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2019年06月21日

記憶に関する症状について・・・7

今回は、前回の続きです。

前回、スタッフの女性が何と言ったかを
巡って、夫と口論になったことを書きました。

お互いに、自分の主張が正しいことを
相手に分かってもらおうと、
前後の出来事も含めて覚えていることを
話しました。


言っている途中、夫から内容を否定されたため、
ムキになって何度も同じ場面の話をしました。


しばらくやり取りをした後で、
夫は私にこう言いました。
「正しい記憶と、自分で作った記憶が
ごちゃ混ぜになって、新しい記憶を自分で
作り出してしまっているんだよ。
その証拠に、言うたびに話の内容が、
どんどん変わっているんだ」


私は、夫が言っている言葉を受け入れられず、
その晩は腹を立てたまま眠りにつきました。



その翌朝のことでした。
起きてすぐ、大きな建物の中にいたときの
記憶がとつぜん蘇り、頭の中に映像が流れました。
その映像を見て、夫が言っていたことが正しく、
私が記憶違いをしていたことが判明しました。


気まずさを感じながら、夫にこのことを伝えて
謝りました。


そうして、この件については収まったのですが、
その翌日、同様のことがまた起こりました。


夕方、観光地からホテルに帰宅するため、
夫とバスに乗っていたときのことでした。


窓から街並みを眺めていたら、
ある大きな駅舎が見えてきました。
「大きくてきれいな建物ね」
私が感動しながらそう言うと、
「昨日、歩いている時に見たよ」
と、夫が言いました。

しかし、見た記憶がありません。


「見ていないよ。昨日、少し前の場所でバスから
降りたでしょう? その後にこの通りを歩いたのは
覚えているけど、あの建物は見なかったよ」
「いや、見たよ。昨日、あの建物を見ながら、
『大きいねぇ』って言ってたじゃん」


こうして、車内で夫と「見た」「見ていない」と
お互いに言い合いになってしまい、
それまでの和やかな雰囲気から一転、
険悪な雰囲気になってしまいました。


夫は、
「もうやめよう。俺は、離れた場所に座るから」
と言うと別の席に移動してしまい、降りるまで
ひと言も話しませんでした。

なぜ見ていないのに、「見た」と言うのだろうと、
私は納得できない思いで一杯でした。



ところが、ふたたび不思議なことが起こりました。
その数時間後、その前日に建物の前を
通り過ぎたときの光景が、やはり映像で
脳裏に浮かんだのです。

夫が言うとおり、私はその映像の中で
「大きいねぇ」と感嘆の声を上げていました。



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のり
神奈川県在住の主婦です。9年前、子宮筋腫が原因で、重い鉄欠乏性貧血を発症しました。発症までの過程や症状、今まで受けてきた治療法などを、綴っていきたいと考えています。 どなたかのお役に立てたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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