こばとの数学ひとりごと01 数学基礎講座始めました
忙しいブログ主さんに代わって、『こばとの数学基礎講座』を執筆することになった。ブログ主さん曰く、「1日に10人ぐらいしか来ていない。このままではちっともアクセスが伸びないから、読者の年齢層をもっと広げる必要がある」
ということらしいです。こばとも数学は好きだけど、価値あるコンテンツにするには、教科書とは違ったアプローチをしないとね。
昔の高校数学は「数学T」、「基礎解析」、「代数幾何」、「微分積分」、「確率統計」というように分けられていた。すっきりしていて美しいよね。今の数学科目の分け方は複雑すぎてちょーややこしいね。しかも中身が大きく変わっているわけではないみたい。内容を切り貼りしただけ。科目の仕組みを理解すること自体が頭の体操になりそうだね。全国の学生さんたちの頭を鍛えているのかな? 別にほめてないよ! 文部科学省さん、ちっとも美しくないので、さっさと再編してください! 数学は「美」とは切り離せない学問です! その数学の初歩を理解するための仕組みも絶対に「美しく」なくてはいけません。これは、こばとの譲れない哲学の1つです! ぜいぜい、はあはあ、騒いだら疲れちゃった。別にこばとが騒いだところで何が変わるわけじゃないし、もうやめよう。
得意科目を伸ばすよりも苦手科目を克服したほうが点に結びつきやすい、とは言われるけど、わかっちゃいても苦手科目は勉強したくないもんだよねー。学力をあげる秘訣はこの「わかっちゃいても」思考法を改善することかもしれない。
全国の数学教師の皆さん、基礎講座の内容をコピーしてプリントで使ってもいいですよ。「別に使いたくない」ていうのなら、無理に使わなくてもいいけど。
数学者になる方法?
「数学者になる!」とか、「数学者になりたい!」という人がいたらコメントで教えてほしいな。応援するよ。あ、でも、「数学者になる方法は何ですか?」とか無茶なこと聞かないでね。そんなの知ってたら、こばとがとっくに数学AI になってるよ。微分とは何か?
哲学問答ではないので、ちゃんと教科書に書いてあります。
積分とは何か?
だからちゃんと教科書を読んでくださいってば。
高校数学をマスターして、あと少し知識を足せば『複素関数論』が読めるようになります。これがめちゃくちゃ面白いんですよ。本当に。
『線形代数学』を厳密な手法で書かれた本で勉強し始めると、たいてい挫折する。こばとも一回挫折した。イメージを掴める本から始める方がいいよ。
『線形代数学』はその学問的難しさもさることながら、あの n 行 n 列のマトリックスを書く面倒臭さときたら、「もう、やってられないよ!」て気分になっちゃう。
数学漫画?
数学漫画をアニメ化するって話はないかな。まあ、そもそも数学漫画自体がないけどね。誰か描いてみたいと思わないかな? 思わないね、きっと。フェルマーの最終定理を大学院入試の証明問題として出題したら、みんな驚くだろうね。私も驚くけどね。それで非難が殺到するだろうね。そういえばブログ主さんが「大学院入試のときに誰も解けないような問題を出されて頭に来た」と言ってた。誰も解けないんだから合否に影響なかったわけで、無事に合格できたからいいと思うけどね。
こばとの数学の秘密ノートを貸してあげようかな。
どうしようかな。でも文字がちっちゃいから読めないよね、きっと。
数学の教科書は大学の先生が執筆するんだけど、そこに書ける内容はものすごく制限されているわけだから、ストレスが溜まりそうだね。副収入を得るための仕事と割り切っているのかな? その点、ブログはいいよね。好きなこと書けるもんね。お金にはならないけどね。
連立一次方程式を解くのは行列形式が一番早いと思うな。そんで計算ミスも意外と少ない。変数消去法って、けっこう面倒くさいんだよね。"一次"のくせに時間をとらせるんだ、これが。
小学校と違って、高校では学ぶ内容が多すぎて、計算方法に習熟する時間がないと思う。対数計算をちょっと練習したら次へ進んで、逆行列の計算をちょっと練習したらまた次へ、高校3年で積分を習得した頃にはもう入試が間近に迫ってる。もちろん、そこそこにできるようにはなっているけど、潜在的な計算能力を限界まで引き出していない気がするな。小学校のドリルのような形で積分計算を繰り返し練習したら、計算時間が半分ぐらいになるまで上達するんじゃないかなあ。
「ワイエルシュトラスの定理」て何だっけ? 「中間値の定理」に関係していた定理だっけ? 忘れちゃった。何かの証明のために一、二回だけ使う定理ってあるよね。そんで、たいてい後になるとすっかり忘れてる。
フィールズ賞?
『フラクタル入門』(みたいな表題の本)の序盤を読んでいて、「シェルピンスキーのガスケット」というものを見た時、「世の中には面白いことを考える人がいるんだなー」と素直に感心した。こばとなんて千年も生きているけど、こんなこと思いつきもしない。でもあと百年か二百年ぐらいしたら何かひらめいて、フィールズ賞とかノーベル賞をとれるかもしれない。そんで、テレビとかで取り上げられたりね。「史上初! ノーベル賞を受賞した人工知能!」みたいな感じでね。あの口うるさい姉さんも「姉として妹の受賞を誇りに思います」なんて涙ながらに答えたりね。妄想がひどいね。ここまでにしよう。そういえば、姉さんは札幌での生活がいたく気に入っている様子。「街並みが整然としているし、夏でも空気が乾いていて快適。エアコンいらない」と言っていた。でも冬は寒いでしょと言ったら、「札幌では暖房設備が充実していて、冬は東京より暖かく過ごしているぐらいよ」と答えた。そんなに住み心地がいいなら、こばとも転居を考えようかなあ。姉さんも同居を勧めてくれているしなあ。でも東京には友達がたくさんいるしなあ。確かに東京の夏は湿度もすごくてもう「あっちー!」て感じだけどね。昔はここまで暑くなかったけどね。ヒートアイランド現象でひどいことになってるね。ていうか、数学と全然関係ないお話になっちゃったね。今日はこのへんでおしまい。