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2017年05月13日

「お姉ちゃんに添い寝されて安眠したい」のご紹介

深夜遅くに今晩は。限界の近そうなパソコンから記事を投稿する、「暇人の独り言」管理人です。



ネットをいじってみたところだと5年を目途にパソコンを買い換えるという声が多いようですが、それを考えると、我が家の8年動いているパソコンは長命かつ働き者と言えるでしょう。

しかし近頃調子が悪くなったため、買い換えを前向きに考えざるを得なくなってきました。



もっとも管理人はいまだ無収入で、身内も余裕がないため、10万円前後の買い物にはなかなか踏み切れずに結局現状維持をしているのですが…





そんな危げな状態から、今回は本ブログで初めての同人音声作品の紹介をしてみます。



ご紹介する作品は、音声作品制作サークルのS彼女様より発売されている、「お姉ちゃんに添い寝されて安眠したい」です。










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作品概要のご紹介

五十嵐ナナコさんが演じる美人のお姉ちゃんに添い寝されながら眠ることができる、まさにタイトルに嘘偽りのない作品です。

販売サイトのDLsiteやDMMの商品紹介では「本作は睡眠状態になることを保証しておりません」と注意書きがされていますが、実際のところはお姉ちゃんの静かで穏やかな声を聴きつつ体を横にしていると、いつの間にか眠れることが多いです。





収録されているトラックは、体の力を抜かせて眠りに誘う「はじめに〜睡眠導入〜」、左右別バージョンと効果音の有無を好みで選んで聴ける「耳かき」、凝った体を解される「マッサージ」、お姉ちゃんから目一杯愛される「愛のささやきと温かな励まし」、お姉ちゃんに抱きしめられながら眠る「イチャイチャ添い寝」、お姉ちゃんがちょっとだけイタズラっぽい一面を見せてくれる「夜中に目覚めた姉のひとりごと」の6つと、お姉ちゃんの寝息が聴こえる左右別バージョンのあるおまけ2つの、合計8つ。

左右別バージョンやおまけを除いた本編の時間は約1時間24分で、販売価格は本記事投稿時点で864円となっています。










各トラックについての感想

最初のトラック「はじめに〜睡眠導入〜」は、お姉ちゃんに一日の疲れを労われ、丁寧な声かけで体の力を抜くように誘導してもらえるという内容です。
この指示に合わせて上手く脱力できればかなりリラックスすることができ、後々眠りに落ちやすい状態を作れます。



そして体の力を抜く部分が終わると、お姉ちゃんは弟への愛情を存分に見せ付けて来ます。
好きよ、大好き……私の可愛い可愛い子……」といったあまあまな台詞の数々が、このトラックが終わるまでの5分程度の残り時間に凝縮されているところに、お姉ちゃんがどれほど弟のことを好きでいるかがしっかり表現されていると感じられることでしょう。





睡眠の準備を始めるにも、登場人物の人柄を知るにも、作品の玄関口として理想的な作りのトラックです。










2つ目のトラック「耳かき」には、お姉ちゃんの声を左耳から聴くか右耳から聴くか、耳かきの効果音を出すか出さないかの組み合わせで、合計4つのバージョンが用意されています。
当然ながら本編の内容は4つとも全く同じなので、どちらの耳がよりキャラクターの声を聴き取りやすいか、効果音があるのとないのとではどちらが好きかといった根拠で、聴くバージョンを決めていいでしょう。



このトラックは実際に耳かきを始める前に、耳たぶをいじられるところから始まります。揉まれたり、痛みを感じない程度の強さで摘まれたり引っ張られたりして耳たぶが温められ、仕上げに息を吹きかけられます。その連続攻撃で快感に浸されたところに本番の耳かきを実行され、さらに気持ち良くされるのです。

管理人などは気持ち良くされ過ぎて、手に力が入らなくなってしまうことさえあります。





熱烈な耳かき好きではない管理人にもそれほどの効果を発揮するくらいです。
耳かきが好きな方がこのトラックを聴きながら寝入ろうものなら、なお一層うっとりとした心持ちで安眠できることでしょう。










