気のみ気のままなブログ

自民・公明の間に軽減税率を加工品まで含むのかどうかの駆け引きにようやく決着がついた。
しかしその財源をどうするのかについてはいまだ不透明のままです。
どうやら来年の参議院選以降にそれを決めるようですな・・・。
選挙前だと特定のものに税金を課すと支持率に影響が出ると判断したのでしょう。
どうもこの国の議員たちは政治屋が多い・・・。
ちゃんと選挙の論点にしてくれればいいのだが・・・。

ところで今回、久々に特別会計という言葉を聞いた。
特別会計の余剰金から支出する案が浮上してきたのだ。
この特別会計、まるで国の裏の財布のようで国民に詳細が知らされていない。
10年も前に亡くなられた塩川正十郎前財務大臣が、

「母屋(一般会計)でおかゆを食って辛抱しているのに、離れ(特別会計)で子供がすき焼きを食っている」

発言で物議をかわしました。

厚生省の保養施設「グリーンピア」の巨額建設や、特殊法人や関係団体に天下った厚生労働省ＯＢの高額の報酬などに使われていることで大きく報道されました。


この特別会計、未だに一般財源化していないのでどれだけの余剰金があり無駄に使われているか判りません・・・。
既得権益のままなのです。
これ以上、国民に税の負担を求めるのなら特別会計枠も一般財源化し透明化を図るべきです。
それで国民に税金がどれだけ足りないのかを示すべきだと思いませんか？

消費税の税率や所得税ばかりが国民の負担のようにいわれがちですが、ガソリン税や酒税などの特別会計で徴収された税金は論点になっていません。
この特別会計を消費税と考えると恐らく、20％以上の負担を既に強いられているのではないのかな・・・・。
首相や大臣が海外に行くたび巨額の金をばら撒いてこれるのはこの特別の恩恵なのかもしれませんね。

とにかく国民負担ばかりではなく国会議員の削減身、公務員の削減、給料の見直など身を切る改革をちゃんとやって欲しいものです。
確か約束しましたよね･･･････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・。