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2022年12月04日

ミカン収穫祭り

2022年も12月を迎えました。年賀状は買ってきたけど全然手をつけていません。師走ですね。
冬の果物と言えばミカンです。
管理人宅では庭にミカンの木が7本ぐらい植えてあるので、現在は収穫の最終段階です。
文字通り「売るほど」あるので、食べても食べても減らない。
実家に持っていくけど、ほとんど減らない。
ミカンの木を植えたのは管理人ではなく実家の親なのですが、特にミカンが大好きというわけではないらしい。
完熟して、鳥が食べたり枝から落ちたりしています。
IMG_1941.JPGIMG_1942.JPG

ミカンの品種についてはよく知らないのですが、7本のうち6本は「中玉」ぐらいの普通のミカンがなる木で、1本だけ「夏みかん」みたいなヤツがいます。
この夏みかんがクセモノで、他のミカンの花にどんどん受粉して、柔らかミカンだった品種がガチガチの夏みかんもどきになってしまうのです。
受粉は虫や風が自然にやっているのですが、気が付けばどの木にも「夏みかんもどき」がなっています。
皮が厚くてかなりすっぱい。
本体の「夏みかん」の木には毎年枝が折れるぐらい大量に実がなります。あまりにもすっぱいので誰も食べない。がんばって収穫して段ボール詰め込んで、3ヶ月ぐらい熟成させてから絞ってジュースにしています。
庭にミカンの木を7本も植える人はあまりいないと思いますが、すべて同じ種類に統一するのが賢明です。
ガチガチの夏みかんが好きな人以外は、夏みかんは植えない方が良いです。
収穫するのさえ面倒すぎる。どうしよう。
タグ:収穫 ミカン

2022年11月28日

裏は花色木綿

ご近所のマンガ喫茶がことごとく閉店してしまったので、最近はマンガを読むのも一苦労です。
と言いながらもなぜか毎週ネットカフェなどへ行って週刊誌を読んでいます。
すべての雑誌に目を通すことはできないので、読んでいるのは数誌だけです。
以前は「週刊少年ジャンプ」を読んでいましたが、気が付いたら読むのが止まっていました。いつからだろう。
なんとなく「こち亀」が終わった頃じゃないかと思う。
そんな「ジャンプ」ですが、久しぶりに読んでみたら、相変わらず「ジャンプ」でした。
他の雑誌と比べて、やたらと熱量が高いです。紙面から寄せてくる「圧」が強くて、若年層なら耐えられるけど、50代後半の世代には眩しすぎてちょっと辛い。
「HUNTER×HUNTER」が再開したので読んでいるのですが、ものすごいネームの量に眩暈がしています。
個人的には「ルリドラゴン」の再開が待たれます。

さてそんな「ジャンプ」ですが、ちょっと異色な作品が「あかね噺」。
現代を舞台にした落語ものです。主人公は17歳の女の子。
父がなれなかった「真打」をめざして落語家の道を進むお話です。
女の子が落語をするのは「じょしらく」などがありますが、ギャグに流れず王道の「成長物語」を描いています。「ジャンプ」で落語をやって人気が出るのかと思われる節もありますが、じつはかなり人気があります。
「ジャンプ」は過去にも「ヒカルの碁」など、およそ少年マンガの題材には向かないものを大ヒットさせた実績があります。まったくもって油断がならねぇ。

管理人は落語はあまり聴かないのですが、日曜の早朝にやっているNHKの「演芸図鑑」は毎週見ています。
日曜日の朝5時15分にリアルタイム視聴しているのです。どうでぇ驚いたかい。
それから、中学生の頃に落語を「読破」したことがあります。
たしか講談社文庫の「落語文庫」(全18巻)だったと思いますが、当時の担任から借りて、全部読みました。
われながらガッツのある中学生だと思います。なにが彼をそこまで駆り立てたのでしょう。

ということで「あかね噺」。
途中から読んで面白かったので、コミックスで1巻からあらためて読んでいます。
これを読んで落語に興味を持った中学生に、「落語文庫」全18巻を読破して貰いたいものです。
さてここで表題の「裏は花色木綿」に繋げてオチをつけようとおもったのですが、まったく繋がりませんね。
どっとはらい。

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感想(1件)


