癌について”早期発見と医者の判断”: 生まれてこのかた50年(まだ49年)改め(になりました)

2010年07月29日

癌について”早期発見と医者の判断”

桑田圭圭祐さんの食道がん告知は
本当に驚きましたね。

私達の年代は、丁度思春期の頃に
少しお兄さんだった
桑田圭祐さん率いる”サザンオールスターズ”の
”勝手にシンドバッド”を引っさげての登場。
所謂、歌謡曲・ロック・フォークソングとも違う音楽に
カルチャーショックを受けたことを、鮮明に覚えています。

デビューして32年間。
音楽界の第一線をキープしてきたパワーは物凄いことだと思います。

そのパワーで、１日も早いご快癒

をお祈りしております

早期発見による手術ということですが、
その意味でも本当に”ラッキー”だと思います。

私の母は、早期発見のチャンスを
1年間も医者に見逃されてしまったために、
進行してしまい、発見された時は既に遅く・・・
きちんと見つけてくれれば、恐らくもっと生きられたはずなのに・・・

体調の悪いのを訴え始め、
診察してもらうことになりました。

初診の頃”首の痛み”と”腰の痛み”を訴えたのですが、
甲状腺の権威であるというその医者は
年齢的に一番発病を疑うべき60代の母に対して、
”癌”の疑いを一切示さず、
甲状腺異常という診断をしました。

また、病歴についても
親兄弟のことを聞くことは無く
娘（私）と息子（弟）の病歴を聞いただけ。

この時点で”おかしい医者”であることに気が付くべきだったのですが・・・
本当に悔やまれてなりません。

血液の検査をしても
”腫瘍マーカー”について一切調べず、
何の異常も無いと判断。

その後、症状がよくならないため
そのままの診断で、一年間通院していました。

その間、
そんなに症状が変わらなければ”病院を替えてみたら”とか
冗談混じりに”癌かもしれないよ”等と言っていたのですが・・・

結局通院してから、1年くらい経った頃、
腹部のこらえ切れない痛みに救急で搬送
緊急入院手術となり、
”癌”であることが判明したのでした。

手術をしたのは、通院していた病院ではありませんでした。

そして、宣告されたのは余命6ヶ月でした。