている、ゴミが集まり沖に流れている、海面が穏やかな時に波紋が現れる
防波堤や防潮堤、打ち寄せる波の力を弱めるために沖合に造られた人工構造物『離岸堤』がある離岸流付近は、微生物が多く集まりやすいので魚も多く生息する釣りポイントです
離岸流の強い流れによって海底が削られる為『カケアガリ』や『ヨブ』と呼ばれる深くなった場所は、魚にとって絶好の隠れ家です
離岸流に流されたら、パニックにならない、岸と平行に泳ぐ、無駄に体力を浪費するより、冷静に流されるほうが安全のようです
予備知識、ライフジャケットを持って離岸流の事故を未然に防ごう
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