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2016年08月18日

原点に山をもつ偶関数と原点対称の奇関数

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 x2 + cosx の平方根を分母に持つ関数です。
 g(x) に色々な関数を入れながらグラフを描いていきます。

原点に高さ 1 の山をもつ偶関数

 まずは g(x) = 1 のグラフを確認します。

 f=(x^2+cosx)^(-0.5).gif

 分母にある cosx の影響で原点で発散することはありません。
 x → 0 で f(x) → 1 なので原点に高さ 1 の山をもつ偶関数です。

原点対称の奇関数

 分子を sinx とした場合です。

 f=sinx(x^2+cosx)^(-0.5).gif

 偶関数×奇関数ですから、奇関数となります。
 |x| の増加とともに振幅は徐々に減衰します。

対称性はありません

 分子を cosx + sinx とします。

 f=(cosx+sinx)dv(x^2+cosx)^(-0.5).gif

 原点に関する対称性はなくなります。

cosx + sinx = √2 cos(x − π/4)

ですから、分母と分子の位相がずれてしまっています。

周期がありません

 分子を cos2x + sinx とします。

 f=(cos^2x+sinx)dv(x^2+cosx)^(-0.5).gif

 もうほとんど周期らしきものは消えてしまっています。
 ⇒ なんとなくの数学日記  
posted by Blog Cat at 14:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 三角関数
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