キスの味

今朝は近くの畑に霜が降りていた。
自転車をこぐ手もかじかんだ。
遠く、北の方からは、積雪の便り。
温暖化とはいえ、少しづつ冬に向かっている。

知人の紹介で、生協の宅配を利用している。
買い物苦手な私は、パンフレットから選ぶのはもっと苦手。
時間もかかるし、実物がどうだか分からないし…

先週のパンフレットで、コップ４個入りが５００円とあった。
冷酒を頂くコップがなかったので、絵から見ると雰囲気が良さそうだったので、
マークシートにチェックを入れ、買うことにした。

その品物が昨日、届いた。
そのコップを見るや否や、子どもが「コップゥ？」と言った。

その一言には確実に
「なんでこんなにコップがあるのに、今更買ってんのかな？」という
批判めいた感情が込められていた。

聞いてみると、やはりそうだった…

「ところでさ、前買っていたバナナを吊り下げるの、どうしたの？」と
さらに追い打ちをかけられる。
そうなのだ。
知人の家で見かけて良いなと思って、購入したのだけど、
１、２回使って、そのままどこかへいってしまった。

物を大切にと常日頃、言っているのに、
頭隠して尻隠さずだ…

一言の裏にある感情に、反省のキッスだね。