2017年05月17日
ディアボーイズの続きが見てみたい190話 〜沢登聖人の能力〜
三浦(ふふ、藤も気付いているみたいだね。僕も初めは驚いたよ。何でこのタイミングでそんなパスをするんだ。ってね)
湯川「高階、あのガードの動きを何度も見ろ。試合の勝ち負けはどうでもいい。少しでも感覚を盗んでいけ」
トーヤ「ああ、俺もそのつもりだよ。やっぱすげ〜よ。沢登さんは」
哀川(拓とは全く違うタイプだよ、トーヤ。周りを活かすって意味では、最高のプレーヤーだよ。沢は。俺も今、合わせる事が出来た。久しぶりで少しタイミングがおかしくなってしまったけど・・・それでもしっかりと点を取れるポジション取りを考えていた)
石井「おい、拓、どうしてあそこで緩いパスだったんだ?拓なら、こう・・・もっとビシっと」
藤原「上から見てるんだよ」
石井・土橋「え???どういうことだ?」
藤原「バスケでもサッカーでもそうだけど、コートのサイズは決まってるだろ」
石井「ああ」
藤原「その中に10人がいるんだ。それぞれが動いてスペースが出来る。その空間をどう利用するか。がバスケっていうスポーツだ。勿論何千種類のパターンがある。得意なシュート角度やプレイスタイル、それぞれの能力だって違うんだから」
土橋「そ、そうだよな」
藤原「コートの外に出た時に見える風景ってあるだろ」
石井・土橋「あ、ああ」
石井「退場した時は超くやしかったけどな」
藤原「はは、俺も同じだ。コートの外から見ても面白くね〜(笑)でも、違った感覚になるだろ」
石井「ああ。勿論。自分がやっているわけじゃね〜しな」
土橋「そういえば、俺もトーヤが入って、ベンチから戦況を見るようになって少し感覚や、プレイが変わった」
藤原「ああ。そうさ。第三者としてみれば、意外と答えが簡単な時や、見えている時ってあるんだよ。コートの中にいると全く見えないのに・・・不思議だよな」
石井「ああ。って・・・ん???じゃあ、沢登はそれがコートに中にいても見えている。って事か?」
藤原「う〜〜ん、厳密に言うと、見えている。と、まではいかないが、そんなとこだな」
石井「おいおいおい、どういう事だ?さっぱりわからね〜よ」
同じような会話がこちらでも繰り広げられている。
氷室「空間把握能力・・・ね」
杏崎「はい、完全にコートを立体的に見ています」
氷室「一流のプレーヤーがコートを見ている時、まるで上から見ているように感じる事がある。という話を良く聞くわ」
杏崎「平面ではなく、立体的に人の位置を捉えているって事ですよ」
氷室「そうよ。沢登君は間違いなく、コートを立体的に感じている。だから、ここにこのプレーヤーが・・ここにボールが行けば・・・どうなるか?という事を先に把握する事が出来る」
こちらでも解説は続いている。
土橋「俺も何となくしかわからね〜」
石井「おいおい、拓、そんな説明されてもわからね〜よ。もっとわかりやすく言ってくれよ」
藤原「そうだな・・・例えばだな・・・・自分達が普段ゲームに出ている時の感覚はわかるだろ。目の前に人がいて、こっちに人がいてディフェンスされて。とか」
石井「ああ、それは勿論わかるぜ」
藤原「沢登が違った感覚で見ているのはだな・・・ウイニングイレブンってサッカーのゲーム知ってっか」
石井「お、おう。親父とたまにやるぜ。プレステで」
藤原「あのゲームをする時に、画面の下の方にレーダーっていうか、人の位置がある地図があるだろ」
土橋「ああ、コートの中で、誰がどこにいるのか。ってわかるやつだな。あれを見てパスする方向を決めたり、ソッコーの場所決めるからな」
藤原「沢登はあれを見ながらプレーしているって事だ」
石井・土橋「えっ!!あれ見ながらやってたら、何でもわかるじゃん」
