2016年11月22日
ディアボーイズの続きが見てみたい139話 〜二人目の退場者〜
高階にゲームコントロールを任せるが、湯川にはフェイスガード。高階にはきついマーク。
この二人だけは何があっても攻撃をさせないという意識が湘南から感じられる
湯川(駄目だ、マークが外せね〜。ってか、外してももう一人にマークされて、パスコースが作れね〜)
目で合図を送る湯川
(高階、強引にシュートに行け。もし落ちても俺がとってやる)
完全に意図は通じていないが、とりあえず攻撃しろ。というような事を言っているのだろう、と感じた高階は中央からドライブで仕掛ける
藤原「トーヤのドライブか」
哀川「うん、かなり早いよ」
キュキュ カッ キュ
トーヤ「うおおおおお〜〜」
キュッ!
トーヤ(やってみっか)
ハイポストでターンを入れ、左45度から一気にシュートモーション。
チャー「舐めるな、サイズ差があるからってそんな強引な・・・」
真後ろに飛ぶようなフェイドアウェイシュート
布施「なっ、あいつあんなシュートなんか打たなかったのに」
湯川「あとは、任せろ高階ぁぁぁぁぁ」
大門・梁川(はっ、もしかしてアリウープ??)
空中で笑いながら、着地は失敗して後ろにこける覚悟の高階
トーヤ「あんまり任せたくないなぁ(笑)リバウンドいらねっていいてぇ〜。まだ確率30%くらいだよ〜ん」
ズベタン!! 後ろ向けにこける高階
ザシュ!!!!
倒れたまま両手をグーにして天井に向かってあげていた!!!
渾身のガッツポーズ!
「うわぁぁぁ」
「なんだ、今のシュートは」
「完全真後ろに飛んだぞ」
「ってか、あの角度で飛んで着地できるわけないじゃん」
「人間技じゃね〜〜」
「こけるの覚悟だったんだってば」
起こしに来る湯川。右手と右手をがっちり握って起こす
「おい、マークしてる奴の身長考えたらあんなに後ろに飛ぶ事ね〜だろ」
トーヤ「いやぁぁぁぁ〜、打つ瞬間に布施せんせ〜が視界に入って。マジでやんなきゃ止められると思ってさ」
湯川「ふっ、お前らしいな。怪我すんぞ」
トーヤ「怪我にびびってたら、アツい試合ができないっしょ」
湯川「ははは(笑)なら、男と男のパワープレイも勝てるようにするんだな」
トーヤ「ほいさぁ」
パシン!! ハイタッチする二人だった。
榊原(なんてすごいボディコントロールなの?あの角度で後ろに飛ぶなんて、NBAのプレイでもそんなに見れるものじゃないわ。空中での切り替えしはダブルクラッチが得意な彼の長所だけど、あのシュートが本物なら、止められるプレーヤーなんているの?結城希のスカイフックと同じで、落ちるのを祈るしかないレベルよ)
氷室「よくやったトーヤ!!」
杏崎(トーヤ君のプレーで会場はまた瑞穂に傾くのかと思われました。でも湘南はチームをしっかりと仕上げてきていました。元々会場からの声援は気になるチームではなく、どんな時でも自分達のプレーが出来るのも湘南大相模が「強い」と言われる能力だったのです)
ピーーーー
「バスケットカウントワンスロー」
「またバスカンだ」
「湘南はファールしても止められね〜ぞ」
「二人目じゃね〜か。瑞穂インサイドはどうすんだ?」
氷室「あちゃ〜〜〜」(やっぱ足が動かなければこうなるか)
杏崎(紅林君の退場は、瑞穂のインサイドをガタガタにするものでした)
氷室「えの、行くわよ!」
榎本「はい」
このタイミングで、湘南はもう一度1年生の小坂を投入。
インサイドがガタガタとなった瑞穂相手に、中で勝負をするのかと思いきや、外からの攻撃で一気に突き放しにくる湘南。
それほど、布施はこの試合で30点差をつけたかったのだ。
そしてラスト2分を切るころ・・・
湘南 95対71 瑞穂
勝負の行方は決まっていた。
紅林の退場が決まったと同時に湯川は個人プレーを行いながら、1年生の動きを見ていた。
高階トーヤもスタミナが切れ、糸が切れようとしていた・・
しかし湘南大相模は本気でぶつかってくる。
その布施の意気込みだけが、トーヤの糸を切らないでプレーさせた。
去年までの布施なら、試合が決まった時点でベンチに下がっていただろう。その行為に屈辱を受けるチームは何チームもあった。
布施は最初から最後まで全力でぶつかり、どうしても高階トーヤに勝ちたかった。
憎まれ口を叩きながらも、高階トーヤだけは心の中で「尊敬」していたからである。それを絶対口に出さない布施であるが、中学からずっと一緒だったメンバーはそれを知っていた。
尊敬している人間に勝つ事、これがどれだけ嬉しい事かは誰にでもわかる事だ。布施は今それに近づいていた。
その興奮が布施の能力を更に引き出す事になった。
DEARBOYS NEXT
この二人だけは何があっても攻撃をさせないという意識が湘南から感じられる
湯川(駄目だ、マークが外せね〜。ってか、外してももう一人にマークされて、パスコースが作れね〜)
目で合図を送る湯川
(高階、強引にシュートに行け。もし落ちても俺がとってやる)
完全に意図は通じていないが、とりあえず攻撃しろ。というような事を言っているのだろう、と感じた高階は中央からドライブで仕掛ける
藤原「トーヤのドライブか」
哀川「うん、かなり早いよ」
キュキュ カッ キュ
トーヤ「うおおおおお〜〜」
キュッ!
