いみじのあんちの徒然なるままに

2021年09月19日

現実主義勇者の王国再建記第12話

BS11の現実主義勇者の王国再建記です。

ヴァンは落ちてはいなかった。ガイウス八世はエルフリーデン王国軍に攻め込む！
これに対して王国軍は『鶴翼の陣』で迎え撃つ。中央にルドウイン率いる禁軍、左翼にグレイヴ率いる陸軍、右翼にリーシア率いる陸軍。そして、ソーマは…
「お飾りの大将は本陣で、暇を持て余しているくらいでいいんだろ？」「貴方は国王なのだろう？」「国王の仕事なんて、戦前と戦後にしかないよ。後はそうだな…いざって時にこの首を差し出して、将兵の命乞いをするくらいかな」

強行軍によって兵は疲弊し、村々から徴発した兵の戦意は低い…ガイウス八世は公子ユリウスを落ち延びさせると、手勢を引き連れソーマのいる本陣に向けて突進する！
ソーマの国王としての覚悟を知ったカルラがガイウス八世に立ち向かうが…カルラのピンチを『ムサシ坊や君』が助ける！
『ムサシ坊や君』に仕込んだ爆薬が炸裂！
無数の矢を受けてもガイウス八世は刀をソーマの足元まで投げつける執念を見せる
「アミドニア人の気骨しかと見た！ガイウス八世の武勇は長く語り草となるだろう」

王城に入ったソーマは戦後処理に当たる。グレイヴからアミドニア全土を攻略可能と報告を受けるが、ソーマはその意志はない
「どんなに領土を拡げても、帝国が出てきたら全ては水の泡だからな」「帝国が出てくるの？」「まず間違いなく出てくるだろう。人類宣言の加盟国であるアミドニアが侵略されたんだ」「攻めてきたのは公国軍よ？」「国際条約ってのはそういうものさ」「ソーマは何で加盟しなかったの？」「加盟できないからさ。あの宣言には落とし穴があるからな」「落とし穴？」

ソーマは宝珠放送で歌番組を流す。
子人族のパミーユや、「ローレライ」のジュナの歌声にアミドニアの民は癒される
すると、ソーマは飛び込みゲストとしてアミドニア公国軍中将マルガリタに歌ってもらう、彼女が歌ったのはアミドニアの国歌『ゴルドアの谷を越えて』だった！エルフリーデンに奪われし父祖の土地を奪い返すという内容だが…ソーマは意に介さない。
「自由に歌が歌える国は良い国だと、俺はそう思う」

「現実主義勇者の王国再建記」Blu-ray BOXは、10月13日発売！