2016年07月31日
ディアボーイズの続きが見てみたい84話 〜昼休み〜
石井と土橋と練習試合をしてから3日後
瑞穂高校昼休み
トーヤ「あ・ん・ざ・き」
杏崎「ん?なんだ。トーヤ君か」
トーヤ「なんだ。とは、なんだよ」
杏崎「えっ、別に深い意味はないけど・・・」
トーヤ「年頃の男の子は何気ない一言でも、傷ついてしまうもんなんだぞぉ〜〜」
杏崎「えっ、トーヤ君も傷つく事あるの?」
トーヤ「・・・あのね・・・俺だって夜一人で落ち込む時あるよぉ〜。地球の未来の事とか考えると、何も食べられない時だってあるんだぞ・・・」
杏崎「・・・」
トーヤ「何、その冷ややかな目。はい、トマトジュースやるよ」
杏崎(あっ、出たトマトジュース)
トーヤ「何だ、その疑いの目・・大丈夫、今日のはちゃんと冷えてっから」
杏崎「あ、いや、ありがとう」
トーヤ「もしかして前、ぬるいトマトジュースを渡したから怒ってんだろ。あれから反省して、冷えたトマトジュースを渡そうってずっと考えていたんだぞぉ〜」
杏崎(思いついた事を適当に言ってる・・・)
杏崎「どうしたの?急に」
トーヤ「急にって・・・マネジャーに話し掛けにきたら駄目なのかよぉ」
杏崎「いや、そういう意味じゃ・・何か用があるのかなって」
トーヤ「あっ、やっぱバレた?」
杏崎(あなたの様子で気付かない人はいないと思うけど・・・)
トーヤ「石井さん達との練習で思ったんだけどさ。どっかと練習試合出来ないかなって思ってさ。ほら、一応インターハイを制覇して、新人戦もいいとこまでいったじゃん。2位だけど・・・」
杏崎「そうだね。練習相手が必要だね。でも、その事なら氷室先生が既に動いてくれているよ」
トーヤ「え・・・」
杏崎「あの練習を見て、試合数をこなす必要があると感じたみたいなの。既に練習試合を組むために相手校を探すってさ。うちと試合をしたい学校は多いみたいだから、探すのにはそんなに苦労しないって。でも・・・」
トーヤ「でも、氷室先生だからそんな簡単には決めない。今のうちよりも力のあるチーム。もしくは、刺激できる対戦相手じゃなきゃ認めないってか」
杏崎「えっ、あっ、うん。さすがトーヤ君。よくわかってるじゃない」
トーヤ「氷室ティーチャーはドSですからねぇ。考えている事はよくわかるよ」
杏崎「うん。だから練習相手の事は心配しなくても大丈夫だよ」
トーヤ「そっか」
二人が会話していると、教室の外から杏崎へ視線を送っている人物がいた。
柏木(うううう・・・・トーヤンめ。またキャプテンの座を利用してサトミさんと話をしているな。ここは俺も一つ自然に・・・)
柏木「や、やぁ。お二人さん。今日も良い天気だねぇ」
トーヤ・杏崎「・・・・」
トーヤ「どったの?みっちゃん」
柏木「ああ、いや、別に。良い天気だと思ったから」
杏崎「・・・」
柏木(うううう、しゃべらないサトミさんも、またかわいい・・・)
頬を赤くする柏木
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン!!
