2021年09月26日
現実主義勇者の王国再建記 最終回
BS11の現実主義勇者の王国再建記です。ヴァンを制圧したソーマは、ヴァンもまたエルフリーデン王国のように自由な街に作り変えていく。食料難には、ポンチョが山岳地帯に自生する『幻惑リリー』に着目。その地下茎は食用になるが、採取には『猩々』が必要…動物と話が出来るトモエが『猩々』と話をまとめ、収穫ができるようになった。先の内戦でもライノサウルスと話をまとめたのはトモエちゃん！
ソーマはトモエに何か買ってやりたくて、市中視察に…その恰好は異世界道中？
立ち寄った商店で見つけた靴をトモエにプレゼントしようとすると…「お客様。戦場で諸将を集め軍議しているとして、真っ先に出た意見が良案だったとします。貴方はその良案をすぐに採用しますか？」「しないな…もっといい案があるんじゃないかと思ってしまう」「だからもし、自分が諸将側で自分の案を通したい場合には、すぐには出さず、議論が行き詰った時に、そっと出すのがいいのです…男女の駆け引きもまた戦いと言う事です」
策士だなあ。けど策に溺れるかもよ？
突然、帝国の皇女ジャンヌが現われる！帝国では、ソーマの手腕を高く評価する一方、ソーマを無類の好色家と噂していた…
「美しき先代王の娘と婚約したにもかかわらず、王国中の美女を集めて側室選びを行ったと」「そういう噂が立ってるのは知ってましたけど」「マジか！」「噂がガセとなると、あの手は使えませんね」「あの手？」「好色な王様なら、美しい姉上に接待させておねだりさせれば簡単に要求を通せると思っていたので」「帝国の聖女に何をさせようとしているんだ！」
ジャンヌは、ソーマがこの世界に召喚された事を詫びる。王国に『勇者召喚』を行わせたのは『人類宣言』加盟国をなだめる為の方便。成功するとは思っていなかった…「事情が分かってからは恨みに思っていないよ。それに…こっちに守りたい家族が出来たからな。ま、気にしてヴァンの領有を認めてくれるって言うなら…」「残念ながら、私にも守る家族がいますので」「ならば、交渉するしかないな」「ええ、その時はどうかお手柔らかにお願いします」
ソーマの戦いは続く… 第二部制作決定！
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