それは多くの車が、とても急いで走っていることです。
一般道路では制限速度があるので急ぐことはできません。
しかし、土手などは一般道ではないので、速く走ることができます。
そのためか、かなりスピードを出して走る車が多いような気がします。
「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」という昔の標語を思い出しました。
単に車を飛ばしたい人以外は、少しでも早く帰宅したい、次の目的地に着きたいと思いながら運転しているのでしょう。
ですが、急げば急ぐほど、さらに忙しくなるのは目に見えています。
忙しいという漢字は、「心を亡くす」と書きます。
生き急いでいる人たちは自分の心が見えなくなっているのだと思います。
それはまるで、自分の心身が尽き果てるまで、回し車を走り続けているような感じがします。
あるいは、陸上のトラックをひたすら走り回っているようにも見えます。
こうなる理由はいろいろあると思います。
急かされていることをやっているのかもしれません。
あるいは、自分がやりたいことが多く、それらを次々とこなしていきたいのかもしれません。
かつての私はどちらにも当てはまっていました。
しかし、急かされていることを手放し続けていたら、その状況はなくなっていきました。
自分がやりたいこともたくさんあり、日々、いろいろやっていました。
目標もあったので、それを叶えるために毎日、何かをやっていました。
しかし、何年経っても、その目標を叶えることはできませんでした。
ですが、その目標よりも大切なものが見つかった時、難なく長年の目標を叶えることができました。
このことで、目標を叶えるためには、それよりも大きなものにフォーカスしたほうが良いということも分かりました。
また、目標を追いかけていた時は、いつも時間がありませんでした。
しかし、今では時間がないという概念がほとんどなくなりました。
自分にとって、一番大切なものを最優先することで、他のことも自然とうまくいったり、回っていくようです。
この思考に達するためには、今での概念や価値観を手放す必要がありました。
あれもこれもはできないので、結局は自分の一番大切なものを中心に生きていくのがベストだと思っています。
それこそが自分らしく、ブレない生き方だと感じています。
生き急ぐことも一つの生き方かもしれません。
ですが、もっと生きやすい方法があることを忘れないようにしていきたいものです。
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