今日はお休みだったので午前中に洗濯をしていました。
洗濯ものを庭に干そうと玄関から出たら、飼い猫のしぃさんが足元をすり抜けて外に出てしまいました。
うちの猫は原則的に室内飼いなので、猫を回収しようとしたら、庭木の根元に隠れて抵抗します。
手を伸ばして捕まえようとしたときに、興奮したしぃさんが、管理人の左腕に噛みつきました。
かなり激しく噛み、しかも爪でひっかきもしたので、一瞬で左手首から前腕にかけて傷だらけになりました。
傷をよく見ると、猫の爪の抜け殻が刺さっているぐらい強烈な攻撃を受けていました。
猫の回収は配偶者にお願いして、急いで傷の手当てをしました。
ご存知の方も多いと思いますが、猫などの動物によるひっかき傷は、感染症を引き置こす場合があります。
名前がついています。ずばり「猫ひっかき病」です。そのまんまですね。
「バルトネラ菌」というバイ菌に感染することで起こります。傷ついた部分や、その近くのリンパ節が腫れます。ひどいと高熱が出ることもあります。
猫の傷は、意外と深いことが多いので注意が必要です。
管理人は水で傷口を洗い流してから、消毒薬をふりかけ、抗生物質入りの軟膏を塗りました。
ついでに抗生物質錠剤(こういう時のために海外輸入医薬品を取り寄せているのです)を飲みました。
リンパ節が腫れたりするのは、ある程度時間が経過してからなので、これで大丈夫かどうかは不明です。
猫はいきなり興奮して攻撃してくることがあるので、皆さんも気を付けてください。
飼い猫でも油断するとやられますから、まして野良猫などはうっかり手を出すと危険です。
SNSの写真や動画などで、猫の可愛らしい姿ばかり見ていると、人畜無害な動物だと思い込みがちですが、猫は小さくても野生動物の性情を失わない生き物なので、それを忘れないようにしたいものです。
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