2019年08月31日
防災公園
愛犬や子供や友人と遊んだり身近な憩いの場である公園ですが地震など大規模災害が発生したら避難場所としてだけではなく食事や生活用水や照明やトイレ等の役割を担い命を守る重要な『防災公園』になります
《釜戸になるベンチ》通常は公園の景観を損なわないベンチですが非常時は炊き出しのできる釜戸として使用します
《生活用水の揚水ポンプ》緊急時の生活用水や雑用水を確保できる井戸水で人力で揚水する手押しポンプです
《太陽光発電の照明灯》災害時に電力供給が停止したとき照明の点灯を持続しつつ非常用電源として携帯電話やラジオの充電などに活用できます
《防災トイレ》下水道管までの取付管に沿うマンホールのフタをはずして便器を取り付け他人から見られないようにテントを張って使用します
東京都や各市の総合的な防災計画である地域防災計画では都立公園58ヶ所が避難場所とされて35ヶ所が大規模救出救助活動拠点やヘリコプター活動拠点に指定されています
災害時に防災公園を効果的に活用するためには日頃の訓練がとても重要なので区市や消防や警察や町内会等が連携して地域一体となった訓練を行っています
【地震の被害を少なくするキーワード】
《自助》自分で自身や家族の安全を守る
《共助》隣近所や地域でお互い助け合う
《公助》警察消防自衛隊による救助活動
【日頃の生活においての自助】
・家具転倒や落下物によるケガ予防対策
・預金通帳や印鑑や現金など非常持出品
・最低3日間分の食糧など非常備蓄品
【備えあれば憂いなし】
東日本大震災ではライフラインがストップして日常生活に甚大な影響が出ました
避難所生活を強いられた被災者からは『トイレが流れない』『あふれてきている』といった声が出ました
岩手、宮城、福島の各被災地で仮設トイレが設置されるのに要した日数は3日〜14日もかかりトイレに悩まされた人が続出しました
大災害に備えて、非常用袋、水、食料、常備薬は準備しますが、トイレは?飲食すれば当然、排せつしなければならない。自宅のトイレが断水で使えなかったら?避難所のトイレの数が足りなかったら?
災害時にトイレが必須です!個人でできる備えをしよう
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