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2019年01月04日

載せ替え可能なデスクトップCore i5を搭載するユニットコムのゲーミングノート

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 昔からノートPC向けのCPUは、デスクトップPC向けと比べると動作クロックは低く、コア数やスレッド数も少ない傾向にある。ノートPCでは、デスクトップPCのように大型のCPUクーラーや冷却ファンを搭載できないため、こうした差別化はある意味で仕方のないことではある。

 しかし世代を経て改良を重ねることで、CPUの消費電力や発熱は大きく低下した。ノートPC向けの簡易的なCPUクーラーでも、デスクトップPC向けのCPUをしっかり冷却できるなら、より安くて性能の高いノートPCを作れるのではないか。

 今回紹介するユニットコムの15.6型ノートPC「LEVEL-15FX080-i5-LNSX」はそうした発想から生まれた、なんとデスクトップPC用のCPUを搭載するノートPCである。

CPUはCore i5-8400、外付けGPUも搭載する
 LEVEL-15FX080-i5-LNSXは、ゲーミング向けのLEVEL∞ブランドに属する製品で、フルHD解像度をサポートする15.6型液晶を搭載したA4サイズのノートPCとなる。全体的に鋭角なデザインを採用しており、キーボードはテンキーを含めたフルキーボード構成だ。

 メモリ、ストレージ構成、Microsoft Officeのバンドル有無など選べるBTOに対応し、基本構成の直販価格は99,980円。1月8日までは1,000円引きの98,980円となっている。また、1月21日まではMicrosoft Officeを特別価格でバンドルできるキャンペーンを行なっている。

 CPUは、冒頭でも紹介したとおり、デスクトップPC向けの「Core i5-8400」だ。6コア6スレッドに対応し、動作クロックは2.8GHz(Turbo Boost時は最大4GHz)。ストレージは、試用機では250GBのM.2対応SSDが搭載されていたが、先着1,500名まで512GBモデルに無料でアップグレードされるキャンペーンを行なっている。

 外付けGPUとして、こちらもデスクトップPC用のビデオカードに採用されることが多いNVIDIAの「GeForce GTX 1050」を搭載。負荷が軽めのPCゲームなら、十分遊べるレベルの基本スペックである。これら以外のおもな仕様は、下の表でまとめたとおりだ。
CPUはデスクトップPCと同じくCPUソケットに固定
 やはり気になるのは、デスクトップPC向けのCPUをどう固定しているかだろう。今回、メーカーの許諾を得て背面のカバーを外して内部を確認してみると、ノートPCのマザーボード上にはLGA1151のCPUソケットを装備しており、そこにCore i5-8400が固定されていた。

 これは、デスクトップPC用のマザーボードとまったく同じ構造である。細いネジで固定されている薄いヒートパイプとファンを外せば、CPUの本体にも容易にアクセスできる。


底面を開けると、CPUソケットやメモリスロットなどにアクセスできる
 通常、ノートPC用のCPUはマザーボードにハンダ付けされており、取り外すことはできない。しかしLEVEL-15FX080-i5-LNSXのCore i5-8400は、デスクトップPCと同じようにCPUソケットに固定されているだけだ。

 なお、ユーザーによるCPU交換は保証外となるが、パソコン工房店頭に持ち込むと有償で交換対応を行なってくれる。推奨はしていないが、TDPが65WまでのCoreシリーズであればアップグレードすら可能という。筆者のようにおもに自作PCを日常的に利用しており、カスタマイズを重視するようなユーザーから見ると、なかなかおもしろそうなギミックと言える。


CPUクーラーを外すと、CPUソケットに組み込まれたCore i5-8400が見える
 また、メモリスロットやSSDが組み込まれたM.2スロット、標準では空いている2.5インチベイにも、簡単にアクセスできる。メモリを増設したり、より大容量のストレージへ交換したりといった作業も、簡単に行なえるのだ。


メモリやM.2対応SSDの増設や換装は簡単に行なえる
厚みはホームノートPCと同等
 キーボードのキーピッチは実測値で約19mmと、スタンダードなサイズ感。右シフトキーがやや小さめになっているほかは、記号キーも含め一般的な外付けキーボードに近いサイズ感なので、使いやすさも変わらない。スペースキーの下には大きめのタッチパッドを装備する。


メインキーとテンキーの間には間隔を設けないタイプ。タッチパッドはスペースキーの近くに装備する
 15.6型ワイドの液晶ディスプレイは、1,920×1,080ドットの解像度をサポートする非光沢タイプだ。光沢タイプに比べると色の鮮やかさには欠けるが、その分光の反射で画面が見にくくなることがないので、むしろこちらのほうが好みという人は多い。

 映像出力端子としては、左側面にMini DisplayPortとHDMIを1基ずつ装備する。より大型のパネルを搭載する液晶ディスプレイを接続し、マルチディスプレイ環境で使うのも便利だろう。USB 3.0ポートはType-Cが1基、Type-Aが2基という構成だ。


左側面にはminiDisplayPort、HDMI、Type-CとType-AのUSB 3.0ポートを装備

右側面にはSDメモリカードスロットとUSB 2.0ポート、LANポートを装備
 なお「デスクトップPCを搭載したノートPC」は、過去にもいくつか存在した。ただ、それらは冷却機構の関係で例外なく分厚く、デザイン的にも見劣りのするものばかりだった。

 しかしLEVEL-15FX080-i5-LNSXの厚みは3.6cmと、一般的なA4ノートPCに比べれば若干厚いかな……という程度に収まっている。全体的な見た目も普通のノートPCと見分けがつかないし、大きめのビジネスバッグなら十分に入るサイズ感だ。

10万円前後のノートPCとは思えない性能の高さ

タスクマネージャーで、Core i5-8400が内蔵する6コアの利用状況を確認できる
 デスクトップPC向けのCPUや外付けのGPUを搭載することもあり、やはり性能は気になるところだろう。今回は、いくつかの代表的なベンチマークテストを行ない、その実力を確かめてみた。参考値として、ジャイアン鈴木氏がレビューした15.6型ノート「ThinkPad X1 Extreme」のデータを使わせていただいている(GTX 1050 Tiを搭載したハイエンドノートの理想型
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