キスの味

昨夜は、ふたご座流星群がピークだったようだ。
残念ながら、私は見ることが出来なかったけど。

今日、午前中、市内の普通救命講習を受講してきた。
心肺蘇生法とAEDの使用法が主な内容だった。

消防署の署員の方々に色々、教えていただいた。

心肺蘇生法は、何度もやっているので、
「結構、上手いですね」なんて褒められたりもした。

AEDは初めてだった。
使い方はいたって簡単で、電源を入れて、
音声ガイドに従えば、だれでも出来る機器だった。
これで、心室細動が起きている人を助ける確率があがるのだ。

講習はとても充実した3時間だった。

それよりも、講習前に流れていたビデオ「命のバトン」で
涙があふれてきてしまった。

2002年、福井県内の女子高校生が体育祭中に倒れ、4日後に亡くなった。
原因は心室細動だったそうだ。
彼女は搬送された病院でAEDにより、心臓は再び動いたが、
心臓が止まっていた時間が長く、帰らぬ人となった。
もし倒れた時に、すぐにAEDが使えていたらと
彼女の母親の熱意で、福井県内にAEDが設置されたという。

いつ、なんどき、こういう状態になるか分からない。
機器の使い方も大切だが、緊急時に慌てない
日ごろの心構えも大切だなと思った。

若くして逝った彼女の想いに命のバトンをつなげていきますのキッス。