2011年09月14日
明日は愛猫の49日@
12年前。
その頃働いていた会社の出張で、社員数名で泊まっていた旅館。
そこで、生まれてそれほど経っていない、2匹の猫に出会いました。
普段旅館にお客さんが居る時は、大きな段ボール箱の中に入れられてピョンピョン飛び跳ねて
『出して〜』と言うように鳴いていた、とっても可愛い仔猫たち。
旅館の人達の休憩時間、お客様が私たち社員しかいない時に箱から出して遊ばせてくれました。
聡明な顔と、キビキビとした動きで気品高いメス猫ちゃん。
それとは対照的に、目頭に目ヤニをいっぱいつけて、いつも情けない顔をしてドンくさい動きをする
オス猫ちゃん。
旅館の人は、この子達の里親を探していました。
わたしは猫と暮らすのが夢だったので、もらっていく事に決めました。
本当だったら二匹とも両方連れて行きたかった。
けど、やっぱり二匹は難しい・・。
この情けないオスちゃんは、もし外に出たらちゃんと生きて生きていけるだろうか。
何だかほっとけなくて可愛くてしょうがなくて、わたしはオスちゃんを連れて行くことにしました。
それが、ゴンです。
なんでゴンなんて名前にしちゃったんだろう
なんとなくドンくさかったから。
子供の頃から成猫になる大事な時期、なかなかきちんと育ててあげられなかった。
留守がちな私は、本当にゴンにとって可哀想なことを沢山してしまった。
いつも独りぼっちにして。
そのせいで、すっかりオドオドちゃんになってしまった。
でも、そんなわたしにでも本当にベッタリと、母親だと思って愛してくれた。
いつも私の帰りを待っては、玄関にお腹を出して寝そべって待っててくれた。
どんな時も、私だけを信じて頼りにして無償の愛を注いでくれて癒してくれた。
転勤のどんな土地にも一緒に付いて来て、きっとストレスも多かったのかも知れない。
3年前に転勤した仙台で、ある時からゴンの様子はちょっと変化しました。
大嫌いな病院に連れて行って、大変な思いで検査をした結果
『甲状腺機能亢進症』という病気であることがわかりました。
原因は不明だけど、おそらく色々なストレスも関係あるのだと思います。
でも、老猫は結構なりやすい病気です(突然凶暴になる、甘える、頻脈、呼吸が速くなる、食欲
があるのに痩せて行くなど)。
人間で言えばバセドー病です。
体の機能がとにかく一生懸命働こうとするので疲れてしまう。
やがて心臓や腎臓、色んなところに不具合が出てしまうというもの。
病気が発覚してからは、私たちの今までの生活はガラリと変わりました。
1日に2回は必ず飲ませないといけない薬があり、ほとんどどこにも出かけず、夫婦の楽しみ
だった旅行も行かず、帰省もせず、とにかく毎日必ず決まった時間に投薬しました。
たくさん寂しい思いさせて、ごめんね。
だから病気になっちゃったんだね。
もっと、色んなこと気をつけてあげれば良かった。
ごめんね。
だから、昔あまりかまってあげれなかった分、せめて、せめてこれからの猫生は穏やかに
不安になることなく、少しでも心地よく過ごさせてあげたい。
そんな気持ちでいっぱいでした。
その頃働いていた会社の出張で、社員数名で泊まっていた旅館。
そこで、生まれてそれほど経っていない、2匹の猫に出会いました。
普段旅館にお客さんが居る時は、大きな段ボール箱の中に入れられてピョンピョン飛び跳ねて
『出して〜』と言うように鳴いていた、とっても可愛い仔猫たち。
旅館の人達の休憩時間、お客様が私たち社員しかいない時に箱から出して遊ばせてくれました。
聡明な顔と、キビキビとした動きで気品高いメス猫ちゃん。
それとは対照的に、目頭に目ヤニをいっぱいつけて、いつも情けない顔をしてドンくさい動きをする
オス猫ちゃん。
旅館の人は、この子達の里親を探していました。
わたしは猫と暮らすのが夢だったので、もらっていく事に決めました。
本当だったら二匹とも両方連れて行きたかった。
けど、やっぱり二匹は難しい・・。
この情けないオスちゃんは、もし外に出たらちゃんと生きて生きていけるだろうか。
何だかほっとけなくて可愛くてしょうがなくて、わたしはオスちゃんを連れて行くことにしました。
それが、ゴンです。
なんでゴンなんて名前にしちゃったんだろう
なんとなくドンくさかったから。
子供の頃から成猫になる大事な時期、なかなかきちんと育ててあげられなかった。
留守がちな私は、本当にゴンにとって可哀想なことを沢山してしまった。
いつも独りぼっちにして。
そのせいで、すっかりオドオドちゃんになってしまった。
でも、そんなわたしにでも本当にベッタリと、母親だと思って愛してくれた。
いつも私の帰りを待っては、玄関にお腹を出して寝そべって待っててくれた。
どんな時も、私だけを信じて頼りにして無償の愛を注いでくれて癒してくれた。
転勤のどんな土地にも一緒に付いて来て、きっとストレスも多かったのかも知れない。
3年前に転勤した仙台で、ある時からゴンの様子はちょっと変化しました。
大嫌いな病院に連れて行って、大変な思いで検査をした結果
『甲状腺機能亢進症』という病気であることがわかりました。
原因は不明だけど、おそらく色々なストレスも関係あるのだと思います。
でも、老猫は結構なりやすい病気です(突然凶暴になる、甘える、頻脈、呼吸が速くなる、食欲
があるのに痩せて行くなど)。
人間で言えばバセドー病です。
体の機能がとにかく一生懸命働こうとするので疲れてしまう。
やがて心臓や腎臓、色んなところに不具合が出てしまうというもの。
病気が発覚してからは、私たちの今までの生活はガラリと変わりました。
1日に2回は必ず飲ませないといけない薬があり、ほとんどどこにも出かけず、夫婦の楽しみ
だった旅行も行かず、帰省もせず、とにかく毎日必ず決まった時間に投薬しました。
たくさん寂しい思いさせて、ごめんね。
だから病気になっちゃったんだね。
もっと、色んなこと気をつけてあげれば良かった。
ごめんね。
だから、昔あまりかまってあげれなかった分、せめて、せめてこれからの猫生は穏やかに
不安になることなく、少しでも心地よく過ごさせてあげたい。
そんな気持ちでいっぱいでした。
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