数学をやる.
半順序集合 (poset: parrially ordered set) を圏と見做したときにその逆圏はどのようなものか. また, 元の圏と逆圏の関係について説明せよという問題.
非常に基本的な問題だが考えると面白くて没頭できた.
LaTeX に書き直しながら整理する.
午後から抑鬱感が強くなってきた.
寝込むほどではないと思っていたのだが, ゆっくりと苦しくなり, 頓服を飲んで寝込む.
寝込んでる間に radiko のタイムフリー機能 (放送した番組を放送後一週間聴ける素晴らしいシステム) で放送大学の『ドイツ哲学の系譜』という番組を聴いた.
一聴しただけでは理解できないが, ヘーゲルが予言した「芸術の終焉」を, モンドリアンが自身の抽象絵画によって証明した といった風のことが語られていた (聴き直す必要あり) ような気がする.
ピエト・モンドリアンは自分の好きな画家の一人で, 彼の『ブロードウェイブギウギ』は本当に素晴らしい絵. 求めて得られないものというのはこういうものか, というような感じ.
抽象的な絵画がどうしてこんなに鮮やかにそこに生きる人たちを写し出しているのだろう.
以前から考え続けているが, 今の自分の考えはこの絵は, モンドリアンの中にある抽象空間に存在する純化されてはいるがしかし個々に混乱した世界の風景として描かれた具象画だからではないかというもの.
余計なものを削ぎ落とした結果として絵は単純化されている.
しかし混乱しているからこそそこに人はいるし生活があるし音楽がある.
頭がうまく働かないが面白かった.
少し興奮したので揺り戻しがあるかも知れない.
再び休む.
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image