2022年11月20日

週休二日制の罠

管理人のゆうすけです。11月も半ばを過ぎて、冬支度を始める時期ですね。
今年はとうとうスタッドレスタイヤを買いました。
管理人が住む地域では、毎シーズン2〜3回ぐらいは降雪や凍結で通勤がヤバくなる日があります。
北国ならばスタッドレスは必需品ですが、年に2、3回だとちょっと迷います。
まあ、保険だと思ってホイールセットを買って、さっそく取り付けました。
4本セットで取付費込みの5万円。高いのか安いのか。とりあえず安心ですよ。

管理人の職場では数カ月前に1名離職者が出て、現在新人募集中です。
1か月前には中国人が仮採用で来ましたが、日常会話にも不自由するレベルだったので、残念ながら不採用。
先週からは、今度は日本人の新人が見習い中です。だいたい2〜3週間ぐらいが仮採用期間で、労使ともにOKならば本採用になります。
募集をかけても応募してくる人は滅多にいないので、基本的に来るものは拒まず、というのが会社の方針のようです。できれば残ってほしい。
勤務場所が浄化センター(下水処理場)なので、24時間稼働しています。施設自体が築30年を超えて古いのと、市との契約で最低1名の職員常駐が求められているので、夜間や土日祝日でも当直が必須です。
それに加えて職員が1人減っているので、宿直のローテーションがヘビーになっています。
今年の年末年始は、12/29から1/3までお休みのはずですが、12/30と1/1は当直です。元旦はお仕事だああ。

という前振りをしておいて、表題の「週休二日制」についてのお話。
知っている人にとっては常識ですが、「週休二日制」と「完全週休二日制」は別物です。
ちなみに弊社は「週休二日制」です。
月1回以上週2日の休みがあり、他の週は毎週1日の休みがあるのが「週休2日制」です。 一方、毎週2日の休みがあるのが「完全週休2日制」です。似ているようですが、全くの別物です。また、休みは土日に限る訳ではありません。
現在の管理人は、月に1回だけ土日休みで、あとの週は日曜または土曜が休みです。
これから就職する人、転職を考えている人は、この違いをよく覚えておいてください。
いまどき完全週休二日制でない職場があるのか、という疑問を持った人は、ちょっと甘い。
意外と「週休二日制」どまりの職場は多いのです。
じわじわと労働力が減っているので、人手が足りなくて休みが取れない職場も山ほどあります。
とくに現場系の仕事は若者に人気が無いので、相当ご高齢な人たちががんばっています。
あと10年したら、かなりの数の会社が消えていくんじゃないかな。
外国人労働者はもっと増えるし、ロボットやAIが人に代わって働くことになるでしょう。
この国はゆっくりとたそがれの時代を迎えているのです。

2022年11月16日

アイコンについて

管理人のゆうすけです。2022年もあと1か月半です。そろそろコタツを出したい気持ちが高まっています。
表題の「アイコン」について、SNSなどのプロフィールアイコンのお話を少し。
じつは管理人は、2019年頃から地味にTwitterを嗜んでいます。わりと最近ですね。
2022年11月現在で、フォロワー数が4人という最高に密かな活動ぶりです。
興味がある人は@ayanoyusukeで覗いてみてください。思い出したように時々呟いています。

こうしたSNSでは、始める際に自分のプロフィール設定をするのが常ですが、その際にアイコンの設定も含まれます。自分が発言するときに名前の隣に表示される写真や絵ですが、多数の人は、自分自身を表すものを用意していると思います。Twitterでは、デフォルトでは「タマゴ」ですが、写真やイラストなど自分で指定できます。

個人情報やSNSの匿名性などから、自分の顔写真をズバリ載せている人は少ないようです。相当顔に自信がある人か、顔を覚えてもらう必要がある人がチャレンジしている感じですね。他にはペットや趣味のアイテム、推しの画像、商標や風景写真、食品や商品の写真などもあります。
マンガ家やイラストレータの方々は、自画像を描いて載せているパターンが多いようですね。
いろいろなバリエーションがあって興味深いと思います。
IMG_0054.JPG管理人が使っているアイコン
オリジナルのデザインは卵酒秋刀魚氏が40年以上前に同人誌で使っていたサイン。

管理人は上掲の「三日月に人の顔」をはめ込んだマークを使用しています。
自分でデザインしたものではなく、40年以上前に発行された同人誌に掲載されていたものです。
作者は「卵酒秋刀魚」さん。先般、ようやくご本人から使用の許諾をいただくことができて安心しています。
じつは数年間、無断で使っていたのです。著作権侵害事案ですね。皆さんはマネしないようにしてください。

