管理人のゆうすけです。2022年もあと1か月半です。そろそろコタツを出したい気持ちが高まっています。
表題の「アイコン」について、SNSなどのプロフィールアイコンのお話を少し。
じつは管理人は、2019年頃から地味にTwitterを嗜んでいます。わりと最近ですね。
2022年11月現在で、フォロワー数が4人という最高に密かな活動ぶりです。
興味がある人は@ayanoyusukeで覗いてみてください。思い出したように時々呟いています。
こうしたSNSでは、始める際に自分のプロフィール設定をするのが常ですが、その際にアイコンの設定も含まれます。自分が発言するときに名前の隣に表示される写真や絵ですが、多数の人は、自分自身を表すものを用意していると思います。Twitterでは、デフォルトでは「タマゴ」ですが、写真やイラストなど自分で指定できます。
個人情報やSNSの匿名性などから、自分の顔写真をズバリ載せている人は少ないようです。相当顔に自信がある人か、顔を覚えてもらう必要がある人がチャレンジしている感じですね。他にはペットや趣味のアイテム、推しの画像、商標や風景写真、食品や商品の写真などもあります。
マンガ家やイラストレータの方々は、自画像を描いて載せているパターンが多いようですね。
いろいろなバリエーションがあって興味深いと思います。
| 管理人が使っているアイコン オリジナルのデザインは卵酒秋刀魚氏が40年以上前に同人誌で使っていたサイン。 |
管理人は上掲の「三日月に人の顔」をはめ込んだマークを使用しています。
自分でデザインしたものではなく、40年以上前に発行された同人誌に掲載されていたものです。
作者は「卵酒秋刀魚」さん。先般、ようやくご本人から使用の許諾をいただくことができて安心しています。
じつは数年間、無断で使っていたのです。著作権侵害事案ですね。皆さんはマネしないようにしてください。
最近「漫画家の自画像」(南信長 著)という本を読みました。
漫画解説者が、漫画家の自画像を通じてマンガ史を語る著作です。巻頭、巻末の年表や、索引など、ものすごく手間がかかっていて、資料的な価値も高い労作です。
その中で、漫画家の自画像について次のようなことが述べられています。
「漫画家の自画像とは、単なる似顔絵ではなく、自分自身をどう思っているのか、また、自分自身を他人にどう思われたいのか、という肥大化した自我が心のプリズムを通過して描かれるものなのです」
なるほどと思います。雑誌の巻末などに、目次と併せて作家の近況などが「自画像」と一緒に載っていますが、あの絵は作家各位の「自己省察/自己演出」の産物なのです。
最近は、人間以外の、ロボットや動物、物体などを「自画像」として使う作家さんも増えていますが、そういう傾向も、心理的に分析すると面白いかと思います。
ちなみに管理人がこの「月」のアイコンを使っている理由は、以下の4つかなと自己分析しています。
1 「月」がモチーフのとおり、「ルナティック(正気でない人、変人、愚者)」であることを示す。
2 三日月のため顔の一部が隠れており、「二面性」「秘匿性」を示す。
3 目が仏像などにある「半眼の眼差し」となっており、「内観と外観」を併せていることを示す。
4 極めてシンプルな描線で構成されており、デザインの強度が高い。
自分でデザインしていないくせにナニですが、かなり最強に近いアイコンだと思います。