杏崎「あっ、チャイムだ。次の授業の用意をしなきゃ。じゃあ、また放課後ね。トーヤ君。柏木君」
トーヤの胸ぐらを掴む柏木
柏木「ぬわわあああああ〜。何故トーヤンばっかり。俺だってちょっとぐらいしゃべりたいんだぁ〜」
トーヤ「と・と・と・ストップ、みっちゃん、苦しい・・・」
手を放す柏木
トーヤ「って、みっちゃんチャイムぎりぎりに来てそれはないっしょ」
柏木「う〜〜〜すまん」
トーヤ「そういえば、この間のバスケの試合は誘えたの・・・」
柏木「試合を調べていて部活を遅刻して、言えなくなっちまった」
トーヤ(ああ、あの時か)
柏木「今度、宇都宮で元NBA選手のいるチームと関西の何とかっていうチームの試合があるんだ。それを見に行こうかなって思って」
トーヤ「ああ、いいじゃん。それだ。それ誘ってみ」(関西のチーム?もしかして)
柏木「よし、チケットを抑えてにいかなくては」
トーヤ(保科さんのチームか?みっちゃんに行かせたら乱闘になる気がする・・・)
DEARBOYS NEXT
瑞穂高校昼休み
トーヤ「あ・ん・ざ・き」
杏崎「ん?なんだ。トーヤ君か」
トーヤ「なんだ。とは、なんだよ」
杏崎「えっ、別に深い意味はないけど・・・」
トーヤ「年頃の男の子は何気ない一言でも、傷ついてしまうもんなんだぞぉ〜〜」
杏崎「えっ、トーヤ君も傷つく事あるの?」
トーヤ「・・・あのね・・・俺だって夜一人で落ち込む時あるよぉ〜。地球の未来の事とか考えると、何も食べられない時だってあるんだぞ・・・」
杏崎「・・・」
トーヤ「何、その冷ややかな目。はい、トマトジュースやるよ」
杏崎(あっ、出たトマトジュース)
トーヤ「何だ、その疑いの目・・大丈夫、今日のはちゃんと冷えてっから」
杏崎「あ、いや、ありがとう」
トーヤ「もしかして前、ぬるいトマトジュースを渡したから怒ってんだろ。あれから反省して、冷えたトマトジュースを渡そうってずっと考えていたんだぞぉ〜」
杏崎(思いついた事を適当に言ってる・・・)
杏崎「どうしたの?急に」
トーヤ「急にって・・・マネジャーに話し掛けにきたら駄目なのかよぉ」
杏崎「いや、そういう意味じゃ・・何か用があるのかなって」
トーヤ「あっ、やっぱバレた?」
杏崎(あなたの様子で気付かない人はいないと思うけど・・・)
トーヤ「石井さん達との練習で思ったんだけどさ。どっかと練習試合出来ないかなって思ってさ。ほら、一応インターハイを制覇して、新人戦もいいとこまでいったじゃん。2位だけど・・・」
杏崎「そうだね。練習相手が必要だね。でも、その事なら氷室先生が既に動いてくれているよ」
トーヤ「え・・・」
杏崎「あの練習を見て、試合数をこなす必要があると感じたみたいなの。既に練習試合を組むために相手校を探すってさ。うちと試合をしたい学校は多いみたいだから、探すのにはそんなに苦労しないって。でも・・・」
トーヤ「でも、氷室先生だからそんな簡単には決めない。今のうちよりも力のあるチーム。もしくは、刺激できる対戦相手じゃなきゃ認めないってか」
杏崎「えっ、あっ、うん。さすがトーヤ君。よくわかってるじゃない」
トーヤ「氷室ティーチャーはドSですからねぇ。考えている事はよくわかるよ」
杏崎「うん。だから練習相手の事は心配しなくても大丈夫だよ」
トーヤ「そっか」
二人が会話していると、教室の外から杏崎へ視線を送っている人物がいた。
柏木(うううう・・・・トーヤンめ。またキャプテンの座を利用してサトミさんと話をしているな。ここは俺も一つ自然に・・・)
柏木「や、やぁ。お二人さん。今日も良い天気だねぇ」
トーヤ・杏崎「・・・・」
トーヤ「どったの?みっちゃん」
柏木「ああ、いや、別に。良い天気だと思ったから」
杏崎「・・・」
柏木(うううう、しゃべらないサトミさんも、またかわいい・・・)
頬を赤くする柏木
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン!!
杏崎「あっ、チャイムだ。次の授業の用意をしなきゃ。じゃあ、また放課後ね。トーヤ君。柏木君」
トーヤの胸ぐらを掴む柏木
柏木「ぬわわあああああ〜。何故トーヤンばっかり。俺だってちょっとぐらいしゃべりたいんだぁ〜」
トーヤ「と・と・と・ストップ、みっちゃん、苦しい・・・」
手を放す柏木
トーヤ「って、みっちゃんチャイムぎりぎりに来てそれはないっしょ」
柏木「う〜〜〜すまん」
トーヤ「そういえば、この間のバスケの試合は誘えたの・・・」
柏木「試合を調べていて部活を遅刻して、言えなくなっちまった」
トーヤ(ああ、あの時か)
柏木「今度、宇都宮で元NBA選手のいるチームと関西の何とかっていうチームの試合があるんだ。それを見に行こうかなって思って」
トーヤ「ああ、いいじゃん。それだ。それ誘ってみ」(関西のチーム?もしかして)
柏木「よし、チケットを抑えてにいかなくては」
トーヤ(保科さんのチームか?みっちゃんに行かせたら乱闘になる気がする・・・)
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