2016年07月26日
ディアボーイズの続きが見てみたい83話 〜練習試合の果てに〜
交代でずっと行っている試合形式の練習は、3時間以上にも及んだ。
何クオーターやっただろうか。選手達も疲労で覚えていない状態。
全く疲れていないのは一人だけだった
柏木「さとみさ〜ん、今のダンク見てくれましたぁ〜」
杏崎「だから、シュートを決めたら急いで戻って下さい」
柏木「はい!!」
ダダダダダ!
ダッシュで戻る柏木。
しゃべってスタートが遅れたのに一番に戻るスピード。もうすぐ4時間になろうかという練習であるが、スタートから全くスピードが落ちないのは、ヤンキーだけであった。
氷室(なんて、体力なの。あの子)
杏崎(ヘラヘラしているけど、すごい体力だわ)
↑柏木がヘラヘラしているように見えるのは杏崎だけ
四井(あのヤンキー、どんなけ体力あるんだ?さすがの俺もバテてきたのに)
トーヤ(ヤンキーってタバコ吸ってて体力がないイメージがあるんだけど、みっちゃんの体力は底なしだな)
湯川(・・・)さすがに疲れが見える湯川。ここでも柏木には興味がない・・・
榎本や紅林や近藤は、レギュラーチームの中でも試合時間が短いにも関わらず、既に膝が震えていた。
Bチームでまだ余裕があったのは、石井と土橋のみで、他のメンバーは既に限界に近付いていた。
今は氷室と杏崎で練習試合を見ている石井
石井「なぁ、先生。Aチーム本当に強いじゃん。ちょっとびっくりしたぜ」
氷室「そうでしょ。去年に負けないチームを作るわよ」
石井「これ、練習相手が必要になるかもな。Bチームじゃ少し頼りない感じが・・・」
杏崎「はい、石井さんの言う事も一理あります。控えとレギュラーの差が開いているのも今の瑞穂の弱点です」
氷室「まぁ、この試合形式の練習をしたのは、それを理解するためでもあるのよ。それにあなた達と練習する事で、AチームにもBチームにも良い影響があるからね」
石井「そうだな。練習試合の果てに覚える事かぁ。もっと練習しなきゃな」
杏崎「はい。勿論です」
コート上では着実に点を入れているAチーム。Bチームの疲労も影響しているが、パスワークでのオフェンスを意識しながら点を追加していた
ぼぉ〜っと、見ている石井。
そして練習が終わり、後片付けが行われ、後輩達も石井と土橋にお礼を言っていた
体育館を後にしようとするバスケ部。
居残り組はシュート練習を始めている(石井・土橋以外全員)
石井「ああああああ〜〜〜〜」
氷室・杏崎「びっくりした。何?どうしたの?」
石井「あっ、いや、別に。」
杏崎「どうしたんですか?」
石井「哀川から連絡があってよ、6月前くらいに拓とこっちに遊びに来るってよ。3泊くらいするって言ってたから、一緒にバスケしないか?って」
杏崎「そうなんですか?」
石井「その時、瑞穂の体育館とか、借りれられないかなぁ〜なんて冗談で言ってたんだけどよ、もし、一緒に練習できそうならどうだ」
氷室「・・・そんな有り難い話を断る理由はないわ。是非来てくれていいわよ。私も会いたいわ。ねっ、さとみ」
杏崎「はい。みんなも喜ぶと思います。まぁ、なんだかんだで、トーヤ君が一番嬉しいんじゃないですか」
氷室「ふふふ。ああ見えて、結構寂しがり屋さんだからね。彼は」
石井「そっか。よかった。哀川と拓にも言っとくわ。あんまりガチで誘うとすんげ〜怖い二人がいんだけどよ(笑)」
氷室「あっ、私もその二人知ってるよ。バスケが上手い女の子でしょ。司令塔とシューターね」
ウインクする氷室
石井・土橋・杏崎は笑っている
******************************
その頃
ガン 3Pが外れた
秋吉「森高、フリーで3P外してたら、哀川君に笑われるよ」
森高「ごめぇ〜ん。むっちゃん」
ガン
秋吉「・・・・」
森高「フリーでレイアップ落としてたら、6月に藤原君返ってこないよ・・・」
秋吉「ごめん、森高」
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DEARBOYS NEXT
何クオーターやっただろうか。選手達も疲労で覚えていない状態。
全く疲れていないのは一人だけだった
柏木「さとみさ〜ん、今のダンク見てくれましたぁ〜」
杏崎「だから、シュートを決めたら急いで戻って下さい」
柏木「はい!!」
ダダダダダ!
