キスの味

今朝も曇っている。
午後からは雨のようだ。
この所、すっきりしたお天気がのぞめないなぁ。

昨日、知人から最中を頂いた。
その名も「空也の最中」
個装もなく、作ったままに箱に入っている。
調べてみると、銀座の最中の名店のようだ。

こんな高級品、自分では買えない。
高級品と言うよりも、銀座に出て、午前中に買うなんて無理な事だ。
こんな最中を下さる知人に、感謝の一言に尽きる。

皮がパリッとして美味しい。
あんこも甘さすっきりだ。
父が昔、作っていた最中みたいだ。

田舎の母に食べさせたいなぁ。

最中に郷愁のキッス。

昨夜の十五夜は、雨が降ってお月見とはいかなかった。
今晩は、デカい満月が楽しめるかな。

今朝は、小学校で読み聞かせだった。

以前にも行った4年生のクラスだった。
入るなり、「あっ、おばちゃん！！」
こんな雰囲気を頂くと、読み聞かせもやりやすい。

今日は
「チョウスケとおつきさま」だった。
4年生にはちょっと幼いかな？と思ったけど、
チョウスケの可愛らしいクスクス笑いながら、聞いてくれた。
きっと、この子ども達も、チョウスケみたいに思っていたんだろう。
月を取ってくれろと泣く子かな〜だね。

今夜こそ、月見団子のキッスだね。

今日は十五夜だ。
お月さまをのぞめるかなぁ。

昨日の日曜日は、久しぶりにみんなが家にいた。
ゆっくり、まったりした休日だった。

おやつに、ホットケーキを作った。
下の子が、チョコレートのペンで何やら書いている。

「何、書いているの？」
「まあまあ〜」

「さあ、出来た。なんて読める？」
「？？？」
「自分のことなのに、分かんないの〜」って。

よく読んでみると、
「Ｍｙ　母　ｉｓ　デブ」
！！！！！

「ｍｏｔｈｅｒって書きたかったんだけど、ペン先が難しいんだよね」って。

怒るより、笑えてしまった。

そのうち、彼女とこんな風に時を過ごすのだろうなぁと
彼の成長への期待と、こんなことをする可愛さが入り混じった。

お茶目なホットケーキに、胸キュンなキッスだね。

今朝も蒸し暑い。
神社で蚊に刺されて、とっても痛かった。
夏を乗り越えてきた蚊はパワーアップしているようだ。
巷では、デング熱の感染もまだまだ続いているようだ。

そんな中、昨夜はもんじゃを作って食べた。

出汁を丁寧にとって、小麦粉と、トッピング。
鉄板が無いから、フライパンで作った。

「おいし〜い」
「マジ！？」
「これで、外に食べに行かなくても良いね！！」

東京に来て初めて美味しいと思ったもの、もんじゃだった。
なかなかいつもうまく出来なかった。
それが、昨夜は上手に出来た。
粉ものぎらいの家人も上手い〜と言っていた。

もんじゃにデリシャスなキッスだね。

今朝は少し蒸し暑い。
神社の蝉も過ぎ行く夏を惜しむかのように、精一杯鳴いているようだ。

世間では、デング熱や２次内閣の話が賑わしい。
子どもも、蚊に敏感になっている。
よく寝てよく食べる。
そうしたら、大丈夫だから、と言っておいた。

昨日は市内の百貨店に出かけた。
不況をよそに、高級テナントも人で賑わっていた。
私は、実家に送る美味しそうなお菓子を買いに行った。

見ると人だかりのお店がある。
販売していたのは、岐阜中津川の栗きんとんだった。

６個１５００円かぁと思いながら、見ていると、
その栗きんとんを買おうとしていたおばさんが、
私の耳元で「美味しいわよ〜」と言った。
その言葉に迷わず、買ってしまった。

帰宅して、お茶と頂く。
うーん、美味しいけど、父が作っていた栗きんとんの方が、
もっともっと美味しかった。
お正月にいつも作っていたなぁ。
アララ〜。
父の栗きんとんを思ったら、涙が…。

栗きんとんにオータムのキッスだね。

今朝も、少し蒸し暑い。
だけど風は、秋色だ。

母の病気が分かって丸２年たつ。
小康状態が続いている。
母は「せんにんびとり」とよく言う。
ドクターからも、あなたは千人に一人ぐらいの確立の人だ、と言われるらしい。
検査結果からして、普通の生活が出来ているのが信じられないくらいだと。

一昨年の冬には「余命１ヶ月」とそのドクターから言われた。

人間の命は計り知れないし、儚い。

今を生きていられることに感謝していこう。

母の生命力に、驚きのキス。

曇りがちな空。

広島では、大変な災害になってしまい、ただただ、茫然。

とても暑い夏だった。

生まれて初めて行った甲子園も暑かった。

それでも、暑い夏は過ぎ去ってゆく。

亡くなられた方にご冥福のキス。

今朝は、梅雨を思わせるような蒸し暑さだ。

小学校に読み聞かせにいってきた。
今年度、初めてだ。
２年生のクラス。
人数は３０人ぐらい。
昨年も行っているので、子ども達も大半は顔なじみだ。
２人のお母さんで読み聞かせをして、帰ろうとしたら、
担任の先生に呼び止められた。

「見てみて、メダカの赤ちゃんよ〜」

わずか５ミリぐらいのメダカが数十匹モヨモヨ泳いでいた。
必死に動くその姿を見て、またまた、自分の情けなさを痛感し、
また一から頑張ろうと思えた。

こんな心ある素晴らしい先生に教わるなんて、子ども達は幸せだなぁ。

メダカの学校は水槽だよ〜のキッスだよ。