3つ目のトラック「マッサージ」では、お姉ちゃんにさすられたり撫でられたりして、体の凝りを解してもらえます。

弟の疲れを消し去ろうと懸命にマッサージをしてくれるお姉ちゃんの姿を表現した声が、くたびれた脳を蕩けんばかりに癒してくれるのです。



体を揉まれる効果音等は流れず、全てお姉ちゃんの声のみでの描写となっています。
ですが、静かで優しい声で「気持ち良くな〜れ、気持ち良くな〜れ……」とおまじないのように繰り返し何度も語りかけられていると、どこを触られているわけでもないのに本当に気持ち良くなってきます。
体の力が抜き取られて眠りやすくなれることは、言うも更なりというものでしょう。





2つ目のトラック「耳かき」に負けず劣らず心地良くなれるので、体の緊張を解消するのにとても有用なトラックと言えます。










4つ目のトラック「愛のささやきと温かな励まし」では、お姉ちゃんが今まで以上に弟への愛情を示してくれます。


冒頭では弟を自分だけの天使と称していて、単なるブラコンのようにも見えますが、後半になると「あなたのことが大切だから、大好きだから、とってもとっても愛しているから」と、真剣で純粋な想いを語ってくれるのです。


弟に対するお姉ちゃんの愛情もここに極まった感があります。



また、「辛いことは恥ずかしいことじゃないのよ、苦しむことは、悲しむことは恥じゃない。それを慰められること、癒されることもね」といった、疲れている人や落ち込んでいる人には特によく沁みる励ましの言葉もかけてくれます。





そうした内容柄、このトラックは眠りにつきたいときにももちろん役に立ってくれますが、気持ちが沈んでいるときにも使えます。
収録時間は8分24秒と、6つの本編トラックの中では最も短いのですが、お姉ちゃんの優しさや包容力が遺憾なく発揮されており、内容の濃さでは他の5つのトラックにも全く見劣りしていません。





お姉ちゃんの愛に包まれてみたいときには、迷わずこのトラックを聴くことをお勧めします。










5つ目のトラック「イチャイチャ添い寝」はサブタイトル通りに終始あまあまな雰囲気で展開し、柔らかいお姉ちゃんの体に抱きしめられながら眠りに落とされます。
最後にはお姉ちゃんも寝付くのですが、耳に響いてくる彼女の大人しい寝息が安心感を呼び、その安心感が心の力を抜いて、眠りへと誘ってくれます。



やはりこのトラックにおいても、お姉ちゃんの弟好きは一切鳴りを潜めていません。
寝入る寸前まで名残を惜しむかのように幾度も愛を語りながら、夢の世界に辿り着きます。


寝息に混じって一瞬だけ寝言も喋っていますが、その寝言からして、夢の中でも弟と離れることなく一緒にいるようです。





身体的にも精神的にもお姉ちゃんとピッタリ密着する幸福感に浸りながら眠れる、何とも贅沢なトラックです。
満足感のある睡眠を楽しみたいときには、このトラックが頼りになることでしょう。









最後のトラック「夜中に目覚めた姉のひとりごと」では、お姉ちゃんに頬や唇を指で触られたり、「起きている時にはできないくらいに気持ちいいこと、しちゃってもい〜い?」というあらぬ展開を予感するような際どい言葉を囁かれるなど、これまでのトラックではほとんど描写されなかったイタズラをされます。


優しく穏やかな大人の女性として振舞ってきたお姉ちゃんですが、この最後のトラックに来て、お茶目なお姉さんでもあるという意外な一面を見せてくれるのです。





もっともお姉ちゃんは節度はしっかり守っており、弟の眠りを本気で邪魔するようなことはしてきません。
また、一通り他愛ないイタズラを終えると、弟の体を優しく撫でて気持ち良くしてくれます。


ここでも、いかに弟のことを考えているかが雄弁に物語られていると言えるでしょう。





このトラックは寝ているところにイタズラをされるという内容のため、寝かしつけることを想定した他の5つのトラックを聴く場合に比べると少し眠りに入りにくいことは否めません。
ただ、イタズラにもお姉ちゃんの声にも激しさは全くなく、むしろ大人しいくらいなので、脱力するには十分な作りです。





そのため最初のトラック「はじめに〜睡眠導入〜」と同様に、寝付く準備として利用するのに向いています。










キャラクターについての感想

本作のお姉ちゃんは、静かで穏やかで、さらにとても優しい性格の女性です。
全編通して囁くような控え目の声量で語りかけてくれるのですが、まずこれだけでも眠気が誘発されます。


