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2024年02月14日

ビタミンEとは?


ビタミンEとは?



現在、ビタミンEと呼ばれるものは、動物の生殖に欠かせない成分として1920年代に発見され、後にトコフェロールという化合物名がつけられました。トコフェロールとは、「こどもを産む力を与える、水酸基をもつ化合物」という意味です。研究が進み、人の正常な発育にも欠かせない微量必須栄養素の一つであることが証明され、ビタミンEという名称が確立されました。食品中にはα(アルファ)、β(ベータ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)-トコフェロールという4種類のトコフェロールが含まれていること、さらに、α-、β-、γ-、δ-トコトリエノールというトコフェロールの化学構造によく似た4種類の化合物も含まれていることが明らかとなりました。これら8種類をビタミンE同族体と呼びます。食品中では、ビタミンE同族体が食品の酸化を防いでいます。しかしながら、8種類のビタミンE同族体の中で、人に対して効果を示すのはα-トコフェロールのみです。その理由は、「α-トコフェロールのみが体内循環に入ることができる」、という特殊な輸送系をもっているためです。α-トコフェロール以外のビタミンE同族体は吸収されても、腸管に捨てられてしまいます。栄養学では、α-トコフェロールのみをビタミンEと呼びます。



ビタミンEの働き


ビタミンEの主な働きとして、抗酸化作用があげられます。生体膜の主要な成分であるリン脂質や体内の脂質の運搬に関わるVLDL、LDLと呼ばれるリポタンパク質に存在する多価不飽和脂肪酸の過酸化を抑制します。多価不飽和脂肪酸とは、必須脂肪酸であるリノール酸とα-リノレン酸、さらに最近よく耳にする機能性関与成分のアラキドン酸、DHA、EPAなどのことで、複数の二重結合が存在する脂肪酸のことです。過酸化とは、酸素原子を過剰に結合する、という意味です。脂質の主要な成分である多価不飽和脂肪酸が酸化されると「過酸化脂質」というものに変化します。「過酸化脂質」は体のサビとも言われ、さまざまな病気の原因にもなります。ビタミンEは、抗酸化作用により、この「過酸化脂質」の生成を防ぎます。





 















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2023年12月27日

"体の建築士:タンパク質が教える健康な食生活""The architect of the body: Protein teaches us about a healthy diet"

栄養の基本となるタンパク質


多量栄養素と微量栄養素


 

タンパク質は生体分子の一種で、アミノ酸がポリペプチド鎖となっているものです。これらは免疫組織で抗体として働いたり、酵素として生化学反応を促進させたり、ホルモンとして体内の情報伝達に関与したりします。免疫系では、抗体が異物を検知して排除する役割を果たし、酵素は化学反応を触媒するため、代謝プロセスをサポートします。ホルモンは体内の各組織に信号を送り、生体の調節機能に寄与します。タンパク質の多様な役割が、体内で機能するために重要です。

タンパク質は食物から摂取されます。主要なタンパク質源は肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などがあります。バランスの取れた食事を心がけ、異なるタンパク質源から摂取することが重要です。これにより、体内で必要なアミノ酸を効果的に得ることができます。

『広辞苑』(岩波書店刊)では栄養を次のように定義している。

栄養生物が外果、

外科なわち体外から物質を摂取し、これを同化して成長し、生活力を維持するこ と。また、その摂取する物質。

この物質を栄養素とい 種類別に大別すると次のようになる。

多量栄養素(三大栄養素)

タンパク質

ミネラル ビタミン

微量栄養素

熱源となるのは多量栄養素であるが、それは微量栄養素が十分摂取されている場合に限られる。

生命維持に不可欠の必須栄養素


これらの栄養素は多量・量ともに)約四十種類ほどあり、 必要量はみな違うが、それぞれ必 要量の一〇〇パーセントを満たさなければならない。この必須栄養素は1つも

欠けてはならない

な十種類を「必須栄養素」 と呼んでいる。

このうち一つでも必要量に満たないと、他の三十九種類が すべてそろっていても、健康状態はその足りない栄養素のレ ベル以下に止まってしまう。 必須栄養素を一つでも不足・欠 落させないこと。これが健康を保つための最低条件なのであ (図1参照) る。

多量栄養素のうち、特に重要なのが、われわれの体を基本的に構成しているタンパク質である。 このタンパク質について、わたくしは、『阿含仏教・超奇蹟の秘密』(平河出版社刊)で、次のよ うに述べている。

さきにのべた通り、炭水化物、脂肪、タンパク質が、「三大栄養素」 とよばれているのは御承

鏡を見てみよう。

知の通りであるが、私の実践栄養学では、タンパク質を主体として構成される。

なぜ、タンパク質を主体とするかというと、理由はかんたんで、われわれの身体の構造を基 本的につくっているものが、タンパク質だからである。

鏡にうつっている自分の姿から見えるものとして、皮膚、髪の毛、筋肉、瞳など、これらす べて、タンパク質でできているのである。 直接、見ることのできない血液やリンパ液 心臓 肺、脳、神経は、いずれもタンパク質からできているか、あるいは、タンパク質にその機能の 多くを頼っているのである。

それに、生物に必須の化学反応を触媒する酵素も、タンパク質でできている。

食物としてとり入れられたタンパク質は、タンパク消化酵素によって、アミノ酸にまで分解され、小 腸の内壁から血液中にとり入れられる。 そして 「門脈」という名の太い血管を通って、肝臓にたどり つく。

肝臓はそれを、自分自身の組織タンパクに同化する一方、血清タンパクを合成する。 あまっ アミノ酸はそのまま肝臓をはなれ、血中アミノ酸として全身をめぐる。 そしてその一部はア ミノ基をうばわれて、糖質や脂質となり、あるいはエネルギー化するのである。

われわれが、牛肉を食べて、その牛肉のタンパク質がそのまま体内にとり入れられて、筋肉 になるのではない。牛肉のタンパク質は消化管内で、構成成分であるアミノ酸にまで分解され たのち、体内に吸収されるのである。

生物の体は、これらとり入れたアミノ酸を、自分の持つ遺伝情報 (DNA) に従ってつなぎ 合わせ、自分固有のタンパク質を合成するのである。だから、虎の肉を食ったからといって、 虎のように強い筋肉や心を持つことはできないし、コブラやハブをいくら食ったからといって、 コブラやハブの力を持つことを期待するのはナンセンスなのである。要するに、虎もコブラも、 そのアミノ酸を活用するだけのはなしである。

このように、食品のふくむタンパク質は、アミノ酸にまで分解して血液中に入り、さまざま な形ではたらくのであるが、その分解作用をするのが酵素である。まさに、酵素がなくてはは じまらないのだが、その酵素がまたタンパク質なのである。

よく酵素がなによりも大事だという人がいるが、酵素はタンパク質でつくられている。 タン パク質さえ十分に撮っていたら、たいていの酵素は不足しないのである。

また、タンパク質の重大なはたらきの中に「抗体」がある。

抗体は血液中の重要なタンパク質で、感染や病気から、われわれを守るはたらきをする。

抗体をふくむ免疫組織というのは、風邪の原因であるウイルスの猛攻撃とか、侵入してくる バクテリア(細菌)にたいする体の中での防御体制である。

私たちの周囲を何十億という有害な微生物がとりまいており、抗体はつねにたたかってい るのである。

そのほか、ホルモンの多くがタンパク質である。

Protein is the basis of nutrition
macronutrients and micronutrients

Proteins are a type of biomolecule that are made up of amino acids that form polypeptide chains. These act as antibodies in the immune system, promote biochemical reactions as enzymes, and participate in information transmission within the body as hormones. In the immune system, antibodies are responsible for detecting and eliminating foreign substances, and enzymes catalyze chemical reactions and thus support metabolic processes. Hormones send signals to various tissues in the body and contribute to the regulatory functions of the body. The diverse roles of proteins are important for their functioning in the body.

Protein comes from food. Major protein sources include meat, fish, eggs, soy products, and dairy products. It is important to maintain a balanced diet and consume protein from different sources. This allows the body to effectively obtain the amino acids it needs.

"Kojien" (published by Iwanami Shoten) defines nutrition as follows.

The vegetative organisms are the external malleolus;

Surgery involves ingesting substances from outside the body and assimilating them to grow and maintain vitality. Also, the substances they ingest.

These substances are called nutrients.They can be roughly classified by type as follows.

Macronutrients (three major nutrients)

protein

mineral vitamins

micronutrients

Macronutrients are the source of heat, but only if sufficient micronutrients are consumed.

Essential nutrients essential for life support

There are approximately 40 types of these nutrients (in both quantity and quantity), and although the required amounts are different, each must meet 100% of the required amount. None of these essential nutrients

Must not be missing

The ten essential nutrients are called ``essential nutrients.''

If even one of these nutrients is insufficient, even if he has all of the other 39 nutrients, his health will remain below the level of that missing nutrient. Avoid deficiency or lack of even one essential nutrient. This is the minimum requirement for maintaining good health (see Figure 1).

Among macronutrients, protein is particularly important as it is the basic constituent of our bodies. Regarding this protein, I wrote the following in ``Agon Buddhism: The Super Miraculous Secret'' (published by Hirakawa Publishing).

