キスの味

今朝は少し曇りがち。
道路には枯れ葉がたくさん舞い落ちている。
この枯れ葉は土の上なら、何の違和感もないけど、
コンクリートの上では、ごみに見えてしまうから悲しい。
だけど、たくさん集めてサツマイモでも焼こうかなぁ。

先日、実家から大量の小豆が送られてきた。
小豆といえば、ぜんざいだと思って、作ってみた。

小豆を適量の水に張って、一晩おく。
翌朝、小豆ごと沸騰させたら、一度水をかえ、
あとは弱火で小豆を柔らかくする。
柔らかくなったら、お砂糖を少しづつ加えて、
程よい甘さにする。
お塩も加える。

家族に出来たよ〜というと、
「ワーイ、おしるこだぁ」と嬉しそうに台所に入ってきた。

そうそう、いつも不思議だったんだよね、このおしることぜんざい。。

岐阜出身の私はぜんざいで育ってきた。
関東の人たちは、おしるこということが多いようだ。

小豆が粒あんで入っているのがぜんざい、
こしあんで入っているのはおしるこらしい。

まあ、どちらにしても寒い晩秋の夜に
体温まるぜんざいが美味しく頂けたよ。

亡き父も仕事の合間によく作ってくれたなぁ。
今度は私の番だねと思いながら、写真の前にもお供えした。

小豆たっぷりのぜんざいに、甘ーいキッスだね。