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ディアボーイズを語る部屋(コメント待ってます)
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2016年05月25日

ディアボーイズの続きが見てみたい69話  〜実力テスト〜

トーヤ「一回一点で、先に3点入れた方が勝ちね。俺がゴール下にパスを出すから、ディフェンスはそれをパスカットしてもいいよ」


そこへ湯川が割り込む。
「オフェンス有利のパスになっちまうから、高階にもディフェンスをつけるってのはどうだ」


水前寺「それじゃ2対2になりませんか」


湯川「実戦で良いパスがくる事なんてない。実力テストっていうなら、試合で使えるか見ねーと意味がねえ」


杏崎「確かにそうですね。その方がボールを受けに行く時の動きも変わってくる」


湯川「まぁ、本来なら2対2にしたいところだが、一応やつの実力をみる事だからな。まぁ、高階がやりやすいようにする為に水前寺がディフェンスについてやれ」


水前寺「え・・・あ、はい」(トーヤさんがやりやすいように俺って・・・)


四井「おい、ハゲ。どんなもんか見てやるよ」


湯川「おい、そこの中学MVP。ついでだからお前もテストしてやる。俺が1対1をしてやるよ」


トーヤ(へ〜珍しいじゃん。あいつがあんな事いうなんて)


トーヤ「それじゃあやるぞ。おい、ロン毛君。ディフェンス、カマ〜ン♪」




ゴール下に陣取る、柏木と紅林。


ダムダムダム。高階がドリブルをはじめ、水前寺が腰を落とす


柏木「うし、俺が先制点決めてやる。まず攻撃からだ」


紅林を背中で抑える柏木。しかし・・・一瞬で紅林を振り切る。


湯川(やっぱりスピードはさすがだな)


杏崎(はやい・・・)


高階からパスが送られる。


慌ててマークにいく紅林。


受け取った柏木は慌ててマークにくる紅林にワンフェイク。


紅林「・・・」(しまった)


柏木「わっはっは。さすが俺。」


一瞬で紅林を抜き去りフリーとなる柏木は、ゴール下を放つ。


シュッ


ガン



一同「ええええええ。フリーのゴール下だぞ」



柏木「自分でとぉ〜る」


バシ。


柏木「もういっちょ」


シュッ


ガン


柏木「自分でとぉ〜る」


バシ。



紅林がマークに入る。



一度ゴールに背を向け、紅林をパワーで抑え込む。


杏崎(ファールギリギリ?いや、審判によってはファール)


ふらつく紅林をむしてして、またもゴール下


シュッ


ガン!


またも外れる。


紅林の方へとボールがいく。高い身長と長い手足。誰もが紅林がリバウンドをとると思った瞬間。


柏木「自分でとぉ〜る」


後ろからその上をいき、ボールをかっさらっていった。


杏崎(なんてジャンプ力なの。そして、紅林君より後で飛んだはずなのに、最高点に達するまでのスピードが異常だわ)


高階・湯川(今のはすげ〜)


着地した柏木は、ワンドリブルをいれて
柏木「久しぶりで、シュートの感覚がおかしいぜぇ〜〜〜」

叫びながらもジャンプ。両手でボールを持っている。


紅林は一歩も反応ができない。


ドカン!!


ボースハンドダンクが炸裂する。


「おおおおお」

「すげ〜ダンクじゃね〜か」

「ってか、何でゴール下3連続外すんだよ」


柏木「よし、でかいの次はお前がかかってこい」


高階(今の相当早かったぞ。こいつはおもしれ〜かもしれね〜な)


紅林の攻撃。


紅林は高さを活かして慎重に攻めようとしている。
ターンをしてゴール下のジャンプショット。


バシッ!!


柏木のブロックショット炸裂。身長差を全く感じさせない戦い


柏木「遅い。お前もしかしてレギュラーなんか。スローモーションかと思ったぞ。わざとゆっくり動く作戦か?」


紅林「・・・」


湯川(チッ、ムカつく奴だが、動きだけは相変わらずだな)


そのあと、柏木の圧倒的な動きで3対0で実力テストは終わる。
ただし、ダンク以外のシュートは一本も入らなかった。


四井(素人なのか?その割には飛んでもない動きだったな。ってか、何でゴール下入らね〜んだ?あの坊主)



湯川「おい、そこの生意気坊主。俺が相手してやるよ」


杏崎「ちょっと、湯川君。練習始まるんですけど、あんまり勝手なこ・・」


トーヤ「いいじゃん。面白そーだし。みんなの実力みるチャンスだよ。うちは主力が抜けて選手層が薄いしね。1年にも頑張ってもらわないと」


杏崎「キャプテンがそういうならいいですけど」


トーヤ「去年の新人戦。湘南との試合ではっきりとしたんだ。もう負けるわけにはいかね〜。布施せんせ〜にこれ以上・・・」


杏崎(湘南大相模に連敗した事が、トーヤ君にとってエネルギーになっているのね)



DEARBOYS NEXT



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