最近「漫画家の自画像」(南信長 著)という本を読みました。
漫画解説者が、漫画家の自画像を通じてマンガ史を語る著作です。巻頭、巻末の年表や、索引など、ものすごく手間がかかっていて、資料的な価値も高い労作です。
その中で、漫画家の自画像について次のようなことが述べられています。
「漫画家の自画像とは、単なる似顔絵ではなく、自分自身をどう思っているのか、また、自分自身を他人にどう思われたいのか、という肥大化した自我が心のプリズムを通過して描かれるものなのです」
なるほどと思います。雑誌の巻末などに、目次と併せて作家の近況などが「自画像」と一緒に載っていますが、あの絵は作家各位の「自己省察/自己演出」の産物なのです。
最近は、人間以外の、ロボットや動物、物体などを「自画像」として使う作家さんも増えていますが、そういう傾向も、心理的に分析すると面白いかと思います。

ちなみに管理人がこの「月」のアイコンを使っている理由は、以下の4つかなと自己分析しています。
1 「月」がモチーフのとおり、「ルナティック(正気でない人、変人、愚者)」であることを示す。
2 三日月のため顔の一部が隠れており、「二面性」「秘匿性」を示す。
3 目が仏像などにある「半眼の眼差し」となっており、「内観と外観」を併せていることを示す。
4 極めてシンプルな描線で構成されており、デザインの強度が高い。
自分でデザインしていないくせにナニですが、かなり最強に近いアイコンだと思います。

2022年11月05日

乙嫁語り 14巻(by森薫)

「乙嫁語り」は、19世紀半ば、中央アジアを旅するイギリス人旅行者スミスが各地で出会った“乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを描いた漫画作品です。作者の森薫の長編2作目。前作はヴィクトリア朝の英国を舞台にしたメイド漫画「エマ」。番外編を含めて傑作なので未読の方はぜひ。

「乙嫁語り」の基本的な主人公は、アミルさん(20)とそのご主人のカルルク君(12)ですが、14巻ではアミルのお兄さん(アゼル)たちのお話がメインです。
舞台となるのが19世紀の中央アジア(カスピ海の周辺)で、ロシア帝国の侵攻が始まりつつあります。アゼル達の草原の一族と街の一族が会談を開き、それに対抗するために同盟を結ぶことになります。草原の一族の結束を固めるため、ハルガル族のアゼルはジャンディク族の娘を嫁に貰うことになりますが、娘が認めた男にしか嫁がせないという条件がつきます。勝負は「馬競べ」。
ということで、今回は中央アジアの雪原を、馬で爆走するお話です。
「馬」とか「馬具」とか「民族衣装」とか、あらゆる角度から描きまくっています。スゴイよ。
森先生はディティールをきっちり描くタイプの人なので、絵を見ているだけでわくわくします。
誰に強制されたわけでもないのに、ペルシア絨毯の柄を、延々と描き込んでいます。怖いぐらい。
森先生はデジタル派ではなく、紙にペンで描いているそうなので、できれば手伝ってあげたい。
ちなみに「乙嫁語り」は、通常サイズのコミックスとは別に、大きなサイズのワイド版も発行されています。
そうです。できるだけ大きなサイズでお楽しみいただきたい作品なのです。
原画を見たいなあと思ったら、じつは原画展もやっているのです。