藤原「そういうこと。ここでボールを持つと、ディフェンスはこうなる。っていうのは上から見る事で簡単にわかるのさ。そして、目の前に人がいるから平面の動きも見る事ができる。沢登がゲームマスターとして、どんな状況でも冷静なパスを出せるのはそういう感覚を持っているからだよ」
石井「そ、そうなのか」
藤原「ああ。昔哀川からそれっぽい事を聞いた事があるよ。今、哀川と沢登のコンビプレーを見て、確信に変わった。哀川が言ってたよ。沢登は最高のポイントガードだから、哀川がいなくなっても大丈夫。それ以外のプレイヤーを使って同じようなチームを必ず作れる。って」
石井「へぇ〜〜(汗)」
藤原「その時は、天童寺の選手層から考えると、哀川の得点力と同等のプレイヤーがいるものだと思っていた。でも、そういう意味だけではなかったんだな。沢登がいる事によって、哀川と同じような役割をする事ができる。って意味もあったんだ」
石井「な、なるほど・・・哀川じゃなくても、哀川がやっていた役割を沢登がコントロールする事で、うみだす。ってことか・・お、奥が深すぎるぜ」
藤原「まぁ、勿論それだけじゃないから、哀川も具体的には言わなかったんだろうけどな・・・ただ、沢登がいる事で、チームメイトがうまく動けるのは事実みたいだ・・・俺はてっきり、天童寺だからできるんだと思ってた・・・もし、それがこのメンバーでもできるのなら、俺はポイントガードとしてまだま・・・・」
土橋「拓弥には拓弥のよさがあるよ」
藤原「えっ?」
土橋「沢登がこうだからって、気にする事はないって事さ」
藤原「あ、ああ」
石井「だな!まぁ、色んなタイプがいる。って事だ。森山のプレーとかも勉強になるし、ゆっくり見させてもらうぜ」
佐藤(藤原君もやっぱり気付いたんだ・・・俺ももっと勉強しないと)
コートでは、熱戦が繰り広げられていた。
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湯川「高階、あのガードの動きを何度も見ろ。試合の勝ち負けはどうでもいい。少しでも感覚を盗んでいけ」
トーヤ「ああ、俺もそのつもりだよ。やっぱすげ〜よ。沢登さんは」
哀川(拓とは全く違うタイプだよ、トーヤ。周りを活かすって意味では、最高のプレーヤーだよ。沢は。俺も今、合わせる事が出来た。久しぶりで少しタイミングがおかしくなってしまったけど・・・それでもしっかりと点を取れるポジション取りを考えていた)
石井「おい、拓、どうしてあそこで緩いパスだったんだ?拓なら、こう・・・もっとビシっと」
藤原「上から見てるんだよ」
石井・土橋「え???どういうことだ?」
藤原「バスケでもサッカーでもそうだけど、コートのサイズは決まってるだろ」
石井「ああ」
藤原「その中に10人がいるんだ。それぞれが動いてスペースが出来る。その空間をどう利用するか。がバスケっていうスポーツだ。勿論何千種類のパターンがある。得意なシュート角度やプレイスタイル、それぞれの能力だって違うんだから」
土橋「そ、そうだよな」
藤原「コートの外に出た時に見える風景ってあるだろ」
石井・土橋「あ、ああ」
石井「退場した時は超くやしかったけどな」
藤原「はは、俺も同じだ。コートの外から見ても面白くね〜(笑)でも、違った感覚になるだろ」
石井「ああ。勿論。自分がやっているわけじゃね〜しな」
土橋「そういえば、俺もトーヤが入って、ベンチから戦況を見るようになって少し感覚や、プレイが変わった」
藤原「ああ。そうさ。第三者としてみれば、意外と答えが簡単な時や、見えている時ってあるんだよ。コートの中にいると全く見えないのに・・・不思議だよな」
石井「ああ。って・・・ん???じゃあ、沢登はそれがコートに中にいても見えている。って事か?」
