2018年06月25日
犬の十戒・猫の十戒
【犬の十戒】
1.私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです
2.あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです
3.私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから
4.私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです
5.時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの声は十分私に届いています
6.あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません
7.私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです
8.私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません
9.私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから
10.最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居た堪れない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです
【猫の十戒】
1.私の生涯はだいたい15年くらいしかありませんが、たまに20年以上生きてしっぽが裂けます。ほんのわずかな時間でもあなたが離れていると腹が立ちます。私が家族になってやるので、そのことを覚悟しなさい
2.あなたが私に望むことを理解するつもりはありません。待っても無駄です
3.私を崇拝しなさい。私にとってそれが一番大事なことなのです
4.私を長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしてはなりません。でも狭いところは好きなので段ボール箱を用意するのは許可します。あなたには仕事や楽しみもあり、友達だっているかもしれませんが、私のお世話をすることに勝る悦びはないはずです
5.私に話しかけなさい。あなたの話していることが何かはどうでもいいですが、話しかけるあなたの声はわかるのです。ほめ言葉は特に
6.あなたが私にどんなふうにしてくれたか、私は決して忘れません。恨みは倍返しします
7.私をたたいたりする前に思い出しなさい。私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに、気が向いたときにしかかまないようにしていることを
8.私が言うことを聞かないと怒る前に、まずは自分に問い掛けてみなさい。たっぷり食事を与えましたか?それは私の好きなシーバですか?日なたで気持ちよく昼寝をしているのをじゃましませんでしたか?もしかすると年を取って体が弱ってきているのかもしれませんが、どのみち私がしたいことに従わないほうが悪いのですから、あきらめなさい
9.私が年をとっても世話をしなさい。あなたも同じように年をとりますが、私は年をとってもかわいいのです
10.私が年をとっても世話をしなさい。そばにいて私を見送りなさい。「かわいそうで見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」なんて言うのは許しません。なでなさい。なで続けなさい。かわいいね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。そうすれば私は《着換え》の時間を少し短くしてやってもよいです。まあ、気が向いたら
《着換え》死んだ猫は天国で毛皮を着換えて、もう一度元の飼い主に会いにくるといわれています
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