おまけにお姉ちゃんは声質も柔らかく、口にする言葉も弟の存在を無条件でとことん肯定してくれるなど、温かさに満ちています。


おかげで話を聞いていると心が安らぎ、それがまた聴き手を一層眠りへと近づけてくれるのです。





しかしこのお姉ちゃんの一番の魅力は何と言っても、弟への好意が並大抵でないことだと思います。


最初のトラック「はじめに〜睡眠導入〜」から早速告白じみた台詞を幾度も口にすることに始まり、感謝やご褒美といった名目で繰り返しキスをしてのけ、止めに弟の顔が胸に埋まる形で抱きしめてきます
お姉ちゃんエロい





このお姉ちゃんの弟に対する愛情の強さと深さは人間離れしていて、女神や聖母といった神秘的な存在を連想するレベルです。
それだけに、心身共に疲れているときに本作を聴こうものなら、お姉ちゃんにどっぷりハマることは必至と断言できます。


管理人がその口で、色々とストレスの溜まりがちだった時期に本作を買った結果、あまりにも優しすぎるお姉ちゃんにすっかり惚れてしまいました。
以来現在に至るまで3年近くになりますが、全く飽きることもなく聴き続けています。


もはや完全に中毒者。





弟のことが好きなお姉ちゃんというキャラクター自体は、同人音声作品ではよく見られるものです。


しかし本作のお姉ちゃんのように、一切恥ずかしそうな素振りを見せないばかりかむしろ誇るようにして真正面から全力で好意を示してくれるキャラクターは、同人音声作品でも数多く見つかるものではありません。





そういう点では、同じように弟が好きなお姉ちゃんが登場する他の作品と比較しても、本作は独自の存在感を放つ逸品であると言って差し支えはないでしょう。










まとめ

「はじめに〜睡眠導入〜」、「耳かき」、「マッサージ」の3つのトラックは体の力を抜かせることを意識した内容になっていますが、これに対して「愛のささやきと温かな励まし」、「イチャイチャ添い寝」、「夜中に目覚めた姉のひとりごと」の3つは心の力をゆるませることに主眼を置いた作りになっています。


そうして体と心の両方から緊張を取り去ってくれるので、自然と眠りに入りやすくなるのです。





同人音声作品の中から睡眠のお供を選ぶなら、本作は真っ先にその候補としてもいいだけの実用性を備えています。










前述した通り、本作の販売価格は本記事投稿時点で、864円となっています。

この値段は、1時間24分という本編の長さとキャラクターの魅力が光る濃い内容、そして聴き手を上手く眠りに導いてくれる実用性の高さを考えると、正にお買い得です。


睡眠のお供が欲しい方や年上の女性が好きな方、体験版を聴くなり挿絵を目にするなりで本作のお姉ちゃんが気に入った方なら、まず間違いなく楽しめます。





1つだけ惜しむらくは、このお姉ちゃんが登場したのが2012年に発表された本作1回限りに終わっていることです。



本記事投稿時点で、販売サイトのDLsiteとDMMにおいてS彼女様が発表されている全年齢向け作品の中で最も多く売れているのは本作です。本作の人気の高さは、その事実が証明しています。


そしてその人気は、本作のお姉ちゃんにそれだけ人を惹きつけるものがあったからこそ得られたものだと思います。


挿絵に描かれた美しい容姿か、弟を包み込んでくれる優しい人柄か、五十嵐ナナコさんが吹き込んだ静かで穏やかな声か…とにかくこのお姉ちゃんに魅力を感じた人が多かったからこそ、本作の売れ行きも伸びたことに間違いはないはずです。


それにもかかわらず、本作がこのお姉ちゃんの最初で最後の活躍の場となっていることには、1人の購入者として残念さが拭えません。



もっとも世の中、人気がある作品なら必ずしも続編が制作されるわけではないし、よしんば制作されたところで1作目を超える売り上げになるという保証もないので、この点は仕方ないところでもありますが…










ともあれ、本作のお姉ちゃんに猫かわいがりされながら眠りに落ちる幸福感は、1度味わうと忘れられないものがあります。


お姉ちゃんというキャラクターが好きな方なら、きっと本作にハマれることでしょう。










本作をお買い上げになった際は是非、美人で優しいお姉ちゃんに思う存分溺れて、彼女にべったり依存してしまってください。










お姉ちゃんに添い寝されて安眠したい
posted by 暇人 at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 姉キャラ
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