藤原「う〜〜ん、厳密に言うと、見えている。と、まではいかないが、そんなとこだな」
石井「おいおいおい、どういう事だ?さっぱりわからね〜よ」
同じような会話がこちらでも繰り広げられている。
氷室「空間把握能力・・・ね」
杏崎「はい、完全にコートを立体的に見ています」
氷室「一流のプレーヤーがコートを見ている時、まるで上から見ているように感じる事がある。という話を良く聞くわ」
杏崎「平面ではなく、立体的に人の位置を捉えているって事ですよ」
氷室「そうよ。沢登君は間違いなく、コートを立体的に感じている。だから、ここにこのプレーヤーが・・ここにボールが行けば・・・どうなるか?という事を先に把握する事が出来る」
こちらでも解説は続いている。
土橋「俺も何となくしかわからね〜」
石井「おいおい、拓、そんな説明されてもわからね〜よ。もっとわかりやすく言ってくれよ」
藤原「そうだな・・・例えばだな・・・・自分達が普段ゲームに出ている時の感覚はわかるだろ。目の前に人がいて、こっちに人がいてディフェンスされて。とか」
石井「ああ、それは勿論わかるぜ」
藤原「沢登が違った感覚で見ているのはだな・・・ウイニングイレブンってサッカーのゲーム知ってっか」
石井「お、おう。親父とたまにやるぜ。プレステで」
藤原「あのゲームをする時に、画面の下の方にレーダーっていうか、人の位置がある地図があるだろ」
土橋「ああ、コートの中で、誰がどこにいるのか。ってわかるやつだな。あれを見てパスする方向を決めたり、ソッコーの場所決めるからな」
藤原「沢登はあれを見ながらプレーしているって事だ」
石井・土橋「えっ!!あれ見ながらやってたら、何でもわかるじゃん」
藤原「そういうこと。ここでボールを持つと、ディフェンスはこうなる。っていうのは上から見る事で簡単にわかるのさ。そして、目の前に人がいるから平面の動きも見る事ができる。沢登がゲームマスターとして、どんな状況でも冷静なパスを出せるのはそういう感覚を持っているからだよ」
石井「そ、そうなのか」
藤原「ああ。昔哀川からそれっぽい事を聞いた事があるよ。今、哀川と沢登のコンビプレーを見て、確信に変わった。哀川が言ってたよ。沢登は最高のポイントガードだから、哀川がいなくなっても大丈夫。それ以外のプレイヤーを使って同じようなチームを必ず作れる。って」
石井「へぇ〜〜(汗)」
藤原「その時は、天童寺の選手層から考えると、哀川の得点力と同等のプレイヤーがいるものだと思っていた。でも、そういう意味だけではなかったんだな。沢登がいる事によって、哀川と同じような役割をする事ができる。って意味もあったんだ」
石井「な、なるほど・・・哀川じゃなくても、哀川がやっていた役割を沢登がコントロールする事で、うみだす。ってことか・・お、奥が深すぎるぜ」
藤原「まぁ、勿論それだけじゃないから、哀川も具体的には言わなかったんだろうけどな・・・ただ、沢登がいる事で、チームメイトがうまく動けるのは事実みたいだ・・・俺はてっきり、天童寺だからできるんだと思ってた・・・もし、それがこのメンバーでもできるのなら、俺はポイントガードとしてまだま・・・・」
土橋「拓弥には拓弥のよさがあるよ」
藤原「えっ?」
土橋「沢登がこうだからって、気にする事はないって事さ」
藤原「あ、ああ」
石井「だな!まぁ、色んなタイプがいる。って事だ。森山のプレーとかも勉強になるし、ゆっくり見させてもらうぜ」
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コートでは、熱戦が繰り広げられていた。
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