otoyome01.jpg
「乙嫁語り」の原画展が絶賛開催中
ものすごく行って見たい。
京都で2022年の12月までやっている。
そうだ、京都行こう

2022年10月30日

飼い猫に手を噛まれる

管理人のゆうすけです。
今日はお休みだったので午前中に洗濯をしていました。
洗濯ものを庭に干そうと玄関から出たら、飼い猫のしぃさんが足元をすり抜けて外に出てしまいました。
うちの猫は原則的に室内飼いなので、猫を回収しようとしたら、庭木の根元に隠れて抵抗します。
手を伸ばして捕まえようとしたときに、興奮したしぃさんが、管理人の左腕に噛みつきました。
かなり激しく噛み、しかも爪でひっかきもしたので、一瞬で左手首から前腕にかけて傷だらけになりました。
傷をよく見ると、猫の爪の抜け殻が刺さっているぐらい強烈な攻撃を受けていました。
猫の回収は配偶者にお願いして、急いで傷の手当てをしました。
ご存知の方も多いと思いますが、猫などの動物によるひっかき傷は、感染症を引き置こす場合があります。
名前がついています。ずばり「猫ひっかき病」です。そのまんまですね。
「バルトネラ菌」というバイ菌に感染することで起こります。傷ついた部分や、その近くのリンパ節が腫れます。ひどいと高熱が出ることもあります。
猫の傷は、意外と深いことが多いので注意が必要です。
管理人は水で傷口を洗い流してから、消毒薬をふりかけ、抗生物質入りの軟膏を塗りました。
ついでに抗生物質錠剤(こういう時のために海外輸入医薬品を取り寄せているのです)を飲みました。
リンパ節が腫れたりするのは、ある程度時間が経過してからなので、これで大丈夫かどうかは不明です。
猫はいきなり興奮して攻撃してくることがあるので、皆さんも気を付けてください。
飼い猫でも油断するとやられますから、まして野良猫などはうっかり手を出すと危険です。
SNSの写真や動画などで、猫の可愛らしい姿ばかり見ていると、人畜無害な動物だと思い込みがちですが、猫は小さくても野生動物の性情を失わない生き物なので、それを忘れないようにしたいものです。

posted by ゆうすけ at 20:45 | TrackBack(0) | ペット

2022年10月27日

「BE BLUES!〜青になれ〜」(by田中モトユキ)

週刊少年サンデーで連載されていたサッカー漫画「BE BLUES!〜青になれ〜」が、2022年46号で最終回を迎えました。全489話、単行本だと49巻かな。
管理人はスポーツ漫画は基本的に守備範囲外ですが、このマンガはずっと週刊誌で読んでいました。
あらすじをサックリ書くと「一条龍という天才的なサッカー少年が、小学生時代に大怪我をして再起不能と思われながら、ものすごくがんばって中学・高校とサッカーを続けて再び才能を開花させる話」です。

作者の田中モトユキ氏はもっぱらスポーツ漫画を描き続けていて、バレーボールや野球などを題材にした作品を何本も描いていますが、この「BE BLUES!」が最新かつ最長です。ちなみにこの作品、2015年に第60回(平成26年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞しています。

管理人がこの作品を評価しているのは以下の点です。
1 サブキャラクターの魅力
2 画面構成の丁寧さ

1については、ずばり「桜庭巧美(さくらばたくみ)」というキャラを生み出した点です。主人公の龍は、まさに王道の主人公ですが、その主人公の脇にこの男を置いたことがこのマンガの成功だったといっても過言ではありません。性格は傲岸不遜を絵にかいたような奴で、「オレ様を尊敬しろ」が口癖。どちらかといえば嫌われ者キャラで、主役を引き立たせる「噛ませ」役になるはずが、物語が進むほどにどんどん「味のあるキャラ」になっていきます。最後の最後まで活躍を見せるあたり、じつはこの作品の「裏主人公」かもしれない。

2について、特にスポーツ漫画などでは重要なのですが、「全体の状況がどうなっているのか」が分からないと興味がそがれてしまいます。カッコいいキャラの凄いプレイを大ゴマで見せたいのは誰しも思うことですが、それを効果的に見せるには、地道に状況を描写していく必要があります。
田中モトユキが偉いのは、そういう全体の俯瞰図や選手の配置などを丁寧に描いていることです。
加えて、カメラ位置をちゃんと固定していて、おかしな切り返しで読者を混乱させない工夫が上手です。

be blue02.jpgbe blue01.jpg

決勝戦のシーンを見ると分かりやすいのですが、敵側は画面の左から右に向かって攻めています。
主人公側は、逆に右から左へ攻めます。この方向性はずっと守られています。この制約の中で、いろいろなプレイを描いているので、まさに職人芸です。
ちなみにここでネタバレをかましておきます。
この試合、どちらが勝つのかは、じつはこの構図を見ただけで分かるのです。
日本の漫画というのは、右ページから左ページに読み進むように出来ています。
つまり、時間軸的には、左側は常に未来、将来になります。
やはり「勝利」する側というのは、常に「未来」に向かって進む側ではないでしょうか。
という重大なネタバレをして今回のご紹介はおしまい。

BE BLUES!〜青になれ〜(48)【電子書籍】[ 田中モトユキ ]

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感想(0件)


