キスの味

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今日は暖かくなるという予報だ。
日差しも春の気配だ。

一昨日の日曜日、子どもの1年遅れの合格お祝いスキーに行ってきた。
場所は富士山のふもと。

親の私たちは、20年ぶりのスキー。
子ども達は初心者。
ウエアもスキーもレンタルして臨んだ。

日曜日は陽気も良くてスキー日和だった。
午前中はスキースクールに入り、まさお先生に丁寧に教えていただいた。
午後からは本格的に滑り始めた。

上の子どもはスピードものともせず、果敢に滑っていた。
下の子どもは怖いようで、あまり滑らなかった。

怖かったのは、スノボの人たちだった。
スピードは速いし、ゲレンデの真ん中で座っているし、
20年前には見られなかった光景だった。

それでも楽しくスキーが出来て、また来ようね〜と言いながら、
スキー場を後にした。

銀色のシュプールのキッスだね。

今朝は幾分暖かい。
ここら辺は今年はほとんど雪が降らないので、しのぎやすい。

最近、知人が急に亡くなった。
亡くなる１週間前は元気だったのに。
そういう事もあるのだ、と思っても、つい涙が出る。

知人は事あるたびに私にきついアドバイスを下さった。
今はそれが私の心にビンビン響いてくる。
誰しも人には嫌な事は言いたくない。
でもその知人は面と向かって言ってくれていた。

何の恩返しも出来ないが、せめて知人に言われたことは守ろう、と誓った。

ご冥福のキス。

今朝は少し寒さがゆるんだ。
自然に体も動きやすくなる。

朝は小学校へ読み聞かせに出向いた。
２年生の子ども達だ。
おはなしは「ねずみ経」だ。
練習不足だったが、話の後半、こちらに食い付いてくる感じが伝わってきた。
眼もキラキラしている。

将来の日本を背負う子ども達だ。
感性を豊かに育っていってほしい。

おんちょろちょろのキス。

今日は大寒。
思ったよりは冷え込みが少ない。
北国では雪の量が多いらしい。
雪下ろしも大変だけど、雪が多い事での恩恵も多いだろう。
この辺は空気自体が乾燥しきっている。
人の心も乾燥しているような気もする。

昨日、知人の遺作展を見に行った。
木版画だったが、まるで絵の具で描いているかのようだった。
作品からは知人の情熱、息遣いがすごく感じられた。
知人は亡くなってしまったが、その子どもや孫たちに
その感性はしっかり継承されているだろう。

ご冥福のキス。

今日は阪神淡路大震災から19年目。
5時46分に祈りを捧げた。
朝の食卓でもその話をした。
子ども達は分かっていないようだったが、
身体の一部になれば、と思う。

そして今日は、姪の高校受験日だ。
初めての事で、緊張しているだろうなぁ。
自分が受験したのもついこの間のような気がしてしまう。
合格発表を母と喜んだっけ〜

時は確実に流れていく。
姪が合格します様に、のキッス。

今朝、洗濯物を干そうと窓ガラスを開けようとした。
開かない〜
冷え込みがすごかったから凍り付いてしまった。
神社の手水舎の水も氷が張っていた。

でもこの寒さ、冷え込みが大切な物や事もあるのだろう。

それに反して、太陽の陽射しは確実に春だ。

春がそこまで来ている。
寒さをもう少しこらえて、暖かい春を待とう。

寒さよ、我慢のキッスだね。

明けましておめでとうございます。
と言っても、すでに今日は15日。

母の介護や仕事、育児などでブログを更新する心がないまま、
今日になってしまった。
心に余裕がない証拠だ。
時間は確かにあるのだ。
でも心は、母に取られ、気忙しい毎日だ。

私の周りにいる親の介護をしている人たちは、
一応に大変そうだ。
人の生き死には、とてつもないエネルギーを要するのだろう。

余命1ヶ月、なんて言われていた母は
不思議にも一人で日常生活を送り、小康状態を保っている。

生かされた命に感謝して、
この世で母に伝えたい事、やりたい事が出来たら、と思う。

長生きしてねのキッス。

気付けば、１２月。
師走だ。
何だか気忙しくなる。

そのせいか、私の周りではけが人や病人がポチポチ出てきた。

営業のお兄さん。
朝から、右手の親指に包帯グルグル巻き。
原因を尋ねると、車のスライドドア―に指を挟んだらしい。
仕事や生活にも、ちょっと支障があるらしい。

友達の子ども。
水ぼうそうにかかってしまった。
２週間の潜伏期間のあと、やはり発症したらしい。
小学校６年生で、１週間のお休み。。。

友達。
テニスをしていて、踏み込んだらグキッと。
足の小指の骨折で、４週間ほどギプスで固定をするそうだ。

今日一日で、これだけの話を聞くと、アレレ、まあ〜だ。
私もせっかちなので、気をつけないと、だ。

みんな、回復のキッス。

今は、東京へ向かう新幹線の中。
一ヶ月ぶりの帰省だった。

母は思ったより元気そうだった。
紅葉真っ盛りの谷汲山にも行けた。
帰り際「さみしい」って。

私のこの言葉を聞くたび、
親不孝な自分が苦しい。

お母さん、１日でも長く生きてください。
祈りのキス。

今朝はすっきりしない朝。

先週は伊豆大島で大変な被害があった。
私の住む町でも、大雨による被害があちこちで見られた。
電車も止まり、道路は冠水してしまった。
未だに、浸水の被害を受けた家屋は掃除に追われている。

自然は偉大だ。
私達はその自然を侮っているのではないのだろうか。
文明の発達によって自然を敬う心をどこかに置き忘れてきた。

まだ見つかっていない方、
亡くなられた方にご冥福のキス。