いみじのあんちの徒然なるままに

引き続き、怪傑ライオン丸です。
ゴースン八人衆も五人目。ついに病人まで投入するゴースン。
怪人マフィアンは体が万全でないにも関わらず、ゴースンの命令に従い、獅子丸(潮哲也)と戦う決意を固める。
それを心配するのは、子供同然に育てられた加代(村田美智子)。
マフィアンに忍術も習っていた加代は、マフィアンが止めるのも聞かず獅子丸を狙う


獅子丸に襲い掛かる加代！
しかし、獅子丸は女を相手にする気はない
それでも、刃を向ける加代に、沙織(九条亜希子)が参戦！「まさか獅子丸さんが女を相手に戦うわけにはいかないでしょう。あたしが代わってお相手しましょう」「邪魔するな。お前も斬るわよ」「面白い。貴女なんかに負けないわ」
激しく戦う二人のくノ一。このままでは、どちらかが死ぬと見た獅子丸が沙織を止めると、同じく、加代にもマフィアンが止めに入る。そのマフィアンが咳き込む…
そんな二人に「あ〜あ、とうとうゴースンも、病人や女まで使わなきゃならなくなったか」憎まれ口をたたく小助(梅地徳彦)。
その一言でエキサイトしたマフィアンが獅子丸に熊手で襲い掛かるが、勢いで右腕を斬ってしまう！
斬られた腕は小助の元に！マフィアンの青い血に手を汚す小助。
撤退したマフィアンは加代にこれでいいと話す。その意味は…


洗っても青い血が取れない小助は、マフィアンの毒に侵される。
もがき苦しむ小助は、いつしかマフィアンの容貌に！その姿で獅子丸を襲う！！
何とか縛り上げるが小助のもがき苦しむ姿に、沙織が冷静さを失う。半狂乱になった沙織を平手打ちで正気に戻す獅子丸。
女の子に手をあげるのは主義にもとる行為だけど、仕方ありません。



小助を助けるにはマフィアンを斃すしかない。獅子丸は、マフィアンと再戦。片腕ながらも熊手と含み針でライオン丸を苦しめるマフィアンだったが、力及ばず…
マフィアンの仇とばかりに向かってくる加代を払いのけるライオン丸。「加代さん。もう止めるんだ。私は貴女方に何の憎しみもない。だが、ゴースンを斃すためには私は何でもやる！加代さん。貴女にだけは生きてほしい」
そんなライオン丸の願いも虚しく、加代は自ら命を絶つのだった…