2016年11月23日
ディアボーイズの続きが見てみたい140話 〜ダブルクラッチリバースと敗戦〜
布施「おらぁぁぁ、高階ぁぁぁぁ、止めてみろ!!ブロックがかすったくらいじゃ、落ちねよ〜にしてやるぉ〜」
トーヤ(くっ、ダンクか?)「つあああああああ」
右手で持ったボールを空中で左手へと持ち変える
トーヤ「なに、かわされちゃったのぅ」
布施「うおおおおお」
その左手で持ったボールで、リバースショット
藤原「うそだろ・・・」
三浦「あ、哀川君だ」
土橋「い、いや・・・」
石井「どっちかっつうと、トーヤだ」
高階トーヤの18番、ダブルクラッチリバースを、布施歩が放つ
ザシュ!!!
ズベタン! 着地に失敗する布施
チャー「あ、歩ちゃん??まじかよ」
大門「おいおいおいおい、企画外なプレーだな」
梁川「やるじゃん」
倒れた布施に歩み寄る高階トーヤ。
右手を差し出し、布施を起こす。
布施「なっ・・・」びっくりしながらも高階に起こされる布施
両手を腰に当てて立つ高階 一瞬間をあけて、にかぁ〜と笑って
「せんせ〜、やるじゃん!何も倒れ方まで真似しなくたって、今度やり方教えてあげるのにぃ〜〜」
布施「な、なにを〜〜〜」血管が浮き出ている布施
オフェンスに戻る高階 急に真顔になり
「次は止めるからね。今のシュートは二度と決めさせね〜」
ライバル関係は想像以上の能力を引き出す。ライバルを倒す、という目標はモチベーションも上がる。この二人の成長は高校生活だけは終わらない・・・
周りからみれば「仲が悪いのか?」「ふざけあってるのか?」 どっちなのだろう・・
どちらでもない。認め合っている。
ピーーーー 試合終了
湘南 102対73 瑞穂
布施「くそぉぉぉぉ、29点差じゃね〜かよ」
トーヤ(ちくしょう)
湯川「くそ、負けた・・・」
氷室(強い・・・本当に強い)
藤原「・・・」
三浦「強い・・・」
石井「まじかよ」
土橋「これは強いぞ・・・」
哀川「本物・・・だね」
トーヤ「布施せんせ〜。次はうちが貰うからね」
布施「うっせ〜、俺も30点差つけね〜と勝った気がしね〜。関東大会の決勝まで負けるんじゃね〜ぞ」
トーヤ「せんせ〜こそ負けるなよ」
少し元気がなさそうにコートを去る高階
杏崎「トーヤ君・・・」
湯川「ふぅぅぅ〜〜、シナリオ通りに動いてくれね〜なぁ〜。お前等一年、頑張ったのは認めてやる。けどな・・・明日から練習量増やすからな」
一年「いっ!!」
榊原(湘南大相模・・・強い。今年の湘南は一歩も二歩もリードしている。前評判以上の闘いだったわ。今の瑞穂には湯川君がいるけど、終わってみればこの点数差。しかも、彼等、まだまだ試合できる程余裕を持っている。インターハイ予選で勝ちながらスタミナ切れを起こして、本戦では完璧に負けた。それが彼らの原動力になっていたのね。そして高階君というプレーヤー・・・来年のインターハイでは間違いなく優勝候補に入っているチームだわ)
石井「どうする?声かけていくか?」
三浦「結構へこんでそうじゃない?」
藤原「ああ、布施にダブルクラッチを決められたんだ。相当ショック受けてるんじゃないか?」
哀川「確かに、笑ってはいたけど、あの笑いは・・・」
土橋「まぁ、落ち込んでいるだろうな。そして退場した二人・・・か」
藤原「今日の所は声を掛けずに帰るか。今日一日くらいゆっくりへこませてやろうぜ」
石井「ああ、わかった」
藤原「それに、落ち込んでばかりじゃいられね〜だろ。次勝って、関東大会の切符を手に入れなきゃなんね〜だ」
こうして、湘南大相模との因縁の対決は、終わってみれば湘南の圧勝であった。
実力の差を埋めようと、前半から仕掛けていった瑞穂であったが、その差を埋める為のファール。そしてスタミナ。全てにおいて最後まで「持つ」事出来なかった。
反省点も多い中で各自の課題を見つけていった。この敗戦が来年のインターハイまでの道のりで役に立つのであった。
一人の絶対的エースがいても、バスケは勝てない。それぞれがどうレベルアップしていくのかを必死で考え行動する試合になったのは確かであった。
DEARBOYS NEXT
トーヤ(くっ、ダンクか?)「つあああああああ」
右手で持ったボールを空中で左手へと持ち変える
トーヤ「なに、かわされちゃったのぅ」
布施「うおおおおお」
その左手で持ったボールで、リバースショット
藤原「うそだろ・・・」
三浦「あ、哀川君だ」
土橋「い、いや・・・」
石井「どっちかっつうと、トーヤだ」
高階トーヤの18番、ダブルクラッチリバースを、布施歩が放つ
ザシュ!!!
