2016年10月14日
ディアボーイズの続きが見てみたい114話 〜決勝リーグへ向けて〜
杏崎(決勝リーグの4チームが決まりました。湘南大相模と横浜学園は決勝リーグに残ってきました。そして我が瑞穂高校。4つ目のチームは)
飯嶋「泣くな、泣くんじゃない、梅。お前達には来年がある。たかが新人戦じゃないか。この負けた気持ちを覚えてもっともっと練習するんだ」
保科(・・・梅・・・頑張れ。負けて覚える事もあるぜ。その気持ち忘れるな)
杏崎(本牧東が予選で負けてしまったのです。4つ目の高校は大田原高校でした)
瑞穂高校体育館では
トーヤ「明日から決勝リーグだ。3連勝で関東大会出場もらうぞ」
一同「おお!!」
トーヤ「問題は2戦目だな」
氷室「そうね。今年インターハイ出場している、みんなも良く知っている湘南大相模。スタメンが4人残っているわ。で、新チームのスタメンは全員中学から一緒のメンバー。連携って意味では、インターハイの時よりもすごいチームになっているかもしれない」
湯川(・・・)
トーヤ「先生、手のうちを知っているのはお互い様。うちには新戦力がいるからね。その分向こうがあっと驚く事もできるっしょぉ〜〜」
氷室「その前に、明日の横学戦に負けちゃダメよん」
杏崎「横学は去年からの伝統を受け継ぎ、3ポイントライン後方1メートルからでも、どんどんスリーを打ってきます。インサイドプレイヤーは昨年と違って二人。189センチと187センチがいます。その他は全員170代」
トーヤ「3点の威力がどれだけすごいかは、うちのメンバーが一番よく知ってるでしょ。油断なんかする奴はいないって。ただ・・・」
杏崎「ただ?」
トーヤ「明日はインサイドで圧倒的にねじ伏せた上に、3点を潰して勝利する。近藤、期待してるぞ」
近藤「えっ?お、お、俺・・・???えっでも、俺なんかが・・」
湯川「ファールを怖がるな」
近藤「えっ?」
湯川「ってか、ファールになっても死にやしね〜、退場になってもいいから思いっきりぶつかっていけ。失敗したら俺が蹴散らしてやる。思いっきりいかなかったら、二度と試合にでるな」
近藤「えっ、あっはい・・・」
トーヤ(フフフ、アニキ肌出してるじゃん、湯川チン)
氷室「そうね。いくら外を警戒しないといけない、といってもインサイドで勝つ事は絶対条件よ。それに横学のインサイドに勝てないようじゃ湘南大相模には勝てない・・・」
杏崎「今年の湘南大相模は本当に完成度が高いです。既に彼等は全国レベルで天童寺に対抗できるチームとしても見られています」
トーヤ「大丈夫。俺達も天童寺を倒すチームだからね。ってか、倒したチームか」
氷室「トーヤ」
トーヤ「わかってるっすよ。充分。充分ね・・」
杏崎(トーヤ君・・・)
氷室「よし、今日は練習を切り上げるよ。土曜日・日曜日って試合が続くんだ。今日は体休めなさい」
一同「うい!!」
杏崎(氷室先生の「休めるように」との指示があっても一年生は練習をやめませんでした。今の自分達にはフル出場はない。全員がワンポイントで自分の仕事を確実にこなすこと。短い時間の中で成果を求められる事に気付いていたからです)
トーヤ「ふぅ、こいつら練習やめね〜じゃん」
湯川「まぁ、ポジションを理解してるって事だろう」
杏崎(上級生の二人は、明日からの2連戦でフル出場する事は理解、だから体を休めるため、練習を切り上げていました)
トーヤ「杏崎、俺達、先帰るわ。こいつら宜しく頼むわ」
杏崎「あっ、うん」
杏崎は一年の練習に付き合い、最後まで体育館に残っていました。
練習も終わり
水前寺「杏崎先輩、すいません。俺達の為に待っててもらって」
杏崎「いいよ。別に。そのかわり明日と明後日は絶対勝ってよ」
水前寺「はい!!あの・・遅くなったので送りましょうか」
杏崎「大丈夫よ。遅くなるの慣れてるから。ありがとう」
体育館をしめて戸締りをしている杏崎
女子A「さっき校門のとこに超イケてる人がいたよね」
女子B「うんうん、誰か待ってんのかな。私声かけちゃおうかなぁ」
女子A「やめときなって、あんたじゃ無理よぉ」
女子B「あ〜言ったな」
杏崎「ふ〜明日から決勝リーグか。さて私も帰るか」
校門へ向かう杏崎であった。