As I mentioned earlier, carbohydrates, fats, and proteins are known as the "three major nutrients."

Let's look in the mirror.

As you know, my practical nutrition consists mainly of protein.

The reason why proteins are the main ingredient is simply that proteins are the basic structure of our bodies.

What we see when we look at ourselves in the mirror, including our skin, hair, muscles, and eyes, are all made of protein. Blood and lymph, which cannot be seen directly, the heart, lungs, brain, and nerves are all made of proteins or rely on proteins for many of their functions.

In addition, enzymes that catalyze chemical reactions essential to living things are also made of proteins.

Proteins ingested as food are broken down into amino acids by protein-digesting enzymes, which are then taken into the bloodstream through the inner wall of the small intestine. It then travels to the liver through a large blood vessel called the portal vein.

The liver assimilates it into its own tissue proteins while synthesizing serum proteins. Amino acids leave the liver as they are and circulate throughout the body as amino acids in the blood. Some of them lose their amino groups and become carbohydrates, lipids, or converted into energy.

When we eat beef, the protein from that beef is not directly taken into our bodies and turned into muscles. Beef protein is broken down into its constituent amino acids in the digestive tract, which are then absorbed into the body.

The body of a living organism synthesizes its own unique proteins by linking these amino acids together according to its own genetic information (DNA). Therefore, just because you eat tiger meat, you cannot have strong muscles and mind like a tiger, and no matter how much cobra or habu you eat, you cannot expect to have the strength of cobra or habu. is nonsense. In short, both tigers and cobras are simply making use of their amino acids.

In this way, the proteins contained in food are broken down into amino acids, which enter the bloodstream and function in a variety of ways, and enzymes are responsible for the decomposition. Nothing can happen without enzymes, and those enzymes are also proteins.

People often say that enzymes are the most important thing, but enzymes are made of proteins. He says that if you have enough protein, you won't run out of most enzymes.

Antibodies are also an important function of proteins.

Antibodies are important proteins in the blood that protect us from infection and disease.

The immune system, which includes antibodies, is the body's defense system against the onslaught of viruses that cause colds and invading bacteria.

Billions of harmful microorganisms surround us, and antibodies are constantly fighting against them.

In addition, many hormones are proteins.

 

 

 

 

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2023年06月11日

クエン酸   身体のエネルギー産生が促進され、疲労回復や持久力向上

クエン酸にはさまざまな効果があります。以下にいくつかの主な効果を示します。

  1. 新陳代謝促進: クエン酸はエネルギー代謝を活性化させる働きがあります。これにより、身体のエネルギー産生が促進され、疲労回復や持久力向上に寄与すると考えられています。

  2. 抗酸化作用: クエン酸は抗酸化作用を持ち、細胞を酸化ストレスから守る働きがあります。これにより、細胞の老化を遅らせる可能性があります。

  3. 血液循環の改善: クエン酸は血管を拡張させる効果があり、血液循環を改善することが知られています。良好な血液循環は、身体全体の健康に寄与します。

  4. 消化促進: クエン酸は消化酵素の活性を高め、消化を助ける効果があります。食後の胃の不快感や消化不良の緩和に役立つことがあります。

  5. 尿路結石の予防: クエン酸は尿の酸性度を低下させる効果があり、尿路結石の形成を予防する可能性があります。










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2023年05月26日

サプリメントを活用して、「活性酸素」

過剰な活性酸素を吸収するには、
野菜・果物の力が不可欠




植物は虫や小動物に食べられないよう、色や香りで、自身を紫外線や外敵などから守ります。この色や香り、えぐみの元となる成分こそ、ファイトケミカルスです。



ビタミンやミネラルにも活性酸素吸収力のあるものがありますが、ファイトケミカルスはそれらと協力し、優れた活性酸素吸収力を発揮します。



ファイトケミカルスとは




植物だけが持つ、優れた活性酸素吸収力




ファイトケミカルスとは、植物だけに含まれている有用成分の総称で、活性酸素を吸収する力があり、第7の栄養素とも呼ばれています。植物の色や香りの素となる成分で、過酷な自然環境で植物が身を守るために生み出した「生き抜く力」。よく知られているポリフェノール、イソフラボン、リコペンなどをはじめ、数千〜数万種類もあるといわれています。








すべての世代で野菜・果物不足。
世界的にも日本は低レベル!






日本人の食生活で不足しやすいのは、野菜や果物と言われています。例えば、1日に必要な野菜の摂取量は350gですが、日本人はすべての年代において必要な量を摂ることができていません。また世界の主要10カ国の中でも、日本の野菜・果物の摂取量は低いことが分かっています。




野菜


1日の目標量:350g 約20%不足※





果物


1日の目標量:250g 約50%不足※






  • ※ 厚生労働省「平成29年 国民健康・栄養調査結果の概要」より作成



あなたは知っていますか?品種改良や調理で野菜の栄養価が減っている!?




野菜や果物を積極的に摂っているという人も多いでしょう。しかし、自分では栄養を摂っているつもりでも、実は品種改良の繰り返しによって野菜自体の栄養価が減っていたり、調理の過程で多くの栄養素が流出していることがあるのです。



  • 昔のトマトに比べてビタミンCが約1/3に減少※

  • ほうれん草はゆでるとビタミンCが約1/2に減少※



  • *11985年と2005年のトマトにおけるビタミンC含有量の比較「独立行政法人 農畜産業振興機構、月報 野菜情報2008年11月号、野菜の旬と栄養価〜旬を知り、豊かな食卓を〜 女子栄養大学 教授 辻村卓氏」より作成

  • *2日本施設園芸協会編「野菜と健康の科学」より作成

2022年11月19日

健康 ビタミンDとビタミンK

Vitamin D + K2 supplement on kitchen table


そもそも実際には、人体に必要なビタミンやミネラルが孤立して存在することはまずありません。一般に、食品には多量栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物。別名マクロ栄養素)と微量栄養素(ビタミンやミネラル。別名ミクロ栄養素)が複合して含まれており、それらが互いに作用し合い、体が正常に機能するように必要な栄養を供給します。栄養に関する理解が深まるにつれて、体が必要とする個々のビタミンやミネラルが分離され、それぞれが識別されるようになった結果、単一の栄養素を高用量で摂取できるようになりました。ただし、栄養素の種類によっては、単独で摂取するよりも併用して摂取した方がより効果的に作用するものがあります。特定の栄養素を補給する際、できる限りその効果を発揮させつつ潜在的な毒性を抑えるには、栄養素が体内でどのように作用し合って利用されるのかを知ることが大切です。

ビタミンDとビタミンK


過去30年間で、ビタミンDに関する理解は飛躍的に深まりました。当初は、特に子供の骨の健康に重要であると認識されていたビタミンDですが、最新の研究ではより複雑かつ微妙な見識が示されています。

ビタミンDはカルシウムの吸収に不可欠ですが、その他にも、心臓の健康、自己免疫疾患、神経疾患、感染症、妊娠転帰(妊娠結果)や慢性疾患の病態において重要な役割を担っていることを強く示唆するデータがあります。ビタミンDを十分に摂取することで、過剰な炎症を抑えながら感染症予防に役立つことが研究で明らかになっています。最近のレビューでは、適切なビタミンD補給が糖尿病や呼吸器感染症に有効とみられることが示唆されており、特定の自己免疫疾患の予防または進行改善に期待できることを示す研究もあります。これらの疾患は重篤な状態に陥ることも多いため、ビタミンDの補給が脚光を浴びるのも無理はないでしょう。ちなみに、長寿との関連も示唆されていますが、証明はされていません。

ビタミンKも、ビタミンDと同じく長年にわたって単一の機能のみが注目され、主に血液凝固ビタミンと考えられています。血栓の治療や予防に用いられる初期の抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)ワルファリンはビタミンKを阻害することで効果を発揮しますが、ビタミンDのように、ビタミンKに関する理解も広がりつつあります。

最近のデータでは、ビタミンKは骨を丈夫にし、心疾患による動脈硬化の予防に役立つ他、インスリン感受性を改善することで糖尿病対策にも有望であることが示唆されています。ビタミンKはカルシウム代謝に関与し、カルシウムが蓄積して血管を損傷しないように保護する一方で、カルシウムを骨に取り込ませて骨強度を高める役割も担っています。

このように、ビタミンDとビタミンKは連結しています。ビタミンDはカルシウムの吸収を高める働きがあり、十分なビタミンKと併せて摂取することで吸収されたカルシウムが全身の適切な部位に運ばれ、骨と血管の健康が維持されます。

フィッシュオイルとビタミンE


ビタミンDと同様に人気の高いサプリメントであるフィッシュオイルは、最新の研究ではうつ病治療に役立つ可能性が示唆されています。また、認知症や心疾患の予防に関与するというデータもあります。一般に、フィッシュオイルは全身に抗炎症作用と抗凝固作用を発揮すると言われています。

確かにフィッシュオイルには効果が期待できそうですが、フィッシュオイルサプリメントの品質には課題と懸念があります。その化学構造上、フィッシュオイルは傷みやすい傾向にあるためです。腐敗したフィッシュオイルは悪影響を及ぼすことが動物研究で示されており、ヒトが摂取した場合も有害であると考えられるでしょう。

