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プロフィール

はぴせ
元会社員の後期高齡者。自称平均的な日本人。札幌市出身、東京都在住。「心と体の健康維持・増進」を願い、求める極意は「自然体」で「頑張りすぎない程度に頑張って」日々を暮らすこと。
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2014年04月06日
A378・サクラ〜さくら(2)
(前回)
1、サクラ〜お花見
2、ソメイヨシノ(染井吉野)

(今回)
3、「さくら」〜あれこれ〜 順不同

九州、四国から本州の関東辺りまでは、サクラの開花時期が3月末から4月上旬で、ちょうど学校・企業等の新学期や年度始めと重なることもあって、卒業式、入学式、入社式と結びつけサクラ、さくら・・と、何かと話題にされますが、これが沖縄や北海道になるとかなり事情が違います。

 沖縄県の代表的な桜はカンヒザクラでその開花時期は毎年1月ですから、九州以北ではまだ真冬の季節です。

一方、北海道では5月上旬から下旬にかけて桜前線が北上します。
私の故郷札幌付近では、ウメとサクラがほぼ同じ頃に咲いていました。少し遅れてリンゴの花が咲いていたのを思い出します。

細長い日本列島の南と北とでは、気候が斯くも違うことをサクラによって実感することが出来ます。

サクラは散り際が良しとされ、「桜吹雪」、「花吹雪」などという日本語の素晴らしさを味あわせてくれます。

それも束の間で、「葉ざくら」、「うばざくら」となると意味合いが微妙で、言葉遣いに注意が必要となります。

花見に酒はつきもので、「花見酒」は、まともな間は「風流」の範疇ですが、度を過ごし、どんちゃん騒ぎに至っては品格も何もありません。

「花より団子」。この諺は「花見団子」に由来するとか申します。

サクラを愛でる楽しみは確かにありますが、本命は酒とダンゴにありとする人もまた少なくないようです。花見に「花見団子」、月見に「月見団子」と言うが如く、
「酒なくて 何でおのれが サクラかな」でしょうか

花見団子は桜色・白色・緑色の3色が一般的で、桜色は言わずと知れたサクラを表し春の息吹を、白色は雪で冬の名残を、緑はヨモギで夏への導きを表す。とのことです。
商魂たくましい人の発案だろうとは思います。

このような庶民の楽しみである「お花見」の将来はどう変わっていくだろうか?
などと考えます。

「暇な人だね!」と、己に語り、「もっとまともなことを考えたらどうなの?」・・とも思うのですが、これが性分らしいのです。

ソメイヨシノの寿命は60〜70年程度と見られています(前出)。
各地で花見をしていると、名所と言われている所では、多くの木がかなりの樹齢で、見事さを競っています。人間に例えると、高齢者か?後期高齢者か?

これに対して次世代を担うであろう若木が数少ないように思われます。思い違いなら良いのですが・・。遠くない将来、ソメイヨシノの木は今よりも格段に少なくなるのではないだろうか?
ソメイヨシノも高齢化社会になっているようで、先々が気になります。

4、さくらは桜でも

植物の名はカタカナで書くものとされています。それにならって、生えている木や咲く花は「サクラ」と書き、それ以外は「さくら」「桜」と書くようにしてはいますが・・・

・警察官および自衛官の階級章が桜花。
これらの職種は国民の生命と財産を守るために命を投げ打つと宣誓しています。

・「若い血潮の予科練の 七つ釦はさくらに錨・・」

・国民学校の帽子の校章は桜、学童服の釦もさくらでした。

・桜泳会〜日本大学水泳部

・Jリーグの 『セレッソ大阪-CEREZO OSAKA-』
セレッソとはスペイン語でサクラ(大阪市の市花)の意とのこと

・桜花賞

・電報の文面。「サクラサク(咲く)」は合格を、「サクラチル(散る)」は不合格。

・うばざくら(姥桜、乳母桜)。
@開花時に葉がない(歯がないを暗喩)という意味で、葉が出るよりも先に花が咲く種類のサクラの俗称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。
A桜には見ごろがあることから、年配でありながら艶めかしい女性を指す古語。
 娘盛りの年頃を過ぎても,なお美しい器量を保っている女性。

(物知り博士)さんの解説によると
「姥桜のような女性だ」という言葉は、
実際の姥桜(ヒガンザクラ)を見れば「本来は褒め言葉なのかも」と理解されます。
「中年ぐらいの歳になっても、(ヒガンザクラの如く)まだ魅力的で、若く美しい状態を保っている女性」と受け取られるとよいのですが、
今は一般的に老女を指す言葉としてよく使われ、「女性を姥桜呼ばわりするとは失礼な」「老人扱いか」などと思う人が多いので、ご用心!

姥桜(ヒガンザクラ)は、花が散るまで枝に葉をつけません。つまり姥桜が咲いている時は「葉がない」これがダジャレで「歯がない=入れ歯が必要な老人」と言われるようになってしまい、「女性を姥桜呼ばわり=老女扱い」という、現在の方程式が成り立ってしまったというわけです。

・「花は桜木(さくらぎ)、人は武士」:武士の理想としての潔い生き様を、ぱっと咲いてぱっと散るサクラにたとえた言葉。もとは一休宗純の言葉の一部。

・商売での「さくら」は客寄せのための店が仕込んだ偽の客。

・さくら (人工衛星) 〜 日本の通信衛星。

・馬肉の俗称。

・さくら (列車) - 東京駅と長崎駅を結んでいた寝台特急列車。

・諏訪さくら〜 映画『男はつらいよ』シリーズの登場人物。車寅次郎=ご存知「寅さん」の妹「さくら」さん。

・「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」
尋常小学校国語読本巻1。ぴかぴかの一年生が最初に教わった。この時代の日本人は誰もが記憶に刻まれていることでしょう。以後、国民学校となり「よみかた」となって「アカイ アカイ アサヒ アサヒ」に変わりました。
(当時は、小学1年生の初めに「カタカナ」を教わり、その後に「ひらかな」を教わりました。)

これらの諸々のサクラは、今も変わらずに、人々の記憶の中で咲いていることでしょう。
長々と書き綴ってきましたが、ソメイヨシノの学術分類で締めくくることに致します。

界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
科 : バラ科 Rosaceae
亜科 : サクラ亜科 Prunoideae
属 : サクラ属 Prunus
品種 : ソメイヨシノ P. × yedoensis
和名 ;ソメイヨシノ

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