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2015年11月25日
トロント ヨーク 地区の公共交通機関 <VIVAバス>
私は、トロント中心部から北に外れたノースヨークという地区に住んでいます。
詳しくいうと、ヨーク大学のすぐ近く。
トロントで最も危険と言われているJane×Finch から歩いて20分ほどのところです。
この付近には、現在、地下鉄の駅がないので、ダウンタウンまで行く時は、
最寄りの地下鉄駅であるDownsviewまでTTCのバスで移動し、
そこから、地下鉄に乗ります。
※TTCについては、以前投稿したこちらの記事をご覧ください。
当初の予定では、今頃、とっくに地下鉄がこちらの方までのびてきているはずだったのですが、
工事がかなり長引いているようで、まだ地下鉄の駅は、この近辺にはありません。
2017年には、ヨーク大学駅が開通する予定みたいですが、
工事のペースを見ているかぎり、あまりあてになりません。
いったいいつになることやら・・・
さて、この辺りは、地下鉄が通っていないので、
車を持っていなければ、基本、バスでの移動になります。
南(ダウンタウン)の方へ行くには、Downsviewからは地下鉄を利用できますが、
それより北はバスのみ。
ちょうど私が住んでいるアパートの少し北のSteelesの通りより北はTTCのバスは走っていないので、
YRT(York Region Transit) やGO Transitのバスを利用することになります。
TTCのバスが走っていないヨーク地区内を移動する時に利用するのが、YRTのVIVAバス。
文字通り、ヨーク地区内を走っている公共交通機関です。
ヨーク地区のさらに郊外へは、GO TransitのGOバスが走っています。
私は、いつもT&T(台湾系スーパー)があるPromenadeショッピングセンターへ行く時に、
VIVAバスを利用しています。
VIVAバスは、移動する距離によって運賃が変わります。
移動区間が、1ゾーン内であれば、大人4ドル。2ゾーン内であれば、5ドル。
(※2015年11月24日現在の料金です。)
頻繁に利用する場合は10枚セットや、さらには、マンスリーパスを購入すればお得です。
それに比べてTTCは距離に関わらず、一律、3ドル。
一見、TTCの方がお得のようですが、
VIVAバスは、チケットを購入してから2時間以内の利用であれば、
新たに運賃を支払う必要がないので、4ドルで目的地まで往復することも可能です。
チケットには、購入した時間の2時間後の時間が印字されています。
VIVAバスに乗る時は、運転手さんにチケットを見せずに,
後ろのドアからバスに乗ることができるので、
結構、無賃乗車している人もいるようです・・・
VIVAバスは、TTCのバスに比べて、運転も丁寧だし、バス内も豪華です。
シートのクッションも分厚く、贅沢な配置。
そして、ターミナルや大きなバス停では、券売機があり、
そこでお札を入れてチケットを購入できるのが便利。
きっちり運賃分のコインを準備しておく必要がありません。
おつりは、すべて2ドル硬貨なので、あまり大きな紙幣を使うと、
財布が2ドル硬貨で、ぱんぱんになってしまいます。
VIVAバスの内部とチケットはこんな感じです。
VIVAバスの乗り場には、電光掲示板があり、バスが来るまであと何分かかるのかがわかります。
これは、かなり便利。どこか温かいところで、バスが来るまでゆっくり待つことができます。
ちなみにPromenade のバス停には、暖房付きの待合室があります。
大きなバス停には、エアコン付きの待合室があるので快適です。
TTCのバス停では、そんなの見たことないですからねぇ。
VIVAバスと電光掲示板
とにかく、VIVAバスは、TTCのバスに比べて、何かと快適です!!