ダッシュで戻る柏木。
しゃべってスタートが遅れたのに一番に戻るスピード。もうすぐ4時間になろうかという練習であるが、スタートから全くスピードが落ちないのは、ヤンキーだけであった。
氷室(なんて、体力なの。あの子)
杏崎(ヘラヘラしているけど、すごい体力だわ)
↑柏木がヘラヘラしているように見えるのは杏崎だけ
四井(あのヤンキー、どんなけ体力あるんだ?さすがの俺もバテてきたのに)
トーヤ(ヤンキーってタバコ吸ってて体力がないイメージがあるんだけど、みっちゃんの体力は底なしだな)
湯川(・・・)さすがに疲れが見える湯川。ここでも柏木には興味がない・・・
榎本や紅林や近藤は、レギュラーチームの中でも試合時間が短いにも関わらず、既に膝が震えていた。
Bチームでまだ余裕があったのは、石井と土橋のみで、他のメンバーは既に限界に近付いていた。
今は氷室と杏崎で練習試合を見ている石井
石井「なぁ、先生。Aチーム本当に強いじゃん。ちょっとびっくりしたぜ」
氷室「そうでしょ。去年に負けないチームを作るわよ」
石井「これ、練習相手が必要になるかもな。Bチームじゃ少し頼りない感じが・・・」
杏崎「はい、石井さんの言う事も一理あります。控えとレギュラーの差が開いているのも今の瑞穂の弱点です」
氷室「まぁ、この試合形式の練習をしたのは、それを理解するためでもあるのよ。それにあなた達と練習する事で、AチームにもBチームにも良い影響があるからね」
石井「そうだな。練習試合の果てに覚える事かぁ。もっと練習しなきゃな」
杏崎「はい。勿論です」
コート上では着実に点を入れているAチーム。Bチームの疲労も影響しているが、パスワークでのオフェンスを意識しながら点を追加していた
ぼぉ〜っと、見ている石井。
そして練習が終わり、後片付けが行われ、後輩達も石井と土橋にお礼を言っていた
体育館を後にしようとするバスケ部。
居残り組はシュート練習を始めている(石井・土橋以外全員)
石井「ああああああ〜〜〜〜」
氷室・杏崎「びっくりした。何?どうしたの?」
石井「あっ、いや、別に。」
杏崎「どうしたんですか?」
石井「哀川から連絡があってよ、6月前くらいに拓とこっちに遊びに来るってよ。3泊くらいするって言ってたから、一緒にバスケしないか?って」
杏崎「そうなんですか?」
石井「その時、瑞穂の体育館とか、借りれられないかなぁ〜なんて冗談で言ってたんだけどよ、もし、一緒に練習できそうならどうだ」
氷室「・・・そんな有り難い話を断る理由はないわ。是非来てくれていいわよ。私も会いたいわ。ねっ、さとみ」
杏崎「はい。みんなも喜ぶと思います。まぁ、なんだかんだで、トーヤ君が一番嬉しいんじゃないですか」
氷室「ふふふ。ああ見えて、結構寂しがり屋さんだからね。彼は」
石井「そっか。よかった。哀川と拓にも言っとくわ。あんまりガチで誘うとすんげ〜怖い二人がいんだけどよ(笑)」
氷室「あっ、私もその二人知ってるよ。バスケが上手い女の子でしょ。司令塔とシューターね」
ウインクする氷室
石井・土橋・杏崎は笑っている
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その頃
ガン 3Pが外れた
秋吉「森高、フリーで3P外してたら、哀川君に笑われるよ」
森高「ごめぇ〜ん。むっちゃん」
ガン
秋吉「・・・・」
森高「フリーでレイアップ落としてたら、6月に藤原君返ってこないよ・・・」
秋吉「ごめん、森高」
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大阪に住まれているんですね。まさに舞台にしてしまいました(笑)
登場、もうしばらくお待ち下さい!更新していきまーす。
イメージ関西弁、すみません(反省)
あの方々が登場するのですね♪待ってましたー!
あ、もちろん瑞穂のお話しもめちゃめちゃ楽しんで読んでいましたよ。笑
哀ちゃんたちが戻ってくるのですね〜
わたしは大阪在住なので、関西から哀ちゃんたちが離れてしまうのはさみしい気もしますが‥(´・ω・`)
麻衣ちゃんとむっちゃんのためならガマンします!笑