ビタミンEは、腐敗を防止できる脂溶性抗酸化物質です。女性を対象とした最近の研究では、フィッシュオイルを長期間摂取するとビタミンEが枯渇し、血流全体でフリーラジカルの活性が高まることがわかりました。この研究では6 IU(国際単位)のビタミンEが使用されましたが、フィッシュオイルの補給で生じるフリーラジカルの増加を防ぐには明らかに不十分な量でした。

フィッシュオイルは傷みやすいため、脂溶性抗酸化物質と併せて摂取するのが賢明のようです。また、フィッシュオイルの腐敗や体内でのフリーラジカル発生を防ぐには6 IUを超えるビタミンEが必要でしょう。

葉酸とビタミンB12


ホモシステインは体内で生成され、認知症と心疾患のリスクを高めるとみられる有毒なアミノ酸です。 ビタミンB12葉酸は、どちらもホモシステインを処理するのに欠かせないため、十分な量が存在していればホモシステイン濃度を効果的に減少させることができるでしょう。

心疾患に対する葉酸とビタミンB12の効果についてはまだそれほど明確なデータがありませんが、認知症に関しては、2018年の国際合意声明で、高齢者の場合はホモシステインが中程度上昇しただけでも認知機能低下や認知症の原因になると結論付けられました。さらに、この声明では、特に葉酸やビタミンB12などのビタミンB群による治療は安価で安全、かつ効果的であることからも、ホモシステイン上昇によるリスクを軽視してはならないと指摘しています。このように、葉酸とビタミンB12は脳の老化防止に効果があるようです。

ビタミンB12と葉酸は、メチル化サイクルという周期で共に機能するビタミンB群です。メチル化サイクルは複雑ではあるものの体内の重要なシステムであり、多様な化合物にメチル基を付加する役割を担っています。メチル基は炭素原子が3個の水素と結合したもので、デオキシリボ核酸(DNA)、神経伝達物質の生成、神経機能の他、全身のシステムに重要なものです。ホモシステインはメチル化サイクル内で自然に生成され、葉酸とビタミンB12が十分に供給されていれば効果的に減少させることができます。

ビタミンB12と葉酸はどちらかが欠乏しても同じような症状が見られ、いずれかが欠乏すると、重症の場合は永久的な神経障害を引き起こすことがあります。もし、ビタミンB12欠乏が誤って葉酸で治療されると、表向きは症状が改善したように見えて、実はその間に根本的な神経損傷が進行してしまうおそれがあります。このようなビタミンB12欠乏による神経損傷のリスクを防ぐために、葉酸を補給する際は必ずビタミンB12も一緒に摂取することをお勧めします。

亜鉛と銅


亜鉛は重要な微量栄養素です。亜鉛は免疫機能への働きがよく話題になりますが、その他にも体内でさまざまな役割を果たしています。銅にも数多くの機能がありますが、特に抗酸化防御と結合組織の形成に重要です。どちらのミネラルも、欠乏はもちろんのこと、過剰に摂取した場合も問題を引き起こしやすくなります。なお、この2つのミネラルはやや相反する関係にあり、銅の濃度が高いと亜鉛が低くなり、亜鉛が高いと銅が低くなる傾向があります。

亜鉛は免疫機能に効果があることで人気の高い栄養補助食品であり、1錠に50mg以上の亜鉛を含む市販のサプリメントが簡単に手に入ります。ところが、ヒト研究のデータでは、サプリメントと食品の両方から1日合計50mg以上の亜鉛を摂取すると銅欠乏を引き起こす可能性があることがわかっています。銅欠乏の症状は、貧血や末梢神経障害など重篤なものになることがあり、発見・治療が遅れると永久的な神経障害につながる可能性があります。

亜鉛を1日30mg以上補給する場合は、必ず銅も併せて摂取しましょう。たとえ1日30mgでも、確実に銅の豊富な食生活を送っている人以外は、銅を少し加えた方が賢明です。銅の過剰摂取は問題視されるものですが、銅の過剰蓄積を引き起こす遺伝性疾患であるウィルソン病患者を除けば、通常1日10mgまでの銅補給ならほとんどリスクを伴わないと考えられています。ただし、1日7mg以上の銅摂取は過剰である可能性がいくつかの研究で示唆されています。銅の摂取量は1日500mcg(マイクログラム)〜2mgの範囲が目安です。

鉄とビタミンC


は体内でエネルギーを作り出す上で重要なミネラルであり、ヘモグロビンの形成に不可欠です。鉄を含むタンパク質であるヘモグロビンは赤血球内で酸素を運搬し、赤血球は肺から組織内の必要な箇所まで酸素を運搬します。つまり、鉄なしでは赤血球は酸素を運ぶことができません。細胞や組織への酸素運搬がうまく行われなくなると、体全体のエネルギー生産に支障が出やすくなり、貧血や倦怠感につながります。

鉄欠乏は世界的な健康問題であり、特に妊娠可能な年齢の女性に多く見られます。月経周期により毎月血液が排出されると鉄分濃度が低下する上、鉄は吸収されにくいためどうしても不足しがちになります。

鉄の吸収を高める最も簡単な方法の一つはビタミンCと一緒に摂ることです。ビタミンCは消化管からの鉄吸収を促進することがわかっていますが、鉄の機能に対するこのビタミンの効果は吸収だけに留まりません。ビタミンCは、個々の細胞への取り込みや鉄の貯蔵にも関与しています。鉄はフリーラジカルとしても機能するため、ビタミンCのような抗酸化物質を併用することでリスクを最小限に抑えやすくなるでしょう。

まとめ


多くのビタミンやミネラルのサプリメントは単体で購入され、個別の栄養素として摂取されていますが、栄養素によっては組み合わせて摂取することで効果が高まることを知っておいて損はありません。特に、今回ご紹介したビタミンDとビタミンK、フィッシュオイルとビタミンE、葉酸とビタミンB12、亜鉛と銅、鉄とビタミンCのコンビは覚えておくと良いでしょう。










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2022年11月13日

健康 マルチビタミン

Women examining supplement bottle with healthy food and multivitamin on the table


市場に無数のマルチビタミンが出回っている中、真に自分に合ったものを見つけるのは至難の業ではないでしょうか。そこで、この記事では、広大なマルチビタミン業界に一歩踏み込み、自らの栄養ニーズに合った最適な製品を選ぶ際に重視すべき点についてご説明します。

マルチビタミンの歴史的背景


20世紀初頭、食品に含まれる必須栄養素として認識されていたのは、炭水化物、タンパク質、脂質のみでした。衛生状態が悪い当時は、さまざまな病気が蔓延していたため、病原菌対策として食品が殺菌消毒されていたのですが、穀物の精製や牛乳の殺菌といった衛生管理を経て、食品に含まれる多くのビタミンが破壊されていました。その結果、ビタミンB欠乏による神経障害やビタミンC欠乏を原因とする壊血病(かいけつびょう)が世界中で増加の一途をたどっていました。

1912年、食品に炭水化物、タンパク質、脂質以外の成分が含まれていることが研究で明らかになると、その追加栄養素が補助物質と呼ばれるようになり、「生命のアミン」(Vitamine。ビタミンとして最初に見つかった物質がアミンという化合物だったことから)と名付けられ、最終的にビタミン(Vitamin)と呼ばれるようになった経緯があります。ビタミンを発見・命名したポーランドの生化学者カシミール・フンクは、食品に含まれるビタミンで多くの病気が治る見込みがあるという理論を立てました。

1915年には、アメリカ人医師フォレスト・C・シャクリーが世界初のマルチビタミンを処方しましたが、1929年にビタミンという言葉を使い始めるまで、シャクリー博士はこの製品を「Shaklee’s Vitalized Minerals」という商品名で販売していました。その後、1943年に1日1回服用のマルチビタミンが市場に初めて登場し、1950年代半ばには、アメリカの家庭で食事を補うものとしてマルチビタミンが広く宣伝されるようになりました。

以降、マルチビタミンは、ビタミンやミネラルを摂取するためにさまざまな原料が用いられ、多種多様な製剤に発展していきました。1973年に、合成成分を使用せずに食物からビタミンを抽出する方法を開発したMegaFood社を皮切りに、1970年代には植物由来の成分を使用した自然派マルチビタミンの製造が始まりました。

現在の市場では、グルテンフリーを筆頭に、大豆や乳成分を含まない製品や、オーガニック、ヴィーガン処方はもちろん、さらに革新的なマルチビタミンの選択肢もあります。そんなマルチビタミンの最近の傾向の一つに「高力価ビタミン」がありますが、高力価ビタミンとは具体的にどういうもので、その見分け方はあるのでしょうか。

高力価ビタミンとは


1997年、FDA(米国食品医薬品局)によって定義された「High potency」は、通常の基準摂取量である推奨食事摂取量(RDI)に個々のビタミンやミネラルが100%以上含まれている場合、アメリカでは製品ラベルへの記載が認められています。要は、ビタミンがRDIを100%満たしていれば高力価と表示できるということです。