トーヤ(やってみっか)
ハイポストでターンを入れ、左45度から一気にシュートモーション。
チャー「舐めるな、サイズ差があるからってそんな強引な・・・」
真後ろに飛ぶようなフェイドアウェイシュート
布施「なっ、あいつあんなシュートなんか打たなかったのに」
湯川「あとは、任せろ高階ぁぁぁぁぁ」
大門・梁川(はっ、もしかしてアリウープ??)
空中で笑いながら、着地は失敗して後ろにこける覚悟の高階
トーヤ「あんまり任せたくないなぁ(笑)リバウンドいらねっていいてぇ〜。まだ確率30%くらいだよ〜ん」
ズベタン!! 後ろ向けにこける高階
ザシュ!!!!
倒れたまま両手をグーにして天井に向かってあげていた!!!
渾身のガッツポーズ!
「うわぁぁぁ」
「なんだ、今のシュートは」
「完全真後ろに飛んだぞ」
「ってか、あの角度で飛んで着地できるわけないじゃん」
「人間技じゃね〜〜」
「こけるの覚悟だったんだってば」
起こしに来る湯川。右手と右手をがっちり握って起こす
「おい、マークしてる奴の身長考えたらあんなに後ろに飛ぶ事ね〜だろ」
トーヤ「いやぁぁぁぁ〜、打つ瞬間に布施せんせ〜が視界に入って。マジでやんなきゃ止められると思ってさ」
湯川「ふっ、お前らしいな。怪我すんぞ」
トーヤ「怪我にびびってたら、アツい試合ができないっしょ」
湯川「ははは(笑)なら、男と男のパワープレイも勝てるようにするんだな」
トーヤ「ほいさぁ」
パシン!! ハイタッチする二人だった。
榊原(なんてすごいボディコントロールなの?あの角度で後ろに飛ぶなんて、NBAのプレイでもそんなに見れるものじゃないわ。空中での切り替えしはダブルクラッチが得意な彼の長所だけど、あのシュートが本物なら、止められるプレーヤーなんているの?結城希のスカイフックと同じで、落ちるのを祈るしかないレベルよ)
氷室「よくやったトーヤ!!」
杏崎(トーヤ君のプレーで会場はまた瑞穂に傾くのかと思われました。でも湘南はチームをしっかりと仕上げてきていました。元々会場からの声援は気になるチームではなく、どんな時でも自分達のプレーが出来るのも湘南大相模が「強い」と言われる能力だったのです)
ピーーーー
「バスケットカウントワンスロー」
「またバスカンだ」
「湘南はファールしても止められね〜ぞ」
「二人目じゃね〜か。瑞穂インサイドはどうすんだ?」
氷室「あちゃ〜〜〜」(やっぱ足が動かなければこうなるか)
杏崎(紅林君の退場は、瑞穂のインサイドをガタガタにするものでした)
氷室「えの、行くわよ!」
榎本「はい」
このタイミングで、湘南はもう一度1年生の小坂を投入。
インサイドがガタガタとなった瑞穂相手に、中で勝負をするのかと思いきや、外からの攻撃で一気に突き放しにくる湘南。
それほど、布施はこの試合で30点差をつけたかったのだ。
そしてラスト2分を切るころ・・・
湘南 95対71 瑞穂
勝負の行方は決まっていた。
紅林の退場が決まったと同時に湯川は個人プレーを行いながら、1年生の動きを見ていた。
高階トーヤもスタミナが切れ、糸が切れようとしていた・・
しかし湘南大相模は本気でぶつかってくる。
その布施の意気込みだけが、トーヤの糸を切らないでプレーさせた。
去年までの布施なら、試合が決まった時点でベンチに下がっていただろう。その行為に屈辱を受けるチームは何チームもあった。
布施は最初から最後まで全力でぶつかり、どうしても高階トーヤに勝ちたかった。
憎まれ口を叩きながらも、高階トーヤだけは心の中で「尊敬」していたからである。それを絶対口に出さない布施であるが、中学からずっと一緒だったメンバーはそれを知っていた。
尊敬している人間に勝つ事、これがどれだけ嬉しい事かは誰にでもわかる事だ。布施は今それに近づいていた。
その興奮が布施の能力を更に引き出す事になった。
DEARBOYS NEXT
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5643625
この記事へのトラックバック