ズベタン! 着地に失敗する布施
チャー「あ、歩ちゃん??まじかよ」
大門「おいおいおいおい、企画外なプレーだな」
梁川「やるじゃん」
倒れた布施に歩み寄る高階トーヤ。
右手を差し出し、布施を起こす。
布施「なっ・・・」びっくりしながらも高階に起こされる布施
両手を腰に当てて立つ高階 一瞬間をあけて、にかぁ〜と笑って
「せんせ〜、やるじゃん!何も倒れ方まで真似しなくたって、今度やり方教えてあげるのにぃ〜〜」
布施「な、なにを〜〜〜」血管が浮き出ている布施
オフェンスに戻る高階 急に真顔になり
「次は止めるからね。今のシュートは二度と決めさせね〜」
ライバル関係は想像以上の能力を引き出す。ライバルを倒す、という目標はモチベーションも上がる。この二人の成長は高校生活だけは終わらない・・・
周りからみれば「仲が悪いのか?」「ふざけあってるのか?」 どっちなのだろう・・
どちらでもない。認め合っている。
ピーーーー 試合終了
湘南 102対73 瑞穂
布施「くそぉぉぉぉ、29点差じゃね〜かよ」
トーヤ(ちくしょう)
湯川「くそ、負けた・・・」
氷室(強い・・・本当に強い)
藤原「・・・」
三浦「強い・・・」
石井「まじかよ」
土橋「これは強いぞ・・・」
哀川「本物・・・だね」
トーヤ「布施せんせ〜。次はうちが貰うからね」
布施「うっせ〜、俺も30点差つけね〜と勝った気がしね〜。関東大会の決勝まで負けるんじゃね〜ぞ」
トーヤ「せんせ〜こそ負けるなよ」
少し元気がなさそうにコートを去る高階
杏崎「トーヤ君・・・」
湯川「ふぅぅぅ〜〜、シナリオ通りに動いてくれね〜なぁ〜。お前等一年、頑張ったのは認めてやる。けどな・・・明日から練習量増やすからな」
一年「いっ!!」
榊原(湘南大相模・・・強い。今年の湘南は一歩も二歩もリードしている。前評判以上の闘いだったわ。今の瑞穂には湯川君がいるけど、終わってみればこの点数差。しかも、彼等、まだまだ試合できる程余裕を持っている。インターハイ予選で勝ちながらスタミナ切れを起こして、本戦では完璧に負けた。それが彼らの原動力になっていたのね。そして高階君というプレーヤー・・・来年のインターハイでは間違いなく優勝候補に入っているチームだわ)
石井「どうする?声かけていくか?」
三浦「結構へこんでそうじゃない?」
藤原「ああ、布施にダブルクラッチを決められたんだ。相当ショック受けてるんじゃないか?」
哀川「確かに、笑ってはいたけど、あの笑いは・・・」
土橋「まぁ、落ち込んでいるだろうな。そして退場した二人・・・か」
藤原「今日の所は声を掛けずに帰るか。今日一日くらいゆっくりへこませてやろうぜ」
石井「ああ、わかった」
藤原「それに、落ち込んでばかりじゃいられね〜だろ。次勝って、関東大会の切符を手に入れなきゃなんね〜だ」
こうして、湘南大相模との因縁の対決は、終わってみれば湘南の圧勝であった。
実力の差を埋めようと、前半から仕掛けていった瑞穂であったが、その差を埋める為のファール。そしてスタミナ。全てにおいて最後まで「持つ」事出来なかった。
反省点も多い中で各自の課題を見つけていった。この敗戦が来年のインターハイまでの道のりで役に立つのであった。
一人の絶対的エースがいても、バスケは勝てない。それぞれがどうレベルアップしていくのかを必死で考え行動する試合になったのは確かであった。
DEARBOYS NEXT
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5649156
この記事へのトラックバック
いつもありがとうございます。
布施にダブルクラッチくらったら、トーヤ君かなり凹むだろうなぁと。
本当はこのダブルクラッチ落とす予定だったんですけどね・・・思わぬプレイをする3Pとかをよく落とす布施せんせ〜なので、落とす方がリアルかなぁと。
でも、落としてしまうと私の文章力じゃあ、布施君がすごいって事がどうしても伝える事ができなくて(苦笑)シュート決めちゃいました(笑)
この後また、更新しますねぇ〜。展開はある程度決まっているんですけど、殆ど書いてなくて・・・
またコメント待ってます。
でも、インハイではトーヤ率いる瑞穂が勝利する!はず!!
トーヤと湯川はこれでまた伸びるんでしょうね。
やっぱ、布施センセ〜〜ええわぁぁ笑
まさかのダブルクラッチ
やっぱ、なんだかんだトーヤのこと気にしてるのが…笑
ん!いい感じの湘南戦でした。さすがです!
引き込まれました〜〜
やられました。やられましたよぉー!
今度やり方教えるって言っているトウヤ君が頭に出てくるんですけどぉー。
ズベタンってこけ方まで一緒にするなんて、ずるすぎるぅー。
試合はボロ負けなのに、むちゃくちゃ接戦に感じました。
湯川君の爆発フラグだとずっと思ってたのに、こっちだったんですねぇー。
インハイで、もう一回戦うんですよね?早くそれ読みたいです。