高力価ビタミンを摂取することは、その補助的役割から考えて重要と言えるでしょう。つまり、必要なビタミンやミネラルを毎日の食事から十分に摂れていない場合、マルチビタミンを摂取することで栄養を補給できるのです。このように、不足しがちなビタミンやミネラルを補うのであれば、各栄養素のRDIを満たす良質なマルチビタミンを選びたいものです。

マルチビタミンを選ぶ際のポイント


さて、表示成分がRDIの100%以上含まれていれば高力価製品と呼べることがわかったところで、他にもマルチビタミンを選択する際に注目したいポイントを見ていきましょう。

1. 体が必要とする栄養素を含むマルチビタミンであること


ビタミンB欠乏やビタミンD欠乏と診断された方がマルチビタミンを摂取する場合は、自分に不足している栄養素が高力価として含まれていることを確認しましょう。

また、健康目標や生活習慣をサポートするビタミンであることも重視したいポイントです。例えば、目の健康が気になる方は、ビタミンAは欠かせませんし、糖尿病がある方はビオチンなどが含まれるマルチビタミンを選んではいかがでしょうか。もう一つ、糖尿病患者にとって理想的な成分といえばクロムです。クロムは微量ミネラルの一種で、インスリン感受性と糖質代謝を改善する可能性があります。

なお、妊娠中の方や妊娠を計画中の方には、先天性異常の予防に不可欠な葉酸(別名ビタミンB9)とB12を多く含むマルチビタミンをお勧めします。

2. 良質なマルチビタミンの決め手となるのは還元成分


強力な還元成分であるビタミンEやビタミンCなどのビタミン類は、体を保護する働きで知られています。

ビタミンEも、視力、脳、皮膚、生殖器の健康などに深く関与しています。一方、体組織の適切な成長と修復に必要なビタミンCは、正常な免疫機能と創傷治癒(そうしょうちゆ=傷を治すこと)と関連しており、歯、骨、コラーゲン、軟骨の発達と維持にもなくてはならないビタミンと言われています。

α-リポ酸も優れた還元成分であり、神経機能を改善し、炎症を抑え、記憶障害の進行を遅らせ、心疾患のリスクを低下させる可能性があるとされています。

同じく強力な還元成分であるリコピンも、高力価マルチビタミンの成分表示に含まれているでしょう。リコピンの効能としては、日焼け防止が挙げられる他、メタボリックシンドロームと診断された方には早期死亡のリスク減少に役立つ可能性があり、心疾患のリスクを下げる効果も期待できそうです。

3. エネルギー生成を助けるマルチビタミンを選ぶ


ビタミンB5とも呼ばれるパントテン酸は、食物をエネルギーに変換させやすくしたり、脂肪代謝を促す働きもあります。

ビタミンB12もエネルギー増進に優れ、マルチビタミンに含まれるべき栄養素です。B12は赤血球の形成に不可欠で、倦怠感などの症状に代表される貧血を予防するのに役立ちます。ビタミンB12は、エネルギーを刺激する効果に加え、先天性異常を予防することで妊娠期の健康もサポートします。B12の摂取量が十分であれば、うつ病をはじめ、黄斑変性症(おうはんへんせいしょう。網膜の中心部である黄斑に障害が生じる眼疾患で、ものがゆがんで見えたり、ぼやけて見える)や骨がもろくなる骨粗しょう症のリスクを抑えやすくなるでしょう。

また、クロムは、タンパク質、炭水化物、脂質を、体内で利用できるエネルギーに変換させやすくすることで活力をサポートします。

ホウ素は微量ミネラルの一種で、丈夫な骨を促進し、男性ホルモンとして知られるテストステロンの濃度を高め、運動能力を向上させるのに役立ちます。

4. プラスアルファがあるマルチビタミンを選ぶ


最近のマルチビタミンには、さらに効果を高めようとハーブのようなビタミンやミネラル以外の成分を配合した製品が増えています。

高品質のマルチビタミンに含まれるキク科の植物マリーゴールドがその好例でしょう。マリーゴールドは、血流の改善、健康な組織の成長、炎症抑制などを助けるだけでなく、感染予防にも一役買います。

この他、ケルセチンのようなフラボノイド(植物性色素)が含まれるマルチビタミンもお勧めです。強力な還元成分であるケルセチンはアレルギーを緩和する作用があり、神経障害、心疾患、感染症の発症リスクを下げることでも知られています。

アピゲニンを配合したマルチビタミンであれば、鎮静効果も期待できるでしょう。アピゲニンは、ポリフェノールの一種であるフラボンの一つで、カモミールティーに含まれる活性成分であり、抗炎症・抗酸化作用に加えて、鎮静効果を発揮する可能性があります。ちなみに、このアピゲニンは、オレガノ、パセリ、アーティチョーク、ホウレンソウなどにも自然に含まれています。

5. 年齢・性別に合ったマルチビタミンを選ぶ


年齢や性別によって、マルチビタミンに含まれる微量栄養素(ビタミンやミネラルなど)の必要量が異なる場合があります。

例えば、閉経前の女性は、男性や閉経後の女性よりも鉄分の必要量が多い傾向がありますし、高齢者はカルシウムとビタミンDの摂取量を増やす必要があるかもしれません。また、男性は、ビタミンA、B、E、K、亜鉛の必要摂取量が女性よりも多いのが一般的です。

さらに、幼年期〜少年期には食事とおやつから十分な栄養を摂ることが理想ですが、現代の食生活では健康な発育に必要なビタミンやミネラル量に満たない場合があります。そのため、お子様の骨の成長にはカルシウムを、正常な腸の運動性には食物繊維を、それぞれしっかり摂ることが大切です。

マルチビタミンに見られる副作用


正しい用法用量を守る限り、マルチビタミンが重大な副作用を引き起こすことはないと考えられています。

マルチビタミンを摂取することで起こり得る副作用には、吐き気、胃のむかつき、顔面紅潮(赤面)、気になる後味、下痢などがあります。

また、ミネラルを大量に摂取した場合、不整脈、精神錯乱、筋力低下、歯の黄ばみ、排尿量の増加などの副作用が生じる可能性があります。

正しいマルチビタミン選びのまとめ


自分に合った製品を選ぶ際は、高力価マルチビタミンを最優先した上で、年齢・性別や生活習慣の他、ビタミン・ミネラル欠乏の有無などを考慮することも重要です。

また、ハーブやフラボノイドといった補助的な成分がマルチビタミンの効果を後押しするケースもあるかもしれません。

なお、マルチビタミンに限らず、特に妊娠中・授乳中の女性や何らかの疾患がある方が新たなサプリメントを取り入れる際は、事前に必ず主治医にご相談ください










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2022年11月05日

健康 寿を目指し、年齢を感じさせない美しさを引き出す

three generations of women smiling at the camera


美しさに年齢はありません。実年齢が何歳であろうと、自分次第で気持ちも見た目も美しくなれるのです。年齢を感じさせない美しさの秘訣はいたって簡単です。20代の頃の自分の姿を振り返りながらも、さっそく今日から今の自分をしっかりケアしてあげることです。

セルフケアというと流行語のように思われがちですが、その根底にあるのは誰もが自分を大切にすることの重要性です。セルフケアは決して自己中心的なものではありませんし、長時間かけて実践するものでもありません。簡単なセルフケアを日課にして、毎日の美容・健康習慣を取り入れることで、無理せず楽に自分をケアできるようになります。

特に、日々ご家族のお世話で忙しいお母さんは、まずは自分が元気でなければ他の人の面倒を見ることはできないということをお忘れなく。母の日だけでなく、毎日時間を見つけて自分をいたわってあげましょう。そうすることで、年齢を重ねても見た目は生き生きと美しく、元気いっぱいでご家族をお世話できる上に、きっと皆さんから感謝されることでしょう。

この記事では、長寿を目指し、年齢を感じさせない美しさを引き出す6つの方法をご紹介します。

スキンケア


1人あたりの総面積がおよそ17〜18平方メートルに及ぶ皮膚は、人体最大の器官です。体温調節やビタミンDの生成から保護まで、数多くの機能を持つ器官だから心を込めてケアしたいものです。健やかなお肌を保つには、Mild by Nature 未精製シアバターのようにマイルドな石鹸で洗いましょう。お風呂から上がったら、Sierra Bees Honey ハニーアーモンドボディバターのような優れた保湿剤を全身に塗り、水分を閉じ込めるバリアを作って肌の潤いを保ちましょう。

軽く叩くようにタオルドライし、少し湿り気が残った状態の肌にローションをなじませるとさらに効果的です。熱いシャワーは気持ち良いものですが、肌を乾燥させやすいため、なるべく低めの温度に設定しましょう。お風呂場にローションを置いておけば塗り忘れることもありません。髪と頭皮の保湿には、ACURE ツヤのあるお肌にするローズアルガンオイルなどのアルガンオイルを数滴垂らすと良いでしょう。

