キスの味

今朝は曇りがち。
空気は冷たいが、動くと暑い。

朝からまたバタバタ。
子どもが登校していった後、うさぎのミミちゃんの寝床換えをしていたら、
玄関にグローブ。

あらら〜忘れ物だよ〜と思い、
自転車で子どもの後を追う。
こういう時は痛い目にあって、忘れないようにさせるべきか、
それとも私も出かける時、ちゃんと見てあげていなかったから、
やはり持って行くべきか〜
などと色々、思い自転車を走らす。
通学路途中の駅ではサラ―リーマン、OL、学生さんたちでにぎわっている。
そこを通り抜けて、駅の反対側へ出る。

前方50メートルほどを3人で歩いている。

うちの子どもは真中になって歩いていた。
近づくと一人が気づいた。
だけど、うちの子どもに知らせることもなく、
そしてもう一人の子どもも気づいたが、これまた来たなぁだけ。
最後にその二人のしぐさで子どもが後ろを見る。

「グローブは？？」
「いらないよ」
「だったらよ、ちゃんと元の位置に置いておけよ。
忘れたと思うやろ〜]と私のいう事なんか半分も聞かず、
さっさと行ってしまった。

そうだよな。
あれだけ大事にしている物を忘れるはずはないだろう。

朝から自分の早合点で、いい運動が出来た。

忘れ物にはもう眼はくれないように、と決意のキッスだね。