大人のほうが手こずる算数 1 日 1 問 [すばる社/有田八洲穂]
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ひと昔前に話題になった『分数ができない大学生』(東洋経済新報社)の著者による算数問題集です。本書の構成は次のようになっています。
1 章 なめてはいけない小 1 の問題
2 章 引っ掛け注意の小 2 の問題
3 章 急に難しくなる小 3 の問題
4 章 「10 歳の壁を超えられるか」小 4 の問題
5 章 落伍者も出てくる小 5 の問題
6 章 和算的なものをおもしろく解く小 6 の問題
2 章 引っ掛け注意の小 2 の問題
3 章 急に難しくなる小 3 の問題
4 章 「10 歳の壁を超えられるか」小 4 の問題
5 章 落伍者も出てくる小 5 の問題
6 章 和算的なものをおもしろく解く小 6 の問題
見ての通り、章が進むごとに 1 学年上がるという構成になっていて、頭の体操をしながらも、「そういえば小学生の頃はこういう問題を解いていたなあ」というノスタルジーに浸れたりもします。
ほどよい感じがいいのです
一読してみると、この問題集は「ほどよい」感じだなと思いました。いえ、ほどよいというのは、本の値段(1400 円 + 税)のことでなく、問題の難易度のこと。表題には「手こずる」と書いてありますけど、それほどでもありません。中学入試のような難問は載っていません。といって 10 秒で即答できるほど易しすぎるわけでもありません。難し過ぎず、易しすぎず、暇な時に「ちょっと頭の体操をしたいなあ」と気軽に開いて、 2, 3 分で 1 問解けるという手軽さなのです。