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音楽プロデューサーの亀田誠治さんがJ-POPのヒット曲

を分析するテレビ番組『亀田音楽専門学校 SEASON 2』

がNHK Eテレで10月2日にスタートしました。

番組は亀田誠治さんが校長、中村慶子アナウンサーが

助手を務め、毎回様々なアーティストがゲスト講師

として出演。第1回、第2回のゲストには布袋寅泰さんが

出演されていました。

第１回のテーマは「J-POP ギター学・主役編」だった

のですが、講義の内容はこちらを読んで頂くとして、

http://realsound.jp/2014/10/post-1447.html

面白かったのは、「布袋寅泰が選ぶギターイントロの名曲」。

それらの曲をYouTube上での音源から集めてみました。

布袋さんのコメントと共にどうぞ。

Char「闘牛士」
http://youtu.be/SHNj_aJ59LM

軽快なカッティングから始まって、チャーさんが
カッコよく歌うというのは衝撃的で、チャーさんの
テレビを見ていたというのもギターを始めるきっかけ
のひとつだった。

沢田研二「危険なふたり」
http://youtu.be/urhndrN86AU

曲が終わってもずっとそこ（ギターイントロのフレーズ）
を口ずさみたくなるような、印象的な曲。
ロックとかそういったジャンルでなく、単純にギター
の音が印象に残っている。

キャロル「ファンキー・モンキー・ベイビー」
http://youtu.be/9xLDt5HvrKA

（イントロの）8小節の間に完結している。

更に、布袋さんのコメント。

「（これら3曲は）古いのばっかりで、ご存じない方も

たくさんいると思うけれども、イントロから心を

掴まれて、歌が入った時にその時にはヴォーカリスト

にスポットが当たってる、イントロから華やかな曲。」


どれも70年代の曲ですが、ギターのフレーズが頭に残る

名曲ばかり。

番組の最後で布袋さんがこういうことも話してました。

「主役になろうとするギターのフレーズが減ってきて

いるかもしれない。アンサンブルやバンドで一つの世界

を見せるというのも素晴らしいが、ギターが主役という

のが見え辛くなってきている。ギタリスト諸君、

もうちょっと頑張ってよという気はあります。」

という話でした。

これは、かなり私も共感する話で、J-POPに限らず

なんですが、最近リリースされた、とあるハード

ロックのバンドの曲を聴いて、なんか物足りないと

思ったらギターソロが無いんです。間奏で

アルペジオ的なバッキングのみでガッカリしたこと

があります。

曲はすごくいいんですけどね。


『亀田音楽専門学校 SEASON 2』、なかなか

おもしろい番組なので続けて見てみたいと思います。

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