日本では大腸がんが高齢者だけではなく、若い人でも増えています。
大腸がんが原因で死亡する人は年間5万人もいます。
大腸がんの危険度
大腸がんは早期に発見することができれば、内視鏡や手術(外科治療)による切除で、ほとんどが治癒可能。
進行したがんでも進行の程度が軽い場合や、肝臓や肺に転移していても手術で切除可能であれば、なおることもある。
自覚症状
腹部のしこり、慢性的な貧血症状、便秘、出血が続くなどがありますが、大腸がんは自覚症状が乏しいことが多く、発見が遅れます。
大腸がんの多くは便潜血反応が陽性に出たことをきっかけに発見されています。陽性の場合は、痔だろうと決めつけずに精密検査を受けるようにしましょう。
便潜血反応検査
便の中に血液が混じっているかどうかを調べることで肉眼ではわからない消化管からの出血をみます。
制度を高めるため、続けて2日間の便をそれぞれ採取することもあります。
大腸がんの1/2〜3/4はこの検査で発見されます。
痔でも反応してしまいますが、現在広く使われている検査では胃や十二指腸からの出血では陽性となることはないようです。
精密検査をうけずにいると手遅れになり、大腸がんで無くなるリスクがあります。
この段階では早期発見として見つかり治る可能で性が高いです。
大腸がんの精密検査
便潜血反応検査出が陽性となった場合は、全大腸内視鏡検査などの精密検査を行います。
問診、視診、聴診、触診、直腸指診が行われることがあります。
続いて、大腸内視鏡検査が行われます。
必要に応じて、内視鏡で一部の病変の採取、必要に応じて、X線、超音波、CT、MRI、PET検査などの画像診断が行われます。
大腸がんの検査のながれ
便潜血便潜血検査
- 便潜血便潜血検査
- 精密検査 大腸内視鏡(カプセル内視鏡)、注腸造影検査
- 確定診断 病理検査(組織検査、生検)
- 転移などを調べる検査 CT MRI 胸部X線、PET検査
状態を見ながら1→2→3→4 と進んでいきます。
一般的なながれなので異なることもあるかもしれません。
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