2022年10月19日

2022年秋アニメ

気が付けば10月も半ばを過ぎております。皆様お元気ですか。私は元気です。
そんなわけで、2022年の秋アニメも着々と始まっています。
今期は見るものが多いですね。毎回多いと思うけど、今回は充実度が増して多い。
管理人が見ているものは、ざっくり以下のとおりです。
「SPY×FAMILY 第2クール」
「うる星やつら」
「チェンソーマン」
「ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION」
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」
すべてを見ることはできないので、5本だけにしています。
話題の作品ばかりなので、あまり説明は必要ないかな。
5本のうち4本は原作ありなので、オリジナル作品は「水星の魔女」だけ。
そのせいか、話の続きが気になる。それは誰でも同じなので、放送直後のSNSの書き込みがすごい。
歴代のガンダムで、リアルタイムでこんなに話題や人気が出たのは、じつは初めてではないかと思える。
SEEDや00のときもそれなりに盛り上がっていましたが、Twitterなどの画像や動画も貼れるSNSが今ほど普及していなかったので、やはり時代の進化はすごいなあと思うのですよ。
suretta01.jpglum01.jpg

画像は左が「水星の魔女」の主役のスレッタ・マーキュリー、右がおなじみ「うる星やつら」のラムちゃん。
どちらも令和らしいデザインに仕上がっています。
とくにラムちゃんの方は、元々が「昭和」のマンガだったので、新しいキャラデザインを見たときにちょっと驚きました。
あまり変えるところが無いだろうと思っていましたが、髪色を明るくして、アイシャドーも青からブラウン系、瞳の色も暖色にしています。メイクはナチュラル系で、スタイルも少しスレンダーに。顔の描き方も今風のタッチに変えていて、特に鼻のデザインが可愛くなっています。(すこし上向きで、原作に近いと云える)
一方のスレッタちゃんは、まさかの「麿眉毛」で、えもいわれぬ「タヌキ感」を醸しています。
「水星」というド田舎からやってきた転校生、という設定ですが、なぜかモテモテ。なぜだろう。
「ガンダム」での主人公が女性パイロット、というのは初めてですが、かなり好調です。がんばれスレッタ。

「チェンソーマン」と「ベルセルク」は、どちらも「死と破壊と暴力」が好きな方におススメです。
「チェンソーマン」はMAPPAというアニメスタジオが独占製作していますので、かなりやりたい放題です。
「ベルセルク」は、以前製作された劇場版アニメ3部作を、再編集してTV版に直しています。元が劇場作品なので、画面比が違います。上下に黒のマスクが入っているのはそのせいです。
両作品とも、ものすごい熱量で製作されているので、アニメの最先端映像が見たいならば、一度はご覧ください。マンガのアニメ化の、かなり限界を攻めています。
いろいろ語ることが多いのですが、また機会があれば。
この秋は豊作です。
posted by ゆうすけ at 21:14 | TrackBack(0) | 映画・TV

2022年10月10日

神無月のお食事会

管理人のゆうすけです。
管理人は現在はインフラ関連の現場仕事をしていますが、以前は30年近く事務の仕事をやっていました。
辞めた後も、当時の上司や同期の人、現在も在職している人たちと会食をする機会があります。
基本的に管理人以外は皆さん女性なので、「女子会」に招かれるような感じです。男の飲み会とはまた違う雰囲気で、いろいろ面白いのです。

今回は3連休の中日にランチ会を開催しました。参加者は管理人を含めて5名。
N市の中央にはJR駅のタワーがそびえているのですが、そこの13階にある「なだ万茶寮」が会場です。
「なだ万」は全国に店舗がある、日本料理の老舗です。
休日のお昼ですが、すでに開店前からお客さんが並んでいて、予約していないとすんなり案内してもらえません。我々は開店すぐの11時予約だったので、サクサクと個室へご案内です。
案内された個室は洋個室で、20名ほど入れる部屋だったので、もう一組のお客さんもいました。ご親族での会食らしく、お子さんから年配の方まで約10人ほどの団体でした。
IMG_1905.JPG
今回のランチは「なごみ膳」( 3,630円・税サ込)
栗の炊き込みご飯が美味しくて、おかわりOKでした。

11時から2時間ほどの会食で、近況などを交えていろいろな話をします。
管理人はあまり友人がいないので、こういう機会が無いと「お喋りをする」ことが皆無です。
美味しいものを食べてお話をしていると、2時間はすぐですね。