自分に合ったスキンケアを習慣にすることで、いつもベストな状態をキープできます。基本のお手入れは以下の通りです。朝と夜、Eva Naturals エイジングケア・グリコール酸フェイシャルクレンザーまたはAzelique エイジリファイニングクレンザーなどコクのある栄養価の高いクリームクレンザーで洗顔します。次に、Tree To Tubのような保湿効果のある化粧水とYeouthなどのエイジングケアフェイシャルセラムでお肌を整えます。その後、PrescriptSkinなどの肌タイプに合った保湿剤と、クマや小ジワといった気になる老化のサインに対処するUpCircle eye creamのようなエイジングケアアイクリームで保湿します。むくみを抑えるなら、朝、美顔ローラーでマッサージしてみてはいかがでしょうか。夜は、Eucerin Q10 年齢肌ケア・フェイスクリームのようなシワ対策クリームをお勧めします。

ポイントは、レチノールが含まれている製品を選ぶことです。ビタミンAから作られるレチノイドの一種であるレチノールを肌に塗布すると、エラスチンやコラーゲンの生成を促し、小ジワ・表情ジワや毛穴の開きを目立たなくする効果が期待できます。

また、週に1〜2回、Sympli Beautiful ココナッツスムージングマイクロポリッシュのような肌に優しいスクラブで角質ケアをすることで、古い角質を取り除いて血行が良くなり、艷やかな肌が手に入ります。

肌を最高の状態でサポートするには、スキンケア習慣を柔軟に切り替えることも大切です。冬は保湿力の高い製品を、温暖な季節は軽い質感の製品を使用するようにしましょう。

日焼け対策


肌のダメージや皮膚疾患を防ぐには、1年365日の日焼け止め使用がお約束です。皮膚科医は、SPF30以上の広域スペクトルの日焼け止めを使用することを推奨しています(例えば、お勧めはこちら:Thinkbaby)。広域またはフルスペクトルの日焼け止めなら、UVA(波長の長い紫外線A波)とUVB(波長の短い紫外線B波)の両方を防ぎます。UVAは日焼けを引き起こし、UVBはシワやシミの原因となります。

唇もお忘れなく。唇も日焼けに弱いため、Blistex 五つ星の唇保護(Five Star Lip Protection)のようなSPF30以上のリップクリームや口紅で保護しましょう。さらに、帽子やサングラスを着用し、特に午前10時〜午後4時頃の日差しの強い時間帯は日光に当たらないようにしましょう。

健康的なライフスタイル


抗酸化物質が豊富な植物性食品を積極的に摂ることは、健康寿命の延伸と艷やかな美肌につながります。美肌効果の高い食材には、葉物野菜(ホウレンソウ、ケール、クレソン)、ナッツ類(肌の修復に重要なビタミンEが豊富)、ベリー類、オレンジ色の野菜(ニンジン、サツマイモなど)、豆類、全粒穀物などがあります。

サプリメントにも、長寿を促進し、健康的な加齢を後押しするものがあります。その筆頭が、スパイスであるターメリック(ウコン)に 含まれるクルクミンです。研究では、体内で最も豊富なタンパク質の一つであるコラーゲンを摂取すると、肌の保湿、弾力、キメ細かさが向上することが示唆されています。 ビタミンCも免疫機能と健康な肌の両方に不可欠で、エイジングケアに欠かせない栄養素です。

甘いお菓子をはじめ、揚げ物、ファーストフード、赤身肉、チーズ、バター、アルコール類は、健康、気分、肌に悪影響を与えるためほどほどに抑え、健康的な代替品を取り入れましょう。例えば、クッキー、ケーキ、キャンディーの代わりに果物を食べたり、バターの代わりにオリーブオイルを使用します。具体的な食事計画案については、地中海食やDASH食(高血圧を防ぐ食事法)を調べてみてください。

体を動かす時間を作ることは、自信が持てる外見と長寿のためにできる最高の楽しみの一つと言えるでしょう。運動は体調を整えるだけでなく、肌に酸素を供給し、血行を良くするため、肌に自然なツヤが出るようになります。しかも、運動はコラーゲンの生成をサポートし、ストレスを和らげる働きがあります。これは、特に不安や悩みによりもろくなり、抜けやすくなる髪にとって大きな美容のプラスアルファと言えるのではないでしょうか。

カナダのマックマスター大学で行われた研究によると、頻繁に運動している40歳以上の人は健康的で若々しく、実年齢よりも20〜30代に近い肌であることがわかりました。また、122,000人以上の被験者を対象とした別の研究では、心肺機能のレベルが高い人ほど長生きであることが明らかになっています。

タバコを吸っている方は、できれば禁煙しましょう。喫煙は寿命を縮めるだけでなく、シワを深くしたり、目の下やあごのラインをたるませる他、肌の乾燥や色ムラの原因にもなります。

水分補給


平均的な人間の体は60%が水分であることから、健康、活力、見た目の美しさを維持する上で重要な鍵を握るのは水分補給です。Clinical Cosmetic Investigational Dermatology誌に掲載された研究では、「日常の食事で摂る水分を増やすことは、特に1日の水分摂取量が少ない人の場合、明らかに正常な皮膚生理にプラス効果を与える可能性がある」という結論に至りました。 脱水状態をチェックするには、腕の皮膚を軽くつまんで指を離し、すぐに跡が消えるか確かめましょう。皮膚が元に戻るまでに時間がかかる場合は脱水の疑いがあります。

十分な水分量とは体重1kgあたり約35mlを目安に、甘い飲み物は避けましょう。糖は炎症を増やしやすく、肌にハリを与えるコラーゲンやエラスチンといったタンパク質を分解するため、老化を早める原因になります。

カフェインを控えましょう。カフェインは副腎にストレスを与えます。中国伝統医学によると、副腎は生命の本質を担う器官です。コーヒーを緑茶またはOm キノコマスターブレンドのようなキノコ茶に変えてみましょう。緑茶はコーヒーよりもカフェインの含有量が少なく、寿命が延びるという研究結果もあります。多種多様なキノコ類が含まれるキノコ茶を飲むことで、免疫力を高め、認知症を遅らせ、寿命を延ばすなど、多くの効能が期待できそうです。

こまめな水分補給を健康習慣にするには、水筒を買って水を入れ、常に机の上などに置いておくと良いでしょう。また、Wisdom Natural スイートリーフ ウォータードロップなど、カロリーフリーのウォーターエンハンサーで風味を添えるとさらに飲みやすくなります。

よく眠る


7〜8時間ぐっすり眠ることは最高の美容法の一つであり、規則正しい良質な睡眠は心身の健康維持にも欠かせません。体は、睡眠中にホルモンバランスを回復し、日中の疲れを癒します。睡眠不足は、炎症や酸化ストレスの増加など、加齢性疾患や不調の原因になることが研究で示されています。

いわゆる睡眠美容を怠ると、見た目に悪影響を及ぼし、クマやシワが増えがちです。British Medical Journal誌の研究では、「睡眠不足の人は、十分に休息した時と比べていかにも不健康で魅力に欠け、疲れているように見える」と結論付けられています。さらに、睡眠不足は、体重、免疫系、気分、認知能力にも悪影響を及ぼす可能性があります。

全米睡眠財団によると、健康な成人は一晩に7〜9時間の睡眠が必要です。睡眠を改善するためにできることは多数あります。就寝環境を整えましょう。就寝の1時間前にはテレビや電子機器の画面をオフにし、心地よい音楽を聴いたり、シャワーを浴びたり、瞑想するなどリラックスできる活動を心がけ、寝室は涼しく、静かで、暗めに設定しましょう。また、寝る前にTraditional Medicinals オーガニックカモミールなどのカモミールティーを飲んだり、リラクゼーションと睡眠をサポートするために処方されたNatural Factors スリープリラックス、カノコソウ&ホップ配合のようなサプリメントを飲むと効果的です。

定期的なリラクゼーションと贅沢な時間


上記のステップに加え、週に1度は自分へのご褒美として、リラックスできる贅沢な習慣を作りましょう。後ろめたいなどと思わず、毎週母の日を決めて、自分を甘やかす時間を設けましょう。

まず、お風呂を熱めに沸かし、お好きなバスソルトバブルバスエッセンシャルオイルなどを入れます。次に、リラックスできるお気に入りの音楽をかけ、Yogi Tea ストレスリリーフハニーラベンダーティーを淹れます。お茶を抽出している間に、Dear Klairs ミッドナイトブルーカーミングシートマスクのようなシートマスクを顔にのせます。お風呂の準備ができたら湯船に入り、何度か大きく深呼吸をしましょう。あとはくつろぎ、このひと時を満喫しましょう。10分ほど浸かったら、ヘチマのボディブラシで全身を優しくこすり、軽石で足の裏の角質を落とします。好きなだけ浸かって、のんびりお楽しみください。

お風呂から上がる頃の目標は、笑顔で、ありのままの健やかで充実した自分を見出すことです。そうすれば、常に輝いていられますよ。






健康 ストレスが健康に与える影響

Mature man drinking coffee at home with stress supplement bottle on table


誰しも、ストレスを経験したことは一度や二度ではないでしょう。ストレスは良くも悪くも生活の一部であり、さまざまな要因によって引き起こされるものです。

誰もが経験するストレスですが、その現れ方は人それぞれです。心拍数が上がったり、眠れなくなる人もいれば、消化器系に支障が出たり、食欲がなくなる人もいるでしょう。

この記事では、多種多様なストレスと体に及ぼす影響についてご説明し、生活の中でストレスを上手にコントロールするためのステップをご紹介します。

ストレスが健康に与える影響


ストレスは急性ストレスと慢性ストレスに大別されます。急性ストレスは、例えば会議に遅刻しそうな時に感じるタイプのもので、実はプラス効果もあるものですが、慢性ストレスは心と体の健康にとって厄介な問題となります。

イェール大学医学部は、慢性ストレスを「長期間にわたり一貫してプレッシャーを感じたり、切羽詰まった感覚」と定義しています。1

長引くストレスにさらされていると、いくつかの点で体に悪影響が及びます。実際、メイヨー・クリニック(米ミネソタ州の総合病院)によると、ストレスに対処せずに放置すると、高血圧、心疾患、肥満、糖尿病といった重篤な疾患につながるおそれがあります。2

ストレス管理には、職場や家庭の環境を変えたり、瞑想を日課にしたり、食習慣や運動習慣を見直したり、サプリメントなどを使用して感じるストレスを抑えるといった工夫が必要かもしれません。中には、これらのうち一つを変えるだけでストレスが劇的に軽減されるケースもあれば、さらに大幅な生活習慣の見直しが必要な場合もあるはずです。

ここでは、ストレスの軽減に役立つ製品や方法の中から、特に私のお勧めをご紹介しましょう。

1.ストレスをサポートするサプリメント


サプリメントを摂取しても生活のストレス要因を解消することはできませんが、サプリメントによっては、ストレス感を和らげ、直面しているストレス管理を楽にしてくれるものがあると考えられます。

アシュワガンダ


アシュワガンダはアーユルヴェーダ療法で最も人気の高いハーブの一つで、ストレスレベルを下げ、集中力を高め、エネルギーレベルを上げるために過去何世紀にもわたって使用されてきました。3 このハーブはアダプトゲンとして分類されています。つまり、体がストレスに対処するのを助ける可能性があるということです。

アシュワガンダは、ストレスだけでなく、睡眠と不安への影響も研究されています。現在の研究では、アシュワガンダは体内のコルチゾール濃度の低下と知覚ストレスの軽減に役立つことが示唆されています。4 さらに、ある研究では、アシュワガンダ根エキスを摂取した参加者の睡眠に、プラセボ群よりも有意な改善が見られました。4

アシュワガンダは、カプセル、錠剤、グミの形状で販売されており、毎日のセルフケアに手軽に取り入れることができま す。

マグネシウム


通常、ストレスを和らげるサプリメントには、他にも多くの鎮静成分が使われています。ラベンダー、マグネシウムビタミンB12などは、ストレス対処を目的に開発されたサプリメントでよく目にするでしょう。

特にマグネシウムは、筋肉弛緩を助け、全体的に落ち着きをもたらす可能性があるため、鎮静作用のあるサプリメントに含まれることが多くなりました。その上、マグネシウムのサプリメントには消化を良くする働きがあり、ストレス軽減に加えてプラスアルファが期待できそうです。

アシュワガンダと同じく、現在の研究では、マグネシウムは体内でストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑えることでストレスや不安のレベルを下げる可能性があると示唆されています。5 そこで、マグネシウムのサプリメントに加え、以下のようなマグネシウム豊富な食品の摂取量を増やすことをお勧めします。

2. カフェインの摂取量を抑える


コーヒーは、風味が好きな方はもちろん、活力増進や朝の習慣として欠かせない日課となっている方は多いでしょう。コーヒー豆そのものには、体内の有害なフリーラジカルを除去する抗酸化物質などの効能がありますが、コーヒーに含まれるカフェインはむしろストレスや不安を増幅させがちです。

実際に、カフェインは血圧を上げやすいため、ストレスの影響を助長することが研究で示されています。6 さらに、カフェインは体内のコルチゾール分泌を増加させ、ストレスや不安をますます悪化させることも考えられます。

このことから、朝1〜2杯のコーヒーが習慣になっている方は、カフェインレスに切り替えると良いかもしれません。カフェインレスコーヒーにも多少のカフェインは含まれていますが、通常のコーヒー豆に含まれるカフェインよりはるかに少ないため、ストレスレベルを悪化させる可能性は低いでしょう。

カフェインを摂るとストレスレベルが上がると感じる方は、コーヒー以外のカフェイン源も制限することが大切です。エナジードリンク、炭酸飲料、お茶、プレワークアウトサプリメントなどには、カフェインが濃縮されている製品が少なくありません。また、チョコレートの摂取も控えて、普段の食事からカフェインを減らすように心がけましょう。

3. パーソナルケアにスパを取り入れる


パーソナルケアにはさまざまな方法があり、誰もが独自のお手入れ法を実践しています。自分にとってはリラックスできるご褒美のようなものであっても、他の人にも魅力的とは限りません。そのため、各自がリラックスでき、ストレス解消に役立つものを知ることは、ストレスに負けて心身の健康を損なわないようにする上で重要です。

簡単にできるセルフケア実践法の一つに自家製スパがあります。 例えば、ラベンダーやユーカリなど、鎮静作用のある香りのバブルバスを用意することで、くつろぎのバスタイムが楽しめます。お湯に浸かったまま、ヘアトリートメントボディスクラブフェイスマスクなどをすると一層リラクゼーション効果が高まり、ストレス解消が図れるでしょう。

その他にも、夜の散歩をはじめ、お気に入りのポッドキャストを聴いたり、親しいお友達と電話でおしゃべりしたり、フィットネスクラスに通うなど、セルフケアにはさまざまな形があります。

4. 運動する


運動が体にもたらす効果は、血行を良くし、心肺機能を鍛え、筋肉を増強するなど明らかですが、メンタルヘルスにも良い影響を与えます。

メイヨー・クリニックによると、ヨガからカーディオ(Cardiovascular=心血管。通常は、心肺機能を鍛える有酸素運動を指す)まで、あらゆる運動がストレス緩和につながります。7 最も効果的なのはカーディオと筋力トレーニングを毎週行うことですが、意図的に体を動かすことで、どんな運動でも気分を高めるエンドルフィン(脳内で機能する神経伝達物質の一つで、鎮静剤であるモルヒネ様の作用を示す)の分泌が増え、ストレス管理に役立ちます。

運動中は水分補給が重要です。特に高温多湿の季節は、繰り返し使えるウォーターボトルを手元に置いて運動を補完する習慣をつけましょう。

5. 一日の疲れを癒す


一日の終わりには、ストレス解消を図る時間を設けてストレスレベルを管理しましょう。セルフケアと同様に、この習慣も人それぞれでしょう。

前述のような自己流スパ体験を楽しむ方もいれば、一日の締めくくりにほっこりするお茶やガイド付き瞑想を楽しむ方もいるでしょう。あるいは、キャンドルを灯して読書するだけでも、慌ただしい一日の緊張をほぐして、おやすみ前にストレスを発散できる方もいるのではないでしょうか。自分に合ったストレス緩和法を見つけるには、いくつか試してみる必要があるかもしれませんが、何にせよ、見つかったら毎日の習慣にして続けましょう。

6. エッセンシャルオイル


セルフケアやストレス解消法のタイプを問わず、エッセンシャルオイルディフューザーに入れて噴霧することでリラックス効果が高まります。ラベンダー、カモミール、ベルガモット、イランイラン、クラリセージなどの香りは、ストレス軽減や睡眠改善に効果があると考えられています。一日中ディフューザーをセットして、いくつか組み合わせて心地よい香りのブレンドを楽しむだけでも、たとえ精神的負担の多い日もうまくストレスに対処したり、心穏やかに過ごしやすくなるかもしれません。

上記のエッセンシャルオイルはストレス管理とリラクゼーションに最適ですが、その他にも効能が期待できるオイルがあります。その例として、フランキンセンス(乳香)をディフューザーに加えると免疫反応をサポートし、ペパーミントは周囲の環境に爽快感と高揚感をもたらすという説があります。

7. ストレス管理に良い食事


辛い時期に、ストレスに押しつぶされるか、落ち着いて冷静でいられるかの違いは、食べ物の差かもしれません。

一例を挙げると、糖分を制限することで、気持ちが落ち着き、ストレスを軽減しやすくなります。飲み物や焼き菓子作りに使用する従来の砂糖の代わりに、低カロリーの砂糖代用品を試してみてください。

また、ストレスを和らげるために、サケなど脂肪の多い魚を毎週の献立に取り入れてみてはいかがでしょうか。サケの他にも、イワシマグロなどの魚に含まれるオメガ3脂肪酸は、セロトニン(幸せホルモンと呼ばれる脳内神経伝達物質)の生成を促進し、ストレスや不安の軽減を促す可能性があります。魚が苦手な方にはオメガ3のサプリメントをお勧めします。

その他、先程ご紹介したマグネシウムを多く含む食品をはじめ、アーティチョーク、キムチ、卵、レバーなどもストレス軽減に役立つと考えられます。

低脂肪タンパク質、良質な脂質、複合炭水化物、野菜・果物を含むバランスのとれた食事は、オメガ3やマグネシウムなどの栄養素の必要摂取量を満たし、健康全般と長寿のサポートにつながります。

まとめ


ストレスに対処する方法は数多くありますが、まさに「言うは易く行うは難し」でしょう。万人に有効な製品や対処法はないため、気になった方法をいくつか試してみて、自分の生活習慣や状況に合ったものを見つけることが大切です。

ストレスに対処するために新たな習慣を取り入れる際は、ライフスタイルに合った現実的なもので、かつ継続的に使用できるものを選びましょう。最適な解決策は、最も簡単に実行できるものと言えるかもしれません。

今回ご紹介した対処法に加えて、ストレスが生活の質に悪影響を及ぼしていると感じる方は、かかりつけ医等に相談し、その他の治療法についてご相談ください。






2022年10月28日

健康   α-リポ酸(ALA)は、よく「自然界が生んだ完璧な還元成分」

R-Lipoic Acid supplement bottle on counter of kitchen

α-リポ酸とは


α-リポ酸(ALA)は、よく「自然界が生んだ完璧な還元成分」と評されるユニークなビタミン様化合物です。ALAは体内で自然に作られるものですが、合成量が十分ないと、サプリメントによる補給が必要になります。

α-リポ酸は、少なくとも5つの酵素系の補因子または補酵素です。つまり、酵素の必須機能は、ALAなしでは果たせないということです。これらの酵素系のうち2つはエネルギー生成に関与し、それ以外は解毒と脂肪酸の輸送に関与しています。このことから、ALAの細胞濃度が低いと、ALAの抗酸化保護作用とATP(アデノシン三リン酸。エネルギーの貯蔵・利用にかかわる分子)の不足により、細胞の損傷と機能不全につながります。

ALAはごく小さな分子であるため、効率的に吸収され、容易に細胞膜を通過します。主に脂溶性であるビタミンEや水溶性のビタミンCとは異なり、ALAは細胞内外のフリーラジカルを水溶性・脂溶性を問わず抑制できます。さらに、α-リポ酸はビタミンCやビタミンEをはじめとする還元成分の生化学的な寿命を延ばします。2

α-リポ酸の主な機能



  • ALAはATPの生成に必要

  • ALAは重要な細胞性還元成分として機能

  • ALAは炎症マーカー(炎症指標)の減少をサポート1


α-リポ酸には異なる種類があるのでしょうか。


α-リポ酸(ALA)には、R-ALAと呼ばれる天然のR型を含むものと、R型とS型の混合物を含み、通常、単にALAと呼ばれるものの2種類があります。RとSの文字は分子の向きを表しており、この2つは互いに鏡像関係にあります。R型は、人体に利用される天然型のALAであり、S型は、体内のどの酵素プロセスでも使用されない合成型のALAです。ALAのサプリメントには、R型とS型が半々の混合物(R,S-ALAと表記)または精製されたR-ALA型のどちらかが含まれています。3

成分表示ラベルにALAとだけ記載されている場合は、R,S-ALA型のサプリメントであると考えて良いでしょう。

ALAのサプリメントは、吸収を高めるために空腹時に摂取することをお勧めします。4

α-リポ酸のメリットとは


α-リポ酸(ALA)は、その強力かつ特異な抗酸化作用により、長年にわたって健康促進に用いられてきました。ALAには、抗酸化保護と解毒作用を高め、肝臓の健康を促進し、血糖コントロールと健康な神経機能をサポートし、代謝を良くして減量を助け、老化から保護する能力が示されています。4

抗酸化作用、エイジングケア、デトックス効果


ALAは、遺伝子発現に影響を与えることで還元成分の濃度を向上させ、健康的な加齢のサポートに期待できるかもしれません。特に、ALAはNrf2という化合物を活性化する性質があります。Nrf2は、代謝、ミトコンドリア機能、炎症に影響を与える複雑な制御ネットワークを統合します。5

Nrf2は、細胞を損傷と老化から保護することから、「健康寿命の番人兼長寿の門番」と呼ばれています。6Nrf2がこのような効果をもたらす理由の一つは、Nrf2がNQO1という酵素の強力な活性化因子であることです。NQO1は、細胞内の複数の反応に不可欠であり、NQO1が不足すると、解毒機能やエネルギーレベルの低下の他、細胞機能の変化などにつながります。NQO1が担う重要な反応の中には、CoQ10を不活性型(ユビキノン)から活性型(ユビキノール)に変換するというものがあります。

また、ALAは、酸化したタンパク質の修復を助け、加齢に伴う炎症を防ぎ、ミトコンドリアの健康とエネルギー生成をサポートし、グルタチオン濃度を向上させる働きもあります。前臨床試験(別名、非臨床試験。ヒトでの臨床試験の前に行われる研究段階)において、ALAは記憶障害や認知機能低下の原因となる他の多くの基本的特性に対処することが示されています。7

フリーラジカルのダメージから肝臓を保護し、解毒反応の促進にも役立つALAは、体内の主要な細胞性還元成分であり、解毒物質でもあるグルタチオンの生成を促します。さらに、ALAは血液中の重金属(鉛、水銀、カドミウムなど)を除去しやすくする他、肝臓の健康をサポートするという予備的な臨床エビデンスもあります。4

体内の抗酸化活動の重要な側面は、ALAやグルタチオンといった硫黄を含む分子の量です。これらの分子は、活性型であれば解毒化合物や抗酸化化合物と結合できますが、不活性型でも存在します。そのため、活性型硫黄分子と不活性型硫黄分子の比率は抗酸化状態の重要な指標となり、活性硫黄分子の量が多いほど保護作用が高くなります。

神経と脳機能のサポート


ALAは、血液脳関門(血液から脳組織への物質の移動を制限して細菌やウイルスなどを防ぐ関所のような仕組み)の構造と機能を保護することも示されています。防護壁のようなこの関門は、通常、大きな分子や白血球が脳内に侵入するのを防ぎますが、損傷すると脳内に重度の炎症を引き起こします。また、ALAには、脳内の炎症を助長させるさまざまな化合物の形成を抑制する能力があることもわかっています。9

ヒト臨床試験では、ALA が神経組織と脳を保護することが示されています。これらの研究のいくつかは、多発性硬化症(MS)の患者を対象に行われたものです。MSは、神経線維を包む髄鞘(ずいしょう。別名、ミエリン鞘)が破壊される病気です。9髄鞘は、神経インパルスを伝達する上で重要な役割を担っているため、多発性硬化症になると神経機能が大きな混乱を起こします。多発性硬化症へのALAの効果を調べた臨床研究では1日1,200mg(R,S-ALA)という高用量が使用されており、ALAを補給することで神経機能が改善し、マトリックスメタロプロテアーゼ 9(MMP-9。コラーゲンなどの細胞外基質を分解する酵素の一種)およびサイトカイン(細胞から分泌されるタンパク質)の濃度が低下することが明らかになりました。MMP-9とサイトカインは、いずれも神経の炎症と損傷のマーカーとして知られています。10,11

ALA補給が最も長期にわたって用いられた例の一つは、糖尿病を原因とする神経障害患者の神経の構造と機能の改善を目的としたものです。ALA補給の効果は、これらの被験者を対象とした多数のヒト臨床試験で実証されています。4,12,13軽度〜中等度の神経障害がある460人の糖尿病患者を対象に4年間にわたって行われた二重盲検試験(医師・患者ともに、誰が本物の薬剤かプラセボを摂取しているかわからないように進行して効果を客観的に判定する方法)では、ALAを1日600mg摂取した被験者において、神経障害の有意な改善と進行の阻止が示されました。12 一般に、R,S-ALAを1日400〜600mg摂取すると、3週間以内に改善が見られます。このようなメリットの一部は、(後述の通り)血糖コントロールが改善されたことによるものと考えられます。

血糖コントロールの効果


ALAは、血糖コントロールとインスリン感受性の改善にも役立つ可能性があります。酸化ストレスは、インスリン抵抗性と血糖コントロール不良に重要な役割を果たすため、ALAはこの要因に対処します。その上、ALAはグルコース(ブドウ糖)のエネルギーへの変換を促進することから、さらに有益な作用がプラスされます。ヒト臨床研究では、ALAはインスリン感受性と血糖コントロールを改善し、インスリン抵抗性と酸化ストレスを抑え、血管の健康を向上させることが確認されています。ちなみに、血糖値とインスリン感受性の改善は、ALAの補給開始から1〜2週間で観察されています。14,15

代謝と減量


前臨床試験において、ALAは代謝を上げ、エネルギーとしての脂肪の燃焼を促進し、食事の摂取量を抑えやすくして減量を促す可能性があることが示されました。ALAの減量促進効果を解明するために、これまで複数の臨床試験が実施されています。例えば、ある二重盲検試験では、97人の太り過ぎまたは肥満の女性に、総エネルギー消費量より30%少ない減量食を摂らせました。被験者は4群に振り分けられ、対照群(研究中の治療を受けていない群)の他は、それぞれALA 300mg(ALA群)、EPA(エイコサペンタエン酸。オメガ3脂肪酸の一つ)を1.3g含むフィッシュオイル(EPA群)、ALA 300mgとEPA 1.3 gの組み合わせ(ALA+EPA群)を摂取しました。16

この研究は10週間行われ、対照群は平均11.44ポンド(5.19kg)、EPA群は11.88ポンド(5.39kg)、ALA群は15.4ポンド(6.99kg)、ALA+EPA群は14.3ポンド(6.49kg)減量しました。このように、ALA単独またはEPAとの組み合わせが食事の効果を高め、ALAは10週間で約3ポンド(1.4kg)の減量に貢献する結果となりました。減量の成功は、脂質とグルコース代謝の前向きな変化に関連付けられました。

この研究については考慮すべき重要なポイントがいくつかあります。最も重要なのは、すべての被験者が低カロリーの食事を摂ったことで、対照群も体重を減らすことができた点です。ALAの効果は、それ以上の減量を促進することでした。一方、体重を減らしたい被験者にALAのみを投与した研究では、ウエスト周囲径の改善は見られたものの、1日1,200mgという高用量でも大幅な減量を促進するには至りませんでした。とはいえ、減量に関する8件の研究をまとめた詳細なメタアナリシス(過去に行われた複数の研究データを統合して解析した統計手法)では、ALAを補給することでBMI(ボディマス指数。肥満度を表す体格指数)とウエスト周囲径を有意に減少させると結論付けられています。17

時限放出型のALAは必要でしょうか。


α-リポ酸(ALA)は、投与後速やかに吸収される通常の即時放出型製剤だけでなく、一定時間後に成分が放出される時限放出型も販売されています。ただし、現時点で、時限放出型のALAを摂取するメリットを裏付けるエビデンスはないようで、即時放出型製剤の利用吸収の方が優れているようです。ALAは、50mgでも600mgでもほぼ同じ割合で素早く吸収されます。ALAの絶対的なバイオアベイラビリティ(生物学的利用能。薬剤や栄養素がどれだけ体内に入って利用・吸収されたかを表す指標)は、投与量を問わず約93%が吸収されることが示されています。4,18 

ALAは、経口摂取で最も著しい臨床的効果が得られると考えられるため、ゆっくりと吸収される時限放出型にメリットはないかもしれません。というのも、重要なのは投与量が肝臓のALAを取り込む力を上回ることであり、それによって全身の血液循環にALAが入ることで血中濃度が急速に上昇し、他の主要組織への送達につながるためです。この目標は、即時放出製剤で最も達成されやすいとみられ、おそらく分割投与よりも1日1回の投与がベストだと思われます。4,18 

副作用、安全性、薬物相互作用


ALAは一般に副作用はなく、忍容性(たとえ副作用が生じたとしても十分耐えられる程度)が良好です。まれに軽い胃の不快感や吐き気といった副作用が見られますが、R-ALA型を使用することでその副作用がさらに軽減されます。3

また、ALAは1日最大2,400mg摂取しても大きな副作用がないほど安全ですが、軽度の胃腸症状(吐き気や胃のむかつきなど)、頭痛、軽度の皮膚症状(主にかゆみ、じんましん、アレルギー性皮膚炎など)が報告されています。19

なお、ALAを補給する際は、インスリン感受性と血糖コントロールを改善するために、インスリンの他に、メトホルミンのような経口血糖降下薬の投与量を調整する必要があるかもしれません。




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2022年10月27日

健康 安眠促進に優れた効果

GABA and Sleep Quality


2022年8月更新 / 2017年初出掲載

処方薬や市販の睡眠薬の重篤な副作用に関する懸念が高まる中、睡眠の質を改善するために、消費者は安全かつ効果的な天然由来の製品に注目することが大切です。

天然型GABAを用いた研究で、この成分が安眠促進に優れた効果を発揮することが明らかになりました。

γ(ガンマ)-アミノ酪酸(GABA)


γ‐アミノ酪酸(GABA)は、中枢神経系に広く豊富に分布している主要な神経伝達物質であり、脳を正常に機能させる最も重要な調節因子の一つとして機能しています。

GABAが不足すると、睡眠の質の低下をはじめ、不安や抑うつ気分を引き起こしたり、場合によってはてんかんなどの脳や神経系障害につながることがあります。1 

GABAの異なる形態


不安や睡眠対策として処方される一般的な薬剤は、脳内でのGABAの作用を高めることで効果を発揮するのが狙いです。ただし、こうした薬剤の多くは習慣性があり、多数の副作用を生じるため、継続的な使用には不向きなものも少なくありません。

GABAの脳内作用を高めたい方がGABAのサプリメントを摂取するのは当然のことですが、実はそれほど単純なことではありません。というのも、まずはGABAの形態を知ることが重要であり、合成GABAではPharmaGABAトレードマーク(TM)などの天然型GABAと同様の効果が得られないことが示されているためです。1,2

合成型GABAは、人体に安全ではないピロリジノンという工業用溶剤を原料として製造されています。一方、PharmaGABAトレードマーク(TM)は、キムチの生産に用いられるプロバイオティクス細菌であるラクトバチルス・ヒルガルディー(Lactobacillus hilgardii)を使用して自然発酵で作られたものです。

GABAの働き


詳細な臨床試験により、PharmaGABAトレードマーク(TM)は気持ちを落ち着かせながら集中力や思考力を高めるなど、さまざまな効果を発揮することが示されています。1

PharmaGABAトレードマーク(TM)は、次のような作用でリラックス効果を促します。

  • 副交感神経の活性化

  • 脳のβ(ベータ)波に対するα(アルファ)波の比率を増加。

  • コルチゾール濃度などのストレスマーカー(指標)を減少。


PharmaGABAトレードマーク(TM)は副交感神経を活性化させます。摂取されたPharmaGABAトレードマーク(TM)は容易に吸収され、消化管にあるGABA受容体に結合します。そうして末梢神経系に送り込まれ、その情報を脳に伝達します。脳は、副交感神経の活性化につながるようにこの情報を処理します。交感神経が活性化するとストレスを感じ、よく言われる闘争・逃走反応(別名、戦うか逃げるか反応)が起こる一方で、副交感神経が活性化するとリラックス反応が生じます。PharmaGABAトレードマーク(TM)を摂取すると、5〜30分以内に副交感神経が活性化されることがわかっています。3 この効果は、ストレス対処や快眠のための準備に役立ちます。

-And-Improved-Sleep">PharmaGABAトレードマーク(TM)と睡眠改善に関する研究


PharmaGABAトレードマーク(TM)は、特に継続的に使用することで、睡眠の改善を促進する効果があることが明らかになっています。PharmaGABAトレードマーク(TM)を用いたある研究では、38人の高齢者にPharmaGABAトレードマーク(TM)100mgまたはプラセボを4週間にわたって投与しました。ストレス指標として唾液中コルチゾール濃度が測定され、睡眠と生活の質(QOL)に関するアンケート調査が行われた結果、2週間後と4週間後に、PharmaGABAトレードマーク(TM)群のコルチゾール濃度上昇はわずかでしたが、プラセボ群で有意な上昇が認められました。

また、アンケート調査では睡眠の質の向上が示され、PharmaGABAトレードマーク(TM)群の被験者から、入眠がスムーズになったという回答や、夜中の目覚め(中途覚醒)や朝の眠気が減ったり、回復力が高まったとの報告がありました。加えて、PharmaGABAトレードマーク(TM)群では夜間頻尿の回数も減少しました。4

その上、PharmaGABAトレードマーク(TM)は1回の投与でも睡眠を改善することが確認されています。別の二重盲検試験(医師・患者ともに、誰が本物のサプリメント・薬剤かプラセボを摂取しているかわからないように進行して効果を客観的に判定する方法)では、PharmaGABAトレードマーク(TM)100mgまたはプラセボを投与して脳波(EEG)が測定されました。5 その結果、PharmaGABAトレードマーク(TM)はプラセボよりも入眠に要する時間を5分短縮し、質の高い睡眠時間を増やすことが実証されました。さらに、アンケートでも、PharmaGABAトレードマーク(TM)を摂取した被験者の睡眠が改善され、特に覚醒時のエネルギースコアが高くなったことが認められました。

同試験ではPharmaGABAトレードマーク(TM)投与後のGABAの血中濃度も測定され、GABAが速やかに吸収され、経口投与後30分で血中濃度が最も高くなることが示されました。このことから、安眠を促すには就寝30分前にGABAを摂取するのが最も効果的であると研究者らは考えています。

睡眠改善効果をはじめとして、PharmaGABAトレードマーク(TM)には複数のメカニズムが提案されていますが、最も有力なのは副交感神経の活性化を介したメカニズムでしょう。別の研究では、PharmaGABAトレードマーク(TM)が副交感神経の活性化を介して中核体温をわずかに低下させることがわかっています。中核体温を下げることも睡眠改善を促す要因となるものです。1

まとめ


GABAは睡眠の質を向上させるだけでなく、ストレスを感じた際にも使用できます。より良い睡眠を促すには、就寝時に100〜200mgを摂取することが推奨されています。 

PharmaGABAトレードマーク(TM)には既知の薬物相互作用はありません。なお、一般的なガイドラインとしては、6時間以内に600mg、24時間以内に1,200mgを超えないように摂取することが推奨されています。

GABAで効果を実感するポイントは、PharmaGABAトレードマーク(TM)のように発酵プロセスを経た天然型を使用することで


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