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飯嶋「泣くな、泣くんじゃない、梅。お前達には来年がある。たかが新人戦じゃないか。この負けた気持ちを覚えてもっともっと練習するんだ」
保科(・・・梅・・・頑張れ。負けて覚える事もあるぜ。その気持ち忘れるな)
杏崎(本牧東が予選で負けてしまったのです。4つ目の高校は大田原高校でした)
瑞穂高校体育館では
トーヤ「明日から決勝リーグだ。3連勝で関東大会出場もらうぞ」
一同「おお!!」
トーヤ「問題は2戦目だな」
氷室「そうね。今年インターハイ出場している、みんなも良く知っている湘南大相模。スタメンが4人残っているわ。で、新チームのスタメンは全員中学から一緒のメンバー。連携って意味では、インターハイの時よりもすごいチームになっているかもしれない」
湯川(・・・)
トーヤ「先生、手のうちを知っているのはお互い様。うちには新戦力がいるからね。その分向こうがあっと驚く事もできるっしょぉ〜〜」
氷室「その前に、明日の横学戦に負けちゃダメよん」
杏崎「横学は去年からの伝統を受け継ぎ、3ポイントライン後方1メートルからでも、どんどんスリーを打ってきます。インサイドプレイヤーは昨年と違って二人。189センチと187センチがいます。その他は全員170代」
トーヤ「3点の威力がどれだけすごいかは、うちのメンバーが一番よく知ってるでしょ。油断なんかする奴はいないって。ただ・・・」
杏崎「ただ?」
トーヤ「明日はインサイドで圧倒的にねじ伏せた上に、3点を潰して勝利する。近藤、期待してるぞ」
近藤「えっ?お、お、俺・・・???えっでも、俺なんかが・・」
湯川「ファールを怖がるな」
近藤「えっ?」
湯川「ってか、ファールになっても死にやしね〜、退場になってもいいから思いっきりぶつかっていけ。失敗したら俺が蹴散らしてやる。思いっきりいかなかったら、二度と試合にでるな」
近藤「えっ、あっはい・・・」
トーヤ(フフフ、アニキ肌出してるじゃん、湯川チン)
氷室「そうね。いくら外を警戒しないといけない、といってもインサイドで勝つ事は絶対条件よ。それに横学のインサイドに勝てないようじゃ湘南大相模には勝てない・・・」
杏崎「今年の湘南大相模は本当に完成度が高いです。既に彼等は全国レベルで天童寺に対抗できるチームとしても見られています」
トーヤ「大丈夫。俺達も天童寺を倒すチームだからね。ってか、倒したチームか」
氷室「トーヤ」
トーヤ「わかってるっすよ。充分。充分ね・・」
杏崎(トーヤ君・・・)
氷室「よし、今日は練習を切り上げるよ。土曜日・日曜日って試合が続くんだ。今日は体休めなさい」
一同「うい!!」
杏崎(氷室先生の「休めるように」との指示があっても一年生は練習をやめませんでした。今の自分達にはフル出場はない。全員がワンポイントで自分の仕事を確実にこなすこと。短い時間の中で成果を求められる事に気付いていたからです)
トーヤ「ふぅ、こいつら練習やめね〜じゃん」
湯川「まぁ、ポジションを理解してるって事だろう」
杏崎(上級生の二人は、明日からの2連戦でフル出場する事は理解、だから体を休めるため、練習を切り上げていました)
トーヤ「杏崎、俺達、先帰るわ。こいつら宜しく頼むわ」
杏崎「あっ、うん」
杏崎は一年の練習に付き合い、最後まで体育館に残っていました。
練習も終わり
水前寺「杏崎先輩、すいません。俺達の為に待っててもらって」
杏崎「いいよ。別に。そのかわり明日と明後日は絶対勝ってよ」
水前寺「はい!!あの・・遅くなったので送りましょうか」
杏崎「大丈夫よ。遅くなるの慣れてるから。ありがとう」
体育館をしめて戸締りをしている杏崎
女子A「さっき校門のとこに超イケてる人がいたよね」
女子B「うんうん、誰か待ってんのかな。私声かけちゃおうかなぁ」
女子A「やめときなって、あんたじゃ無理よぉ」
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校門へ向かう杏崎であった。
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コメントありがとうございます。
もうすぐ始まります。その前に少しフラグ立てちゃいましたが。
楽しみにしてて下さい。また、コメントお待ちしております。