食事の後は、同じタワーに入っているホテルでお茶をしました。
ホテルのロビーラウンジでコーヒーを飲むと、一杯1,200円します。
なかなかお高いのですが、たまにはこういう贅沢をしないと、年相応の大人としての自覚が失われます。
管理人はこういう流れになると予想していたので、一応上着は紺のブレザータイプのものを着ていきました。
コーヒーはお高いのですが、ケーキセットになるとなぜか1,800円になってお手頃なので、みんな自分の好きなケーキを選んでセットで注文しました。管理人は季節感のある栗のケーキをチョイスです。
ちなみにこのラウンジでは、アフタヌーンティーセットが注文できます。
afternonnteaset01.jpg
アフタヌーンティーセット 〜ハロウィン〜 ¥4,500  写真は2人分です
・黒ネコのムース
・かぼちゃのチーズケーキ
・紫芋のタルト
・フランボワーズのパート ド フリュイ
・フランボワーズのマカロン
などなど。映画やマンガで観たアレが登場します。

お茶会でもお話はまだまだ続くのですが、管理人は1時間程で失礼させていただきました。
その後は本当の「女子会」になると思います。
皆さんどうぞごゆっくり。

2022年10月02日

四畳半タイムマシンブルース

2010年に森見登美彦の小説「四畳半神話大系」がTVアニメ化されました。
監督が湯浅政明で、制作がマッドハウス、音楽は大島ミチルという強力な布陣で、なかなかの出来栄えでした。
「四畳半タイムマシンブルース」は、その続編というか番外編というか、10年ぶりのアニメ化です。
じつはこの作品は、ある舞台劇とのコラボ作品です。
「四畳半神話大系」をアニメ化したときにシリーズ構成をした、劇団ヨーロッパ企画の上田誠氏の戯曲「サマータイムマシン・ブルース」がそれです。
基本的なプロットはそのままで、舞台とキャラクタを「四畳半・・・」の世界に押し込めたのですが、まったく違和感が無いというか、奇跡のフルマッチです。
yojyouhanntime01.jpg「四畳半タイムマシンブルース」
2022年公開
原作 森見登美彦
監督 夏目真悟
脚本 上田誠
アニメーション制作 サイエンスSARU

あらすじはこんなかんじ。
「八月、灼熱の京都、左京区。おんぼろアパート「下鴨幽水荘」で唯一のエアコンが動かなくなった。悪友の小津が昨夜リモコンを水没させたためである。「私」がひそかに想いを寄せる後輩の明石さんと対策を協議しているところに、見知らぬ青年が現れた。
彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そこで「私」は、彼のタイムマシンで昨日に戻り、壊れる前のリモコンを持ってくることを思いつく。ところが、タイムマシンに乗り込んだ小津たちが、リモコンを持ってくるだけにとどまらず勝手気ままに過去を改変しようとするに至り、「私」は世界消滅の危機を予感する。」
「四畳半神話大系」も大学生の主人公「私」がいくつかの「並行世界」で異なるサークルや組織に所属し、右往左往する話ですが、その1パターンと言えなくもない。
タイムマシンが登場すると、必ずタイムパラドックスが発生するのですが、この話もその轍を踏みます。
タイムパラドックスは「親殺しのパラドックス」が有名ですが、もうひとつの「存在の輪」の方が密かに描かれます。あらすじでお気づきのとおり、エアコンのリモコンがそれに相当します。特に気が付かなくても普通に映画は楽しめますので、心配はご無用です。

映画の見どころは、なんといってもヒロインの「明石さん」。
「四畳半神話大系」から引き続いての登場で、この作品のメインヒロインです。
じつは森見先生は、当初は「明石さん」をそれほど重要なキャラとしていなかったそうです。書いていくうちに可愛くなり、TVアニメになったらさらに可愛くなり、「タイムマシンブルース」でもう一度書いたらどんどん可愛くなり、この劇場版で可愛さが臨界値を超えてしまいました。
映画サークルに所属しており、ポンコツな映画を量産し、見た目の端正さとは裏腹に何かしらの重要なネジが抜け落ちているような女性です。乗り物酔いもひどいタイプです。
この映画の管理人的評価値は95点。
マイナス点は、エンディングをやくしまるえつこに歌わせなかったこと。
「四畳半神話大系」のエンディングテーマ「神様のいうとおり」は、EDの映像と相俟って、神がかり的な傑作です。やくしまるえつこを使わない「四畳半」は、未完成と言っても過言ではない。

四畳半タイムマシンブルース (角川文庫) [ 森見 登美彦 ]

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posted by ゆうすけ at 21:36 | TrackBack(0) | 映画・TV
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銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコンコピーライトマーク卵酒秋刀魚さん。
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