赤ちゃんにはちみつは危険！: きれいな生き方を目指して

2019年01月14日

赤ちゃんにはちみつは危険！

赤ちゃんは何でも手を伸ばすので基本的には大人の食事でもしばらくははちみつを抜いてました。
（動けるようになってから1歳までの間、机に上って勝手に色々食べたりするので。）
はちみつにはボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があるからです。

生後１年未満の乳児がはちみつを食べると生後ボツリヌス症を引き起こします！！

大人は通常は食べてもそのまま体の外にでます。なので健康な妊婦さんなら大丈夫。

日本では1986年に報告されて翌年には予防対策が出ていますが、2017年4月にも東京で死亡事例が出ています。離乳食としてはちみつを市販のジュースに混ぜていたとのことでした。

この件では、某料理レシピサイトで、あかちゃん　はちみつ　と検索すると離乳食に出てきてしまったことも問題となったらしくて。（自分が現在検索したところはみんな1歳未満には避けるような注意書きがしてあったので改善されたのかな。）改めて安易に利用するのは怖いと思いました。

うちの子はようやく1歳を過ぎたので、大学芋をはちみつ入りにしてみました。
が、逆にこれだけ騒がれていると様子見ながらあげる感じです。

少しずつ上げようかな～と思っていましたが、そんなことは必要なく。
うちの子は、少し先っぽを味見。あとは投げたり、つぶしたりしておりました。

乳児ボツリヌス症

生後1年未満の乳児がボツリヌス菌芽胞を経口的に摂取した場合、乳児の消化管内で菌が増え、ボツリヌス毒素の作用により発症します。
芽胞の発芽をを防ぐ機能がまだ備わっていないため。

このボツリヌス菌芽胞ですが、煮沸、冷凍処理、乾燥、アルコール消毒等でも完全になくなることはありません。
はちみつの中では増えることはなく、あくまでも体内で。1歳以上はこれを

症状

便秘で気が付くことが多く（3日以上つづく）、元気がない、ミルクをあまり吸わなくなる、鳴き声が弱くなる。全身の力がぬけて、首のすわりがわるくなる、脳神経もマヒするのでこのマヒ症状がでて進むと呼吸器等を使用しなければならない状態になるそうです。

治療

中毒症状を発症した場合、抗毒素はウマ血清のみ（乳児には使用しません）
多くの場合は安静と水・電解質・糖の補給。

ボツリヌス症毒素といえば昔読んでた「もやしもん」
これ面白かったです。菌が目に見えるってやつで。
今探すと中古しか見つからないな～。以